大会情報

  • 日程 2021年09月20日(月)
  • 会場 横浜アリーナ
  • 開催日時概要

    12:30開場/プレリミナリーファイト開始12:45/本戦開始13:15

大会概要

  • 主催・後援

    ◆主催・著作 K-1実行委員会
    ◆企画・制作 株式会社M-1スポーツメディア
    ◆後援 日刊スポーツ新聞社/スポーツニッポン新聞社
    ◆協力 テレビ神奈川
    ◆運営 株式会社グッドルーザー

  • アクセス

    横浜市港北区新横浜3丁目10番地 tel. 045-474-4000
    ※横浜市営地下鉄ブルーライン『新横浜駅』7番出入口より徒歩4分
    ※JR新幹線『新横浜駅』東口より徒歩5分
    ※JR横浜線『新横浜駅』北口より徒歩5分

対戦カード

プレリミナリーファイト/K-1ウェルター級/3分3R


清水 卓馬 Shimizu Takuma

プレリミナリーファイト/K-1ウェルター級/3分3R

  • ●
  • KO
    • 2R 2分10秒
  • ×
x

小林 孝彦 Kobayashi Takahiko

 1R、ボクシングでのキャリア(9勝7KO)を経てこれがK-1デビュー戦となる小林は踏み込んでの左フックを振るい、続いて左ボディフックを効かせる。清水はこれにローキックで対抗。右ロングフック、左アッパーと迫る小林。再び左ボディフックを清水に効かせる。

 2R、清水はローとカーフキックを蹴り分ける。だが小林もロングレンジからヒットを狙って左フック、右ストレートを振るう。右ローを入れた小林は踏み込んでの右ストレートを当てダウンを奪取。
 立ち上がった清水はバックブローなど反撃するが小林はブロックした後で再び右ストレートを打ち込み、K-1デビューをKOで飾った。

【株式会社メディオック Presents】K-1 WORLD GP第2代ウェルター級王座決定トーナメント・リザーブファイト/3分3R・延長1R


ダルビッシュ黒木 Darvish Kurogi

【株式会社メディオック Presents】K-1 WORLD GP第2代ウェルター級王座決定トーナメント・リザーブファイト/3分3R・延長1R

  • ●
  • KO
    • 1R 2分45秒
  • ×
x

大久 和輝 Daiku Kazuki

 1R、大久は開始から左フック、右ストレートとパワフルにパンチを振るい、左フックからの右ストレートでダウンを奪取。
 黒木が立っても大久は右ロー&左右の強打、ボディ打ち、右ミドルと効かせていく。打ち返す黒木だが、大久は止まらず右ロー、右ストレート。回復してきた黒木は前に出るが、そのパンチの内側を大久が右ストレートで打ち抜き、黒木はダウン。大久がリザーバーの権利を得た。

第1試合/【株式会社メディオック Presents】K-1 WORLD GP第2代ウェルター級王座決定トーナメント・一回戦(1)/3分3R・延長1R


小嶋 瑠久 Kojima Ruku

第1試合/【株式会社メディオック Presents】K-1 WORLD GP第2代ウェルター級王座決定トーナメント・一回戦(1)/3分3R・延長1R

  • ●
  • 判定
    • 0-3
      29:30/28:30/28:30
  • ×
x

寧仁太・アリ Ayinta Ali

 小嶋はK-1アマチュア全日本大会優勝、K-1甲子園準優勝を経てプロとなり、2019年から20年に掛け連敗を喫したが、PURGE TOKYOに所属を変え、今年4月復活勝利をKOで飾った。

 対する寧仁太はガーナ人の父と日本人の母を持ち、デビューからここまで5戦5勝4KOと無敗の超新星。前戦では元Krushウェルター級王者の山際和希に勝利している。

 1R、両者オーソドックスで寧仁太が右ストレートを当てれば小嶋も右フックをヒット。開始から両者打ち合いを展開。連打に来た小嶋に寧仁太は右ストレートを側頭部に打ち込みフラつかせる。しかし小嶋は持ち応え、アッパー、ボディ打ちを交えたコンビ—ネーションで迫るが、寧仁太はガードが固く破らせない。飛びヒザ、右ストレートで攻める寧仁太。

 2R、小嶋はパンチから右ローに繋げる。そして顔への後ろ回し蹴りを連発。寧仁太はこれをブロックし、接近戦で真下からアゴへのヒザを突き上げる。ヨロめくが持ち応える小嶋。小嶋は脚への後ろ回し蹴りを見せ対抗する。これに寧仁太はまた下からのヒザを突き上げる。

 3R、右ローで寧仁太を揺るがせる小嶋。寧仁太は前進して間合いを潰し、左ボディフック。小嶋も右ストレートを1発、2発と当てていく。だが寧仁太も右ストレートを当て返す。接近戦での右ショートストレートを効かせる寧仁太。アゴを跳ね上げられる小嶋だが、右ローを返し、右ストレートで反撃する。寧仁太が左ハイ、小嶋がバックスピンキックを繰り出し終了。判定は30-29、30-28、30-28の3-0で寧仁太。削り合いを制して準決勝に上がった。

■小嶋瑠久の試合後のコメント
「(試合の感想は)悔しいです、とりあえず。(相手の印象は)大きかったですね、やっぱり。今回、1階級上げてのチャレンジだったんですけど、自分的にはもっと……勝てると思って、勝ちにいったんですけど、やっぱ体格差が出ちゃいましたね。やっぱりすごく強くて、大きかったっていう印象ですね。

(どういう作戦で?)もっとプレッシャーで押し込めるかなと思ったんですけど、僕が小さかったんで、あまりかけられず。相手もあまり動じなかったので、ちょっと予想と違ったなっていうのがあって、そこでちょっと崩れちゃいました。(相手の攻撃は?)一発一発が、65kgの選手よりも重いですね。(今後の階級は?)適正は65kgなので、65kgで試合していきたいです。今日はすごくいい経験になりましたが、適正は65kgです。ウェルターでも通用するように、もっと日々頑張っていきます。

(ファンにメッセージを)今日はトーナメントに出場させていただいて、1回戦負けという結果なんですけど、ホント、まだまだこれから自分は上がっていくんで。まだまだ強くなれるし、適正の65kgでももっとすごい試合を見せられると思うんで。チャンピオン目指して、変わらずに頑張っていきます。応援よろしくお願いします」

