KHAOS
2020.04.25
#MOVIE

2R、リング中央に立つのは岡嶋。1Rに続きお互い右ローを当て合う。岡嶋は前蹴りも突き刺し、そしてそこから右クロスの連打で襲う。岡嶋は距離が掴めてきたか、ヒザ蹴り、前蹴り、右ストレートと当てる。だが、秀樹も左右のフックをヒット。両者攻防に激しさを増し、岡嶋は跳びヒザを放ってストレート、しかし秀樹もそこをフックのカウンターで狙っていく。
3R、秀樹は構えをサウスポーに構えて向かう。岡嶋は右ミドル、前蹴りを飛ばして秀樹を懐に入れさせない。左ボディストレート、左ローと入れる秀樹だが、岡嶋はそこを右ストレートを伸ばしてとらえる。ラウンド終盤、岡嶋は跳びヒザで入り、そこから右ストレートを繋ぐとこれでダウンを奪取。秀樹は立ち上がるも終了のゴングが打ち鳴らされる。判定は30-27、30-27、30-27の3-0で岡嶋。デビュー戦を勝利で飾った。
■試合後の岡嶋形徒のコメント
「(試合を振り返って?)ハズレのない試合をするとか言っといて、全然試合がおもしろくなくて…次からの課題になりました。(対戦相手の印象は?)パンチがあって、気持ちが強かったなと思います。(今後の目標)とりあえず負けないです。俺が一番強くなるので見ていてください」
稲垣のマイク
「押忍、まずはご来場のみなさま、僕のチケットを買ってくださったみなさま、ありがとうございます。チームレオンは今年の1月に新しくできて僕がプロ1号で2号はラウェイ王者の金子選手だったり、もっと強い選手もいます。僕のお兄ちゃんは次の格闘代理戦争に出て、僕より強いと思っているので、稲垣兄弟これからお願いします」
■試合後の稲垣柊のコメント
「(試合を振り返って?)仕事も辞めて、この試合に賭けていたので勝ててよかったです。(対戦相手の印象は?)蹴りが重かったです。(今後の目標)これからもどんどんがんばっていきます、応援よろしくお願いします」
2R、勇治は右ミドル、右インローと放って入らんとするが、此尾が左ストレートからヒザ蹴りを繋いで圧力をかける。逆に勇治が出てくると、此尾は左ストレートでカウンター。勇治がパンチを振るって出ても、此尾はバックステップして対処し間合いを保つ。此尾はリーチを活かした攻めを展開し、ヒザ蹴り・ハイキックと飛ばす。ワンツーからミドルを繋ぐ勇治だが、ここは此尾に組みつかれて押さえられる。
3R、勇治は1・2Rより此尾に対し踏み込みを強める。だが此尾もこのラウンドは下がらず応戦し、ボディストレート、勇治が入ってきたところにヒザを打ち込む。此尾はこのヒザを勇治を掴みながら放ってしまいレフェリーから注意を受ける。劣勢の勇治は右ストレート、左フックとパンチに力を込めるが、此尾はやはりバックステップしてかわし、左ストレートの上下打ち、ハイキックと勇治を襲う。勇治はクリンチしてこらえるもレフェリーから注意を受ける。
判定は30-27、30-27、30-27の3-0で此尾。K-1 JAPAN GROUP参戦前に2つのベルトを巻いている勇治を破ってデビュー白星を飾った。
■試合後の此尾昂希のコメント
「(試合を振り返って?)やっぱりスパーリングと試合じゃ全然違いますね。試合は難しいなって。相手も本気で倒しに来てるので。今日はいい経験ができました。本当は倒したかったんですけど、倒せてないので、次は今日の経験を踏まえて考えていきます。(対戦相手の印象は?)勇治選手は強かったですね、気持ちが強くて。効いてるパンチも蹴りもあると思ったんですけど、僕の当てる場所が悪いのか、勇治選手の気持ちが強いのかわからないですけど、倒れなくて。凄く気持ちの強い選手でした。(今後の目標)反省点しかないんですけど、勝てたことは最低ラインの合格だと思うので、ここからステップアップできるようがんばります。応援よろしくお願いします。」
2R、久保は右ミドルを連続で当てる。そして目黒に左フックもヒット。久保は次第に攻撃が当たり始め、右ストレート、左フックと目黒をとらえる。だが目黒も左ミドル、顔面前蹴りで反撃する。左フック・右ストレートの久保に、目黒は左ストレートで応戦。久保が盛り返して2Rを終える。
3R、久保は右ミドル、跳びヒザ、右ストレートと猛攻。だが目黒もこれに押されず、左ミドル、左ストレートでやり返す。依然勢いを落とさない久保は、目黒の左ミドルを浴びても後退しない。馬力を発揮して目黒をロープ・コーナーに詰める。目黒はミドルから出て行かんとするのだが、久保を圧力を落としておらず下がらせることができない。判定は30-28(目黒)、29-29、29-29で目黒に1票入るもドロー。延長戦に突入となる。