第2試合/【株式会社メディオック Presents】K-1 WORLD GP第2代ウェルター級王座決定トーナメント・一回戦(2)/3分3R・延長1R


野杁 正明 Noiri Masaaki

第2試合/【株式会社メディオック Presents】K-1 WORLD GP第2代ウェルター級王座決定トーナメント・一回戦(2)/3分3R・延長1R

  • ●
  • KO
    • 1R 2分10秒
  • ×
x

FUMIYA Fumiya

 鉄壁のディフェンスと殺傷力ある攻撃を併せ持ち“怪物”の異名を取る野杁はスーパー・ライト級に続いての2階級制覇を目指す。対するFUMIYAは水泳でジュニアオリンピック出場、陸上でも関東大会出場を果たした“ハイパーバトルアスリート”。勝っても負けてもKOという超激闘派でトーナメントに波乱を狙う。

 1R、FUMIYAが飛びヒザで奇襲も野杁は慌てず、右クロスを打ち込みFUMIYAをグラつかせる。野杁はFUMIYAをロープに詰めて左ボディフック。FUMIYAも後ろ回し蹴り、バックブローと繰り出すがブロックされる。そして野杁は右ヒザからの左ストレートで打ち抜きダウンを奪取。フィニッシュに向かった野杁は気を緩めずFUMIYAのパンチをブロックし、再びヒザから左右フックを繋ぎ、最後は右フックで刈り取りKO勝利した。

■FUMIYAの試合後のコメント
「(試合の感想は)野杁選手は昔から憧れの選手だったので、そういう選手と試合できたことに感謝ですね。野杁選手とK-1に感謝です。試合を終えて、やっぱ強かったなというのがありますね。ダウンをもらったストレートは正直見えなかったので、すごく速かったです。強かったです。

(攻撃を出しての感触は?)攻撃を出して、『あ、これは当たるな』と。バックハンドブローとかも当てられたし、バックスピンキックも当たったので、『これはいけるかもしれないな』というのが自分の中ではあったんですけど、ストレートの対応ができなかったなと思います。

(ファンにメッセージを)応援していただき、ありがとうございます。1RKOで負けてしまったんですけど、今回の試合で野杁選手とやって得たものはものすごくいっぱいあるので、また野杁選手と試合ができる時までにもっともっとトレーニングして、また次の次のステップまで頑張ってしっかり練習していきますので、応援よろしくお願いします」

第3試合/【株式会社メディオック Presents】K-1 WORLD GP第2代ウェルター級王座決定トーナメント・一回戦(3)/3分3R・延長1R


安保 瑠輝也 Anpo Rukiya

第3試合/【株式会社メディオック Presents】K-1 WORLD GP第2代ウェルター級王座決定トーナメント・一回戦(3)/3分3R・延長1R

  • ●
  • KO
    • 1R 0分31秒
  • ×
x

アラン・ソアレス Alan Soares

 安保は“デモリッションマン”の異名を取る元スーパー・ライト級王者。階級を上げ2戦目となる今大会で、野杁と同じく2階級制を狙う。ソアレスは16戦13勝の戦績と67㎏級で2つの王座を持つ選手。今回がK-1初参戦となる。

 1R、安保は左ミドルを打ち込み、続けて2段蹴り式の左ハイでダウンを奪取。ダメージの残るソアレスに安保は左ミドルから左フックを打ち込み、わずか31秒でKOに沈めた。

■アラン・ソアレスの試合後のコメント
「(試合の感想は)K-1という最大の立ち技格闘技の大会に参加することができて、とてもうれしいが、ベストを出すことができなくて残念だ。(相手の印象は)安保がとても強くてスピードのある選手だと分かっていて、彼に対応できるようにたくさん練習もしてきたが、今日はちょっとうまくできなくて、そこが残念だ。なので安保選手にはこの後、準決勝、決勝と頑張っていただきたいと思う。

(最初のキックのダメージが大きかった?)蹴られた時はあまり感じなかったんですが、全てにおいてうまくコンディションが合わなかったために、ダウンを取られたのだと思う。(ファンにメッセージを)ブラジルで、そして日本のブラジル人で僕を応援してくれた方々、とてもうれしく思います。ありがとうございます。今後、もっと練習して次はチャンピオンになりたいと思うので、これからも応援よろしくお願いします」

第4試合/【株式会社メディオック Presents】K-1 WORLD GP第2代ウェルター級王座決定トーナメント・一回戦(4)/3分3R・延長1R


松岡 力 Matsuoka Riki

第4試合/【株式会社メディオック Presents】K-1 WORLD GP第2代ウェルター級王座決定トーナメント・一回戦(4)/3分3R・延長1R

  • ●
  • KO
    • 2R 3分0秒
  • ×
x

マキ・ドゥワンソンポン Maki Dwansonpong

 松岡はパンチと蹴りを兼ね備え“変幻自在のテクニックマスター”の異名を持つ現Krush王者。

 対してマキは8歳からムエタイを始め、ここまで108戦の戦績。強烈なフックとローを武器とし、好戦的なファイトスタイルを持つ。

 1R、松岡はリング中央に立ち、前蹴り・右ハイキック。マキもじっくり見ていたが、松岡は右ミドルから連打を繋いで猛攻。マキは一瞬体が横向きとなる。ジャブ、右ミドル、前蹴りと着実に決めていく松岡。

 2R、前に出ようとするマキだが、松岡はジャブと前蹴りでストップする。マキは右ミドル、右ローから打開せんとする。しかし接近戦では松岡が左右フック、左右のアッパーとパンチをまとめ、マキをロープ際で棒立ちにさせスタンディングダウンを決める。
 松岡はさらにヒザとアッパーでラッシュし、2R終了となる3分ちょうどでKO勝利した。


■マキ・ドゥワンソンポンの試合後のコメント
「(試合の感想は)負けてしまってとても残念な気持ちだ。今回は重いパンチをいっぱいもらってしまって、今後はそこを改善していきたい。(相手の印象は)とても素晴らしい選手だった。お互いに技を出し合って、自分の技も効いてたものはあったと思うが、こうして負けてしまったので、今回は負けを認めざるを得ないと思う。
 
(一番の改善点は?)スピードの部分だと思う。今日は自分の動きの方が遅かったので、自分がもらってしまうという結果になったので。(ファンにメッセージを)今日の試合では応援していただいたのに負けてしまって、すみませんでした。キレイなKO負けだった。もしまた機会があれば、自分の悪いところを改善して最善の状態でまた臨みたいと思う。ありがとうございました」

第5試合/スーパーファイト/K-1ライト級/3分3R・延長1R


龍華 Ryuka

第5試合/スーパーファイト/K-1ライト級/3分3R・延長1R

  • ●
  • KO
    • 2R 1分48秒
  • ×
x

蓮實 光 Hasumi Hikaru

 第5試合ではスペシャルラウンドガールとして小林幸子さんが登場。K-1ガールにエスコートされ、歌を披露しながら花道を進む。リングを前に小林さんは「K-1は初めてでございますが、興奮しています。選手のみなさん、勇気と希望と幸せを差し上げてください。楽しみにしています」と挨拶し、激闘を前に会場を盛り上げた。

 1R、サウスポーの龍華は蓮實から距離を取って左ミドル、左インローと当てていく。蓮實が前に来ても龍華は軽やかなフットワークで距離を詰めさせない。ミドルとローで蓮實の進入を阻んで初回を終える。

 2R、蓮實はプレッシャーを増し距離を詰めるが、龍華は腹へのヒザ蹴りを突き刺す。そして左ストレートも見せていたが、左ハイキックで蓮實をとらえダウンを奪取する。
 立ち上がった蓮實に龍華は左ミドルの後で再び左ハイ。これで蓮實は足の力が抜けたように座り込んでダウンし、龍華のKO勝利となった。

龍華のマイク
「KOできてホッとしてます。これで8連勝、3連続KOなのでそろそろベルトに挑戦させてください」

 勝利した龍華は花道で小林幸子さんとの記念写真を行った。

■蓮實 光の試合後のコメント
「(試合の感想は)結果的に負けてしまったので悔しいですけど……負けてばっかりなので、今は何も考えられないです。(相手の印象は)若くて勢いのある選手なので、実際に対峙してみて、強い選手でした。いい選手でした。(相手の攻撃力は想像以上?)そうですね。龍華選手の攻撃力がどうというより、自分の中ですごく自信があって、問題なくいけるなと思っていたところがあったので、相手が技術があったとか強さがあったとかいうよりかは、自信があった分、相手うんぬんより自分の問題かなと思ってます。(ファンにメッセージを)応援ありがとうございました。今後のことはゆっくり考えたいと思います」

■龍華の試合後のコメント
「(試合の感想は)素直に、KO勝ちができてホッとしてます。(相手の印象は)一発があるのは分かってたので、もらわないように警戒して戦いました。(2回とも同じハイキックでしたが)練習からずっとハイキックを蹴ってて、当たるなと思ってたので、試合で出して1回目のダウンでハイが入って、見えてないなと思ったので、そのまま2回目も同じように蹴ったらそのまんま当たったっていう感じです。(ベルトへのアピールは)やっぱりやるからには一番になりたいんで、ベルトというのが一番分かりやすい答えだと思うので、タイトルマッチは挑戦したいなと思ってます。

(試合後、小林幸子さんと並んでの感想は?)衣装もメチャクチャ派手で、オーラみたいなのがすごかったですね。(もともとどれぐらい認識してましたか?)名前は知ってるっていう程度で、何をされてる方とかはそんなに知らなかったです。(ファンにメッセージを)今回もKO勝ちという、いい勝ち方ができたので、次回、対戦相手とかもまだ分からないし、いつになるかもまだ分からないんですけど、次もいい勝ち方ができるように頑張っていくので、、応援お願いします」

第6試合/スーパーファイト/K-1ライト級/3分3R・延長1R


谷山 俊樹 Taniyama Toshiki

第6試合/スーパーファイト/K-1ライト級/3分3R・延長1R

  • ●
  • 判定
    • 0-3
      26:30/25:30/27:30
  • ×
x

篠原 悠人 Shinohara Yuto

 1R、ローと前蹴りを放つ谷山に対し、篠原はジャブとストレートでカウンターを狙っていく。右パンチの軌道を変えた右フックも放つ篠原。蹴りの谷山vsパンチの篠原という構図で試合は進む。谷山の蹴りを空振りさせ、篠原が右ストレートを打ち込み1Rを終える。

 2Rも篠原はパンチ中心の組み立てを崩さない。谷山の蹴りを見切って空振りさせ、あるいは蹴りに合わせた右ストレート、左フックのカウンターを打ち込む。谷山も右ストレートと左フックで応戦していくが、篠原がヒットで上回り押していく。

 3R、篠原は谷山のミドルをカットし、バックスピンキックも見切ってかわす。ローブローを受けるアクシデントもあった篠原だがペースは崩さず、ジャブ・右クロスといったパンチの的確なヒットでこのラウンドも谷山も下がらせる。篠原は左フックのカウンター、飛びヒザも見せ、右ストレートのカウンターで遂に谷山をダウンさせる。
 残り時間が少なかったが篠原は打ち下ろしの右ストレートで2度目のダウンを与え、谷山が立ち上がったところで試合終了となる。判定は30-26、30-25、30-27の3-0で篠原。連敗を止める快勝となった。

■谷山 俊樹の試合後のコメント
「(試合の感想は?)素直に強かったですね。篠原選手は速かったし、ズシンときました。K-1でのブランクは感じた?)べつにこれがあったから変わったとは思わないですけど、62.5kgにひさびさに下げて、昨日の夜というか今日の朝、ちょっと救急車で運ばれちゃって。救命病棟からそのままこの会場に来るというアクシデントはあったんですけど…。それがあったから結果が変わったとは思わないです。だから、この試合に1Rだけでも出させてくれっていうふうに会長に頼んで、今日は出たんで。最高のベストコンディションを、最後水抜きで失敗してしまったっていうのだけは後悔が残るんですけど、それ以外はふつうに篠原選手が強かったです。

(今後の階級については?)62.5はちょっと考えないとなって。ずっと63.5から64でキックボクシングの試合をやってたんで。ちょっと62.5っていうのはK-1でしか落としてないんで。まあ、3カ月くらい調整して、こうなってしまったんで、ちょっとそのへん考えないとなって思います。でも、それがあったから負けたとかじゃなく、実力で負けたと思います。(ファンにメッセージ)応援ありがとうございました。まあ、何て言ったらいいか……。でも、これが僕の実力です。このリングで戦えて幸せです、ありがとうございました」

篠原 悠人の試合後のコメント
「(試合の感想は?)結果としては勝てたんですけど、全然内容も奮ってないし、自分が練習してきたことを出しきれなかったなと思うので。課題の残る試合でした。(対戦相手の印象は?)谷山選手は頑丈やと思ってたんですけど、思ってたよりも頑丈に感じて。蹴りもハイキックをもらっちゃって、ベテランの選手だなって印象ですね。(反省点は倒しきれなかった部分?)そうですね。3Rにダウン取れたんですけど、あの展開を1~2Rに出せたと思うんで。そのスキをつけなかったというか。僕、単発になっちゃうんで、連打というのを出したかったなと思います。