延長R、久保はやはりリング中央に立ち圧力を掛けんとする。目黒はこれに対しミドル、ボディへのヒザと久保に放つ。前に出てこようとした目黒に久保は右スイングフックをヒット。目黒もしかし左フックを当て返す。久保は左フックから跳びヒザにつなげる。目黒が左スイングフックを放つが、久保は下がらない。目黒、久保とお互いに跳びヒザを放ち、両者ストレートを打ち合って終える。判定は3者10-9で久保。K-1選抜に初の白星をもたらした。
■試合後の久保一馬選手のコメント
「(試合を振り返って?)この試合に向けて、凄くたくさんの時間を使って準備してたんですけど、1R目から練習していたことが、相手選手に技術があって、思うように出せなかったんですけど、最終的には気持ちの勝負で勝利をもぎ取れたと思います。(対戦相手の印象は?)技術も気持ちの強さもどっちも兼ね揃えていて。今回がプロデビューの選手でしたけど、そう思えないくらいの実力を持っていて。これから恐ろしい選手だなと思いました。(今後の目標)K-1 JAPAN GROUPの試合に出させていただいてるからには、K-1のリングが一番の目標なので、K-1のリングで勝ちたいというのが絶対にあります」
2R、前に出てプレッシャーを掛けていく北村だが、提髪は正面衝突せずに周囲を回り、後ろ回し蹴り、右ローと当て、パンチもボディストレート、左フックと北村にヒットを重ねていく。リーチでは北村が優るが、提髪はそれを感じさせずヒットを上げていく。リングを回り、北村が前に来るところを右クロス、左フックと当てる。
3R、後のない北村は挽回へ前に出る。そして左ボディを提髪に効かせる。北村にペースが傾き、提髪にヒザを突き刺す。しかし提髪も接近戦で左フック、右ストレートで迎え撃つ。北村の右ストレートを浴び、ややフラつく提髪。北村は勢いを増してきて、左フック・右ストレートと提髪を襲うもダウンを奪い返せない。判定は29-27、29-26、29-26の3-0で提髪。K-1選抜が2勝目を上げ、提髪もプロ初勝利となった。
■試合後の提髪和希選手のコメント
「(試合を振り返って?)1Rは練習通りだったんですけど、2~3Rが取られて。ダウンがなかったら負けていたんで、素直に喜べないです。(対戦相手の印象は?)圧力凄いんだろうなと思ってたんですけど、こっちの攻撃が当たっても倒れないし、気持ちで前に出てくるし。気持ちでは負けてましたね。(今後の目標)地元が愛知なんで、K-1名古屋大会に出たいっていうのはあるんですけど。代理戦争が発表されて、僕はまだプロ2戦なんで、出られる資格はあると思うので、代理戦争にも出たいですね」
2R、内田はリズミカルに左右の蹴りを飛ばすが、榊原は内田のボディにパンチを入れる。内田は蹴りを多用しこれを当てることで榊原にパンチの距離を与えていない。榊原のパンチを被弾しても内田は頭を動かし衝撃を受け流している。内田の空振り直後にストレートを当てた榊原だが、その後は内田がフットワークとミドルで追撃と大きなダメージを負わない。
3R、榊原は倒さんと前に出てくる。そしてストレート、バックブローと放つが、内田は動揺せずに左ミドルを主体とした攻め。榊原はロー、ミドルと蹴りを散らし、そこから左フック。さらに足払いを決め内田を転倒させる。内田のわき腹に左ミドルを決め、榊原はこれで失速を呼び込む。そこからジワリジワリと攻撃を加えていき、ボディストレートと前蹴りでダメ押し。最後の最後で内田からダウンを奪って試合を終える。判定は30-26、30-26、30-27の3-0で榊原。格闘代理戦争チームに勝ち越しとなる白星をもたらした。
■試合後の榊原達也選手のコメント
「(試合を振り返って?)代理戦争のときと違って、やっぱりプロのリングというのは緊張感や背負ってるものが違ったので、いつもどおりの動きはできなかったんですけど勝てたのでよかったです。(対抗戦は試合に影響するものがあった?)代理戦争に出させていただいて、ふつうの選手とはデビューの仕方が違って、脚光を浴びてのデビューだったのでプレッシャーはありました。(今後の目標)いまのままじゃ、KRUSHやK-1ではまだまだ活躍できないと思うので。もっともっと経験を積んで、練習して監督であった木村"フィリップ"ミノル選手のように活躍できるなようになりたいです。(対戦相手の印象は?)自分が狙ってる技が通用しなかったので、研究してたのかなって思います」
2R、両者気の強さを見せ、蹴り合いでは一歩も引かない。橋本が前に来たところへ松本は右ストレートのカウンターを合わせる。これに対し松本は右ミドルの後で右ストレートをヒット。松本はリング中央に陣取り、橋本が出てきても受け止めて押し戻す。ミドル・ハイと蹴りを飛ばす松本。