(キャリアが上だという部分を感じた?)そうですね、粘り強かったので。そのへんではベテランの選手だなと感じました。(ファンにメッセージ)三連敗してて、判定勝ちというかたちなんですけど、連敗は抜け出せてよかったなと思うので。ここから応援してもらってる人たちの期待に応えていって、ライト級のベルトを目指していきたいと思うので応援よろしくお願いします」

第7試合/スーパーファイト/K-1スーパー・バンタム級/3分3R・延長1R


金子 晃大 Kaneko Akihiro

第7試合/スーパーファイト/K-1スーパー・バンタム級/3分3R・延長1R

  • ●
  • KO
    • 1R 2分35秒
  • ×
x

晃貴 Koki

 1R、ローを当てていく金子に晃貴は右ストレートをヒット。しかし金子は左ボディフックを打ち込み、左フックで晃貴を横にヨロめかせる。そして右ストレートから繋いだ左フックで晃貴を後方に倒してダウンを奪う。
 続けて金子は飛びヒザで晃貴に2度目のダウンを与える。
 立ち上がり果敢に打ち合った晃貴だが、金子は狙いすました飛びヒザを再度決めて晃貴を倒しKOに沈めた。

金子のマイク
「みなさん、こんにちは、金子です。去年初めて試合で負けて、そこからメチャクチャ練習して、強くなって帰ってきたと思うので、僕がこの階級で一番強い漢になります。期待していてください

■金子 晃大の試合後のコメント
「(試合の感想は)今回の練習で試合に向けてやったことはしっかり出せたかなと。調整がうまくいったなというのが今の気持ちです。(相手の印象は)自分は1回勝ってるんですけど、それに対してずっと思ってくれてたっていうか、リベンジするためにずっとやってきたというのは昨日の会見で伝わってきたんで、全力で応えようと思いました。

(KOのヒザは狙っていた?)ヒザで倒すというのも、自分の中で一つの作戦としては思っていました。あれを狙っていたというわけではないですが。(この先は?)僕は以前から言ってますけど、この階級で一番強いというのを証明したいので、トーナメントだったりタイトルに絡むようなことはやっていきたいなと思っています。(ファンにメッセージを)今日はKOという形で勝てたんですけど、自分としてはまだまだ強くなれると思ってますし、まだまだ修正するところもあると思ってますので、そこを課題としながらまたやっていきますので、応援よろしくお願いします」

■晃貴の試合後のコメント
「(試合の感想は)ところどころしか覚えてないですけど、金子選手、強かったです。(この結果を受けての思いは?)ホントに悔しいです。この3ヵ月、ずーっと金子選手に勝つために努力してきて、ホントに勝つつもりでいたので、悔しいです。(ファンにメッセージを)今回は応援ありがとうございました。次は絶対やり返します。また引き続き応援お願いします」

第8試合/スーパーファイト/女子-53kg契約/3分3R・延長1R


壽美 Kotomi

第8試合/スーパーファイト/女子-53kg契約/3分3R・延長1R

  • ●
  • 判定
    • 3-0
      30:28/30:28/30:28
  • ×
x

櫻井 梨華子 Sakurai Rikako

 1R、サウスポーの壽美は右足で小さく前蹴りを送って櫻井を止め、左ミドルを打ち込む。櫻井は離れた間合いから右ストレートで飛び込む。壽美はラウンド終盤、左ミドルと左ストレートで前進し櫻井を下がらせて終える。

 2R、圧力を増した壽美はパンチの手数を増やし、右フックと左ストレートで櫻井を下がらせる。しかし櫻井も踏み込んでの右ストレートを当て対抗する。壽美は左ストレートで飛び込み櫻井をヨロめかせ、そこからの連打で櫻井を襲う。

 3R、ステップインしてパンチを放つ櫻井だが、壽美はカウンターの左ストレート、前蹴りを合わせる。櫻井が飛び込んできても壽美は体幹の強さを見せ下がらない。押し返し、打ち合う。終盤には櫻井を下がらせパンチからボディへのヒザを送る。判定は30-28、30-28、30-28の3-0で壽美。貫録の勝利となった。

■壽美の試合後のコメント
「(試合の感想は)今日は久しぶりに打ち合いが熱く楽しかったなと思う反面、打ち合いの技術がまだまだだなっていうのも感じました。(相手の印象は)パワーがあるって思っていて、やっぱりすごくパワーがあったのと、ローのカットがすごくうまくて、ローの練習もすごくしてたんですけど、カットでヒザがボンボンと当たって、対策されちゃってるなという感じがしました。

(打ち合いは想定内?)そうですね。自分の強みはどんな相手でも打ち合うこともできるし、遠いところでも戦える、両方できるようにしているので、今日もし相手が来るようだったら腹括って。勝てばいいから、骨が折れてもいいし、とにかく打ち合おうと思ってました。

(これからの目標は?)自分はずっと、K-1のチャンピオンになると思って毎日を送っているので、本当は今日は倒して勝ってマイクをもらって、タイトルマッチをお願いしますと言いたかったんですけど、その結果が生まれなかったので、とにかく自分も今日課題が見えたので、1日も早くK-1チャンピオンになるために毎日毎日努力を重ねて、『男並みに強くなる』という目標を掲げて、男みたいになります。

(ファンにメッセージを)こんにちは。皆さんいつも応援ありがとうございます。次に向けて、みんなが『うわ、ホントに強い!』と思ってもらえるような選手になれるように、そして絶対にK-1チャンピオンになるので、これからも応援よろしくお願いします」

■櫻井 梨華子の試合後のコメント
「(試合の感想は)たくさんの応援をしていただいて、すごく気持ちよく、楽しみながらリングに立つことができました。ただ、結果は負けてしまったのでとっても悔しいですが、K-1の舞台に立ててとてもうれしいというか、ワクワクした気持ちでした。

(相手の印象は)チャンピオンと戦わせていただいてすごく光栄なことでした。チャンピオンだから強いというのは、前々からそう思っていましたし、絶対勝つという気持ちでいったんですけど負けてしまったので、やっぱりチャンピオンだなという印象です。

(打ち合いの中で、チャンピオンとの差は感じた?)まだ映像を見てないですけど、効いたというパンチはないです。当てられたという感触も自分ではあります。差を感じた、感じないというよりは、もっと自分が前に出て打ったら倒せたと思います。

(ファンにメッセージを)たくさんの応援ありがとうございました。K-1のリングに立つ前から応援してくださった方々、立つと決まって知ってくださった方、いっぱいいます。タオルを作ってくださった方がいたり、会場に来てくださった皆様、ABEMAで見てくださった皆様、ありがとうございました。階級は52kgで自分はこれからやっていけるので、これからしっかり出ていきたいと思うので、これからも応援よろしくお願いします」

第9試合/スーパーファイト/K-1フェザー級/3分3R・延長1R


斗麗 Toma

第9試合/スーパーファイト/K-1フェザー級/3分3R・延長1R

  • ●
  • KO
    • 2R 2分5秒
  • ×
x

佑典 Yusuke

 1R、サウスポーの佑典に対し、斗麗は左右に構えをスイッチしながらミドルを放っていく。そして左カーフキック、右ハイキックと佑典に当てる。佑典も踏み込んでのパンチを振るっていくが、斗麗はステップバックしてこれをかわし、カーフキックを打ち込む。

 2R、斗麗はこのラウンドも構えをスイッチして応戦。カウンターのハイキックを当て、佑典を接近戦から押して下がらせ、ここで斗麗は顔へのヒザを突き上げダウンを奪う。
 立ち上がった佑典に斗麗はさらにストレートで迫り、ここで佑典の鼻血が悪化しドクターチェックが行われる。
 再開すると佑典はすぐに向かって左ストレートを打ち込むが、斗麗も逆に左ストレートを打ち込んで倒しKOした。

斗麗のマイク
「今回対戦してくださった佑典選手、本当にありがとうございます。僕のために見に来てくれたみんなも、ABEMAで見てくれたみんなもありがとうございます。僕は絶対世界一に、絶対チャンピオンになるので、これからも付いてきてください」

■佑典の試合後のコメント
「(試合の感想は?)いやあ……、悔しいですね、とりあえず。(対戦相手の印象は?)やっぱ巧くて、見えへんところからの攻撃を、けっこうもらってしまいましたね。(相手の攻撃は想像以上だった?)そうですね。もっと距離詰めて、自分の距離にしたかったんですけど、巧さで入らせてもらえずに、やられたって感じですね。

(ダウンを取られた技も?)最初のヒザでたぶん、ココ(鼻)が折れてしまって。何もらったかわからなかったですけど。感覚的にたぶん、ヒザやろうなって。(そのダメージが大きかった?)そうですね。まあ、そこから立ったんですけどダメージがあって、気持ちでいくしかないっていう感じで。そこからはガムシャラにいくしかなかったって感じですね。

(ファンにメッセージ)結果は下馬評を覆すって言ったんですけど、そのままKOで負けてしまったので。斗麗選手がホンマに強かったという感じなんで。でも、今回負けましたけど、またKrushからでも。いままでも這い上がってきたので、もう一回這い上がってK-1まで上がってきます。ありがとうございました」

■斗麗の試合後のコメント
「(試合の感想は)1Rは練習したとおり動けて、前回よりも普通にリラックスして、いい緊張感で試合ができたので、こういう結果につながったかなと思ってます。(相手の印象は)計量からメッチャいい顔してて、絶対面白い試合になるやろなと思ってたんで、ああいう試合ができてよかったです。

(課題にしていたKOを実現できて)ホンマに力が抜けて、攻めるとこだけ攻めて効いたら行って。ダウンしても、いつもやったらバーッと行って終わってたところを一度離して作り直してできたんで、成長できたかなと思ってます。練習通りやれたんで、よかったです。(相手陣営にチャンピオンもいましたが)椿原選手が『アニキ』って言ってたんで、次は椿原選手が出てきてもいいんちゃうかなと思ってます。(ファンにメッセージを)僕はまだまだここから強くなっていくんで、絶対チャンピオンになるんで、これからも応援よろしくお願いします」

第10試合/スーパーファイト/K-1フェザー級/3分3R・延長1R


軍司 泰斗 Gunji Taito

第10試合/スーパーファイト/K-1フェザー級/3分3R・延長1R

  • ●
  • 判定
    • 3-0
      30:27/30:29/30:29
  • ×
x

新美 貴士 Niimi Takahito

 1R、新美はサウスポーからの右フックで入り、開始から距離を詰めて攻めんとするが、左ローが軍司にローブローとなてしまう。
 再開すると新美は再び攻めるが、軍司が左右のボディフックを連打。これを効かせて新美のガードを下げる。軍司は舌を出して打ち返してこいと挑発する。ペースを握った軍司は距離を作らんとするが、新美はすぐに間合いを詰めてパンチ&ローで攻める。だが軍司は再び左右ボディフック。

 2R、新美は再び前に出て、左フック、左ミドルとヒットを上げる。しかし軍司も押し返して右ローを入れる。右アッパーと左ローの新美に、、軍司は左フックと右ストレート。新美がボディへのヒザを入れれば、軍司は1Rに見せた左右ボディフック。そして軍司が右ストレートで下がらせると、しかし新美はボディフックで反撃する。徐々に軍司が押していく。ラウンド終盤は軍司、新美の順に左フックと右ストレートを互いに当てる。

 3R、開始から出た新美は左フックのヒットで軍司を下がらせる。しかし軍司も左フック、右ストレートのリターンで逆に新美を下がらせる。両者頭をつける超至近距離で打ち合いを展開。新美のアッパーに軍司はヒザを返す。パンチの回転で上回る軍司がヒット数でも勝っているか。新美は左ハイを放つが、軍司は腕で弾いて新美を下がらせる。両者最後まで手を出し打ち合いを見せて終了。判定は30-27、30-29、30-29の3-0で軍司。タフマッチを制した。

■新美 貴士の試合後のコメント
「(試合の感想は?)軍司選手がすごく強くて、自分の実力が足りなかったせいで負けてしまって。またがんばりたいなと思っています。(対戦相手の印象は?)戦う前からすごい圧力がある選手で、打撃もあって。自分の戦いかたを貫けたんですけど、相手のほうが攻撃があるようなかたちで。最後まで打撃とかでも敵わなかったというかたちですね。(考えていたのは、自分もいつもどおり圧力をかけること?)はい、そうですね。自分のほうが距離が近いほうが有利だと思い、その作戦でいきました。(実際は軍司選手が圧力をかけていったが、そのあたりについては?)そうですね。お互い圧力をかけていって、最後まで相手のほうがキレもあって。パンチの一つ一つの精度も高かったので。