3R、松本は一瞬サウスポーになるもオーソドックスに戻る。これに対し橋本は右ジャブを当て、続いて左ストレートをヒット。当てる感覚を掴んできたか、続いてまた左ストレートを当て、松本を一瞬グラつかせる。松本はミドルから反撃に転じるが、橋本はそこに左ストレート、左フックとパンチのカウンターを狙う。前に来る松本を橋本は押し戻す。松本が右ストレートでとらえれば、橋本も左フック、右フックと当て返す。判定は30-29(橋本)、29-29、29-29で橋本に1票入るもドロー。延長戦に突入となる。
延長R、両者まずはリング中央で蹴り合う。橋本が右フック・左ストレートと当てるが、松本も左フックを当て返す。距離をあけパンチ主体の橋本に対し、松本は蹴りを交えて応戦する。橋本は距離を蹴りを誘い、松本が蹴ってくるとパンチのカウンターを合わせる。橋本はプッシングで松本を押して左ミドル。だが松本は残り30秒から左右フックでヒットを上げる。これに橋本も左ストレートを当て返して試合を終える。
判定は10-9(松本)、10-9(橋本)、10-9(松本)の2-1で松本。大接戦を制して勝利した。
松本のマイク
「こんにちは、シルバーウルフの日向です。今日はたくさんの応援ありがとうございました。対戦相手の実生くんはにはずっと負けたくないって思っていたし、この試合をしたくて、でもプロになれるか分からなくて、でもやりたかったから、ジムの人たちが背中を押してくれて、部活のみんなもやってきなって言ってくれて、地元の友達も動画を作ってくれたり、すっごい感謝してます。練習キツかったけど、まだまだ強くなりたいし、後輩の夏輝と次は一緒に勝ちたいし、僕は格闘代理戦争で知ってもらえて、今度シーズン5がやるんで、みんな是非申し込んでチャレンジしてみてください。一歩踏み出すのが大事なので。今日はみんながTシャツきてくれて頼もしかったし、ありがとうございました」
■試合後の松本日向選手のコメント
「(試合を振り返って?)ちょっと考えすぎちゃったかなというのはあると思います。もっとガッツリ来られると思ってたんですけど、意外と相手が距離を取るタイプだったので。これ、出なきゃやられるなと思って、最後出始めたという感じでした。もっと前に出られたかなと思います。(延長を制した要因は?)正直、気持ちかなってっていうのがあって。判定の前からセコンドに延長あるぞって言われて。正直、勝ったと思ったんですけど、決め手がなかったとも言われて、そう思ったので。(延長は)なんとか前に出なきゃっていうのだけでしたね。
(対抗戦の勝ち星の数は影響するものは?)正直なくて、自分がやる前から負けちゃってたので。敵チームなんですけど、(北村)夏輝が負けてたのが悔しくて。ふだんから一緒に練習してるので、夏輝がダウン取られると思ってなくて。だから、自分も気を引き締めないと、このままじゃ終われないなっていうのは思いましたね。(今後の目標)もっと強くならなきゃダメだなって思いました。ジムも入ったばかりなのに面倒見てもらって、セコンドもふだんならありえないメンバーがついてくれて。心強かったから、もっとがんばんなきゃなと。今回、注目が先で実力がついてこないとこの先、ダメだと思うので。期待度を上回るように、もっと練習しなきゃなって思いました。
(橋本はライバルになる?)いつでもまたやりたいです。5月に負けてからずっとそのことばっかり考えていて。こんな早く当たると思ってなかったですけど、絶対に負けたくないと思って。だから、これからもいつも(自分の中の)どこかにいると思います。(大学3年生でこれから就職活動もあると思うが、どう考えている?)いま目の前にあることを真剣にやれと言われていて。就活を理由に練習を休むのも好きじゃないし、いままでずっと両立してきたので。就活もすると思うんですけど、それでもどこまで自分ができるかやってみたいですし、まだ未定です。がんばります」
■試合後の橋本実生のコメント
「(試合を振り返って?)ただ単に相手の方が強かっただけです。(延長に入ってどう戦おうと思った?)正直、延長に入ったら絶対に負けないという気持ちがあったんですけど。でも、全然悔いはないです。全部出しきって負けたんで、相手の方がが強かったです。(また色んな場面で松本選手とやりそうだなという予感は?)別にいま、もう一回リベンジしたいという気持ちは特にないですけど、ゆくゆく考えていきたいと思います。デビュー前にも関わらず、K-1の方や雑誌の方に取材してもらって感謝して、それも背負ってリングに上がったんですけど。すいませんとしか言いようがないです」
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