(Krushチャンピオンとして臨んだが、K-1の壁は感じた?)そうですね。K-1のチャンピオン目指して出させてもらったんですけど。自分のいまの実力があらためてわかったので。この負けは自分のプラスになるのかなと思っているので、いい経験になったと思っています。(こういうスタイルでこういう結果ということで、もっと違うことをやらなければという感じなのか、このスタイルで強くならないという感じなのか?)両方、やらないといけないんですけど、いまよりも先に手数を出すとか、一発一発パワーを上げるとか。また、基礎からしっかりやっていって、いまのスタイルプラス、高めていけたらなと思ってます。

(ファンにメッセージ)今日は応援ありがとうございました。負けてしまってすみません。もっともっと強くなって、必ずまた帰ってくるので、また応援よろしくお願いします。ありがとうございました」

■軍司 泰斗の試合後のコメント
「(試合の感想は)KO勝ちにこだわっていて、KOしてマイクで言おうと思ってたんですけど、こういう形になっちゃったんですけど、勝ててよかったです。(相手の印象は)想像以上のタフさを、1Rで感じました。(お互いにプレッシャー勝負だったが)戦う前から、スタミナ&根性の戦いになるかなというのはずっと考えて練習してたので、しっかり根性で勝ててよかったかなと思います。(『言いたかったこと』は次勝ってから?)そうですね。この試合にKOで勝って、次はチャンピオンの椿原選手とやらせてほしいと言おうと思ってたんですけど。

(ファンにメッセージを)今回、Krushの現役チャンピオンに判定という形で勝って、自分が一番次のタイトルマッチの挑戦権に近いのかなと思ってるので、次がどうなるか分からないですけど、次もしっかり勝ってタイトルマッチにつなげていきたいので、応援よろしくお願いします」

第11試合/【サイクリー Presents】スーパーファイト/K-1フェザー級/3分3R・延長1R


小澤 海斗 Ozawa Kaito

第11試合/【サイクリー Presents】スーパーファイト/K-1フェザー級/3分3R・延長1R

  • ●
  • 判定
    • 3-0
      30:29/30:29/30:29
  • ×
x

國枝 悠太 Kunieda Yuta

 1R、小澤は左ミドル、飛びヒザと放つが國枝は見切り、ミドルキックを返す。前に出た小澤は左ストレートと右フックをヒット。小澤は身を低くし頭を振り、そこから放つパンチを当てていく。國枝も後半はボディフックを放って当てる。

 2R、小澤は下がって距離を作り、國枝の蹴りとパンチに空を切らせていく。そして左ミドル、左ローを当てる。小澤は左ミドルを打ち込み、続いて左ハイ。國枝は依然距離感が掴めない様子。

 3R、小澤はやはり距離を作って左ミドル、右前蹴り。國枝は間合いを詰めて左右のパンチを連打。だが小澤のブロックを破れない。両者組み合いが多くなり、バッティングも見られレフェリーが注意する。判定は30-29、30-29、30-29の3-0で小澤。連敗を脱し、2年3ヵ月ぶりの勝利となった。

■國枝 悠太の試合後のコメント
「(試合の感想は?)いやあ、負けちゃいました。たぶん悔しいですね。(対戦相手の印象は?)終わってみたら、いい人やったっす。(相手選手の試合での攻撃力などの印象は?)僕、圧倒されてましたか? (「とは(思わない)」とマスコミが応えると)で、あの結果だと思います。(K-1の舞台については?)メチャメチャ楽しかったんですけど、全然Krushの後楽園大会とリング上は変わらなかったです。呑まれもせず、体調もよかったですけど、負けちゃいましたね。(ファンにメッセージ)負けちゃったんですけど、またイチからやり直すんで、みなさん応援よろしくお願いします。ありがとうございました」

■小澤 海斗の試合後のコメント
「(試合の感想は)人の頭は固いなと思って。ちょっと腫れちゃいました。(相手の印象は)俺も今回は気持ちを出して行きすぎたんですけど、相手も気持ちを前に出してきて、その相手の気持ちはうまくかわせたかなと思います。(ここからは?)年も年なので、ベルトを懸けてやりたいですね。この試合で言うのも何ですけど、早くベルトを獲りたいです。(ファンにメッセージを)これからも気持ち切らさず続けていきますので、応援よろしくお願いします」

第12試合/【株式会社メディオック Presents】K-1 WORLD GP第2代ウェルター級王座決定トーナメント・準決勝(1)/3分3R・延長1R


寧仁太・アリ Ayinta Ali

第12試合/【株式会社メディオック Presents】K-1 WORLD GP第2代ウェルター級王座決定トーナメント・準決勝(1)/3分3R・延長1R

  • ●
  • KO
    • 1R 1分32秒
  • ×
x

野杁 正明 Noiri Masaaki

 一回戦で小嶋との削り合いを制した寧仁太と、FUMIYAを危なげなくKOで降した野杁による準決勝。

 1R、野杁は慎重に様子を見ながら蹴りを放って歩を進める。そして左三日月蹴りを効かせると、そこから逃さず左ボディで寧仁太をダウンさせる。
 野杁はフィニッシュに入り、左ボディから右フック、左フックと繋ぎ、そして再びの左ボディフックで寧仁太を沈めた。

■寧仁太・アリの試合後のコメント
「(試合の感想は)波乱を起こせなくて悔しいです。(野杁の印象は)強かったです。元K-1チャンピオンだったので、もうちょっとやりたかったですけど。(1回戦は)小嶋選手は普段65kgで戦ってると思うんですけど、67.5kgでもすごくパワーがあったし、削られて強かったと思います。(野杁選手には何もできなかった?)そうですね。トーナメントじゃなかったら、ワンマッチとかでは対戦できる相手ではないので、いい経験になりました。(ファンにメッセージを)今日まで期待してくれていた皆さん、本当にすみませんでした。次はもっと強くなるので、応援お願いします」

第13試合/【株式会社メディオック Presents】K-1 WORLD GP第2代ウェルター級王座決定トーナメント・準決勝(2)/3分3R・延長1R


安保 瑠輝也 Anpo Rukiya

第13試合/【株式会社メディオック Presents】K-1 WORLD GP第2代ウェルター級王座決定トーナメント・準決勝(2)/3分3R・延長1R

  • ●
  • KO
    • 3R 2分35秒
  • ×
x

松岡 力 Matsuoka Riki

 わずか31秒で一回戦を突破した安保と、テクニシャンぶりを発揮しムエタイ戦士マキをKOして上がった松岡による準決勝。

 1R、右ローを空振りした安保だが、すぐにジャンプしてのハイキック。ガードしながらもややヨロめいた松岡だが、すぐに体勢を立て直す。離れた位置からグッと踏み込んであ安保は右ストレートを打ち下ろしてダウンを奪取。
 安保は再び右ストレートを伸ばすが、これは松岡にヘッドスリップでかわされる。松岡はパンチで切り込み、顔へのヒザ、フルスイングのフックを振るうが、安保はよく見えており当てさせない。

 2R、松岡は右ミドルをわき腹に打ち込み、安保をマットに押し倒す。安保は右ストレートから入っていくが、松岡は今度は当てさせず、かわしながら左フックを振るう。安保のパンチに目が慣れてきたかの松岡だが、安保が右ショートストレートをヒット。そして顔へのサイドキックを送るが、これは松岡にかわされる。

 3R、松岡は右ローを入れ、安保のストレートをかわして後ろ回し蹴りを放つ。だが安保がかわす。中間距離から安保は踏み込んでの左フックをヒット。松岡は一瞬動きが止まるが持ち直す。しかしその後で安保は再び左フックを当て、松岡は脳が揺れたか、時間差でダウンを喫する。
 前に出る松岡だが安保は左ボディフックを打ち込み、松岡は悶絶してダウン。安保が最終回のKOで決勝に進んだ。

■松岡 力の試合後のコメント
「(試合の感想は?)もう二度とトーナメントは出たくないですね。(対戦相手の印象は?)やっぱり安保くんは口だけじゃなくて、ちゃんと実力もあって強かったですね。最後、KOしてくるのも持ってるところやと思うし。決勝も頑張ってほしいですね。(一回戦に関しては?)まあ、タイ人の独特のリズムはけっこうやりやすくて。初めてやったんですけど、食らわなかったですね。ちょっと打たれ強かったのがビックリしましたね。

(安保戦はどのように戦おうと?)あまり作戦は考えてなくて、ふつうにやって、ふつうに勝とうと思ってたんですけど、ふつうに負けましたね。(どこに強さを感じた?)どこが強いとかいうより、あれだけ大口叩いてるんで気持ちもやっぱり強いですし。技術はそんなに差はなかったと思うんですけど、やっぱり持ってるものがすごいですね、スターは。

(この先に関しては?)考え中です。(ファンにメッセージ)今日は応援ありがとうございました。まあまあ頑張ったんで、まあまあ誉めてもらえたらうれしいです」

第14試合/スーパーファイト/K-1スーパー・ヘビー級/3分3R・延長1R


石井 慧 Ishii Satoshi

第14試合/スーパーファイト/K-1スーパー・ヘビー級/3分3R・延長1R

  • ●
  • 延長判定
    • 3-0
      10:9/10:9/10:9
  • ×
x

愛鷹 亮 Aitaka Ryo

 2008年の北京オリンピック柔道金メダリスト・石井はその後プロの総合格闘家となり、これまで3つのタイトルを獲得してきた。K-1で戦うのが小さい頃からの夢だったと語る石井が今回K-1デビュー戦を迎える。

 対する愛鷹は階級下のクルーザーではあるが、これまでK-1とKrushで多くのKOシーンを演出してきた。石井に対し“K-1の門番”となることはできるか。

 1R、サウスポーの石井が左インローで先制。愛鷹もローを返すが、石井がコンパクトな左ショートストレートを返し、右フックで愛鷹をヨロめかせる。愛鷹のローをカットしながらジリジリと歩を進める石井。愛鷹はしかしローを継続し前蹴りを入れる。

 2R、石井はガードを固くし左ミドル、左ローと蹴っていく。愛鷹は右ボディストレート。石井もボディストレートを返すが、すぐ固いガードに戻る。にじり寄る石井はガードが固いため、愛鷹はボディストレートと右インローを打ち込む。

 3R、愛鷹の右インローに石井はひだりろーをリターン。石井は右フック、左ストレートと放つがクリーンヒットとはならない。愛鷹の右インローにやや足を持っていかれる石井。両者しかしパンチ強打でのヒットは得られない。

 判定は30-29、30-30、30-30で1票石井に入るもドロー。延長戦に突入となる。

 EXR、石井は左ストレート、右フック。右インローを当てる愛鷹だが、石井も左インローを返し愛鷹はややバランスを崩す。石井は左右フックからボディにヒザ、ロー。さらに石井はインローで愛鷹を揺るがしパンチに繋げる。愛鷹はこれに前蹴りで対抗するが、石井のストレートが愛鷹の顔をとらえる。判定は10-9、10-9、10-9の3-0で石井。K-1デビュー戦を白星で飾った。

石井のマイク
「無事勝ててよかったです。12月5日、地元大阪で試合したいです。相手誰でも大丈夫です」

■石井 慧の試合後のコメント
「(試合の感想は?)K-1デビュー戦、勝ってホッとしてます。(対戦相手の印象は?)階級下なんで本来だったらやることはないと思うんですけど、試合受けていただいて感謝してます。(K-1でやりたいように動けた?)いや、練習以上のことは出せてなくて。でもまあ、もっとK-1で結果を残していくには、変えていかないといけないし、もっと練習が必要だなと思いましたけど、勝ってよかったなと。今日は喜んで、明日からまたがんばっていきたいと思います。

(延長になったときは?)いやもう、絶対に勝ちたかったんで。根比べじゃないですけど、気持ちで勝ったほうが、勝つと思ってたんで、向こうも疲れてるし僕も疲れてるしということで。(試合後に大阪大会出場をアピールしていたが、すぐにでも続けてやりたい?)それもあるし、地元でやりたいっていうのと二つですかね。(なかなか相手が見つからない状況だと思うが?)それは総裁選が終わって、どう変わってくるか。入国の基準が。そこに期待したいです。(立ち技のやりにくさは?)でも、けっこう今回の試合に向けてやってきたんで。練習量では愛鷹くんに負けてないと思ってるんで。そんなやりにくさっていうのはないです。(今後もK-1に絞る?)絞ることはないです。総合もやるし、またグラップリングも出たいし。(K-1での目標は?)僕の目標は、京太郎戦まで漕ぎ着ければ結果どうあれ、それで満足なんで。

(序盤からガードを固め、手数が少ない印象を受けたが、初めてのルールでスキを作らないようにしていた?)そうですね。どうしても勝ちたかったので。パンチもダメージなかったし。でも、そこを変えていかないといけないんで。途中からパンチで倒れることはないなと思ったんで、そこでいけなかったっていうのは安全策を取ったっていう。まあ、僕らしいんですけど(笑)。(後半はもっとエンジンを上げていきたかった?)そうですね。もっとガードをよりも、ちょっと攻めのほうにいけたらなという。

(いままでいろんな舞台に上がってきたが、K-1はどんな舞台と感じた?)やっぱり特別ですよね。小さいときから観てましたし。PRIDEよりも前に観てましたし。やっぱりミルコもK-1のことを自分の魂だと言ってましたから。そうですね、特別な場所です。(ミルコ選手にはどんな報告をしたい?)勝った報告をすぐしたいですね。(第3Rが終わったときの気持ちは?)もしかしたら延長になるかもと。僕は勝ったかなと思ったんですけど、判定になった瞬間、それは人に勝敗を委ねるので。それはいつでも、延長を戦う気持ちはできてますから。やっぱり、ここで気持ちで負けたら後悔すると思ったんで。最後、気持ちで負けないように、悔いが残らないようにやりました。

(ローキックのダメージは?)パンチよりローキックのほうが痛かったですよ。パンチはあんまり、体重差もあったので。(ローで倒れることはなかった?)蹴る練習ばっかりやってきたので。(ファンにメッセージ)今日は勝ててよかったです。また観てください、ありがとうございます!」

■愛鷹 亮の試合後のコメント
「(試合の感想は)ありがとうございました。ホントにクソみたいな試合をして、自分が情けない。本当にすみませんでした。(相手の印象は)壁のような圧力がありましたけど、K-1ルールであそこで負けたということは自分がカスなので、本当に下からやり直したいです。(リズムなどの部分でやりづらさは?)特別変わったステップワークでもなかったので。唯一感じたのは体重差で、それ以外は怖いと思ったところはなかったので、本当に自分の未熟さです。

(スーパー・ヘビー級での動きは?)やっぱり重かったですかね、体が。(どんな準備を?)普段97~98kgで、試合前に8kg絞ってるんですが、今回はその絞りがなく、そのままナチュラルで出たという感じなので、それが逆にキレのなさとかスタミナに影響しちゃったのかなと感じます。

(『情けない試合』というのは技術? 気持ち?)両方ですね。普段よりは蹴りを意識して出すようにしたんですけど、肝心の、自分の持ち味のパンチがああいう形で死んじゃったので、何の取り柄もないファイターになっちゃいました、今回。(体のキレに影響した?)脚から崩していこうと思ってたんですけど、思ったよりインローでなかなか崩れなかったところに圧力を感じちゃって。大振りで行ったらサウスポーなのでカウンターが怖いなというのも、自分の中にあったと思います。

(石井選手の打撃のポテンシャルは?)今まで戦ってきた選手に比べると、技術的にはまだまだ完成してない選手だったので、そこの怖さというのはないんですけど、ただ左のスイングフックの、一発の怖さは合ったと思います。(ファンにメッセージを)本当に申し訳ありませんでした。一から出直します。押忍」

第15試合/スーパーファイト/K-1スーパー・ウェルター級/3分3R・延長1R


城戸 康裕 Kido Yasuhiro

第15試合/スーパーファイト/K-1スーパー・ウェルター級/3分3R・延長1R

  • ●
  • KO
    • 2R 2分25秒
  • ×
x

山内 佑太郎 Yamauchi Yutaro

 自他ともに認める“キング・オブ・エンターテイナー”としてK-1歳年長ファイターを売りとしてきた城戸だが、今回の対戦相手・山内は城戸の5歳年上。これまでプロとアマで2回戦い互いに1勝1敗。山内は現役最後の一戦としてこの試合に臨む。

 1R、前に出る山内だが、城戸はいつも通り下がって距離を取る。そしてサウスポーからの左ミドル、左ローを山内に打ち込む。変わらず追っていく山内だが、これは城戸が誘っているか。初回は比較的静かな展開となる。

 2R、歩を進め前に出た山内は左ロー、右ミドルを打ち込むが、前に出が城戸が左ストレートから返しの右フックを当ててダウンを奪取。
 立ち上がった山内はしかしダメージを感じさせず前進。飛び上がっての二段蹴りから後ろ回し蹴りと放つが、打ち合いの中で城戸が左フックでとらえ、山内はヨロめく。そして山内の右ストレートに城戸はフックをカウンターし2度目のダウンを奪う。 
 城戸は右フックと左ストレートの連打で向かい、山内を打ち倒してKOで沈めた。

城戸「いやぁ、勝ちましたね。山内さんとは20年間戦ってきてますから。山内さんからどうぞ」

山内「僕は全日本キックで10年間戦って、そのあとでKrushに出させてもらい、43歳までキックボクシングをやってきました。今日を最後に引退しますが、最後に強い相手とやりたいと思い、城戸選手とやらせてもらいました。城戸選手ありがとうございました。言おうとしていたことがあったんですけどすみません、飛んじゃいました。いろんな人に応援されてやってきて感謝感謝でした。僕は決してパワーがあるとかテクニックがあるとか秀でたものがある選手じゃなかったんですけど、応援してくれる仲間にいいところを見せたいと思って戦ってきた結果、20年間やって、こんな素敵な大舞台で試合をさせてもらえることができました。本当にありがとうございます。本当に感謝感謝の20年間でした。城戸選手、ありがとうございました」

城戸のマイク「山内選手、ありがとうございます。来年40歳ですけど僕の方が格闘家のキャリアでは先輩なので、まだ辞めるの早いです。また復活待ってます。という訳できぃちゃんは50歳までやるからね! イェー!」

■山内 佑太郎の試合後のコメント
「(試合の感想は?)これで最後だったんで悔しい気持ちと、やりきったなというスッキリした気持ちと、入り混じった感じです。(対戦相手の印象は?)最後の試合なんで強い選手とやりたい、ぜひ城戸選手とやりたいと僕からお願いさせていただいて、快く引き受けていただいたんですけど、やっぱり強かったです。(最後のリングで一番胸に来た思いは?)試合前や試合中は集中しようと思って、何も考えずにやってました。終わったときはこれで終わりかなという気持ちと、負けちゃったなという気持ちで。ただ、いいのもらちゃったんで、マイクで言おうとしたこととか、ちょっと記憶に飛んじゃって。空っぽでした。

(言おうとしたことは思い出した?)そうですね。僕はいつも言うんですけど、すごいパワーとかスピードとか、センスがあるとか、そういうのが何もない選手だと自分で思ってるんですけど、たくさんの人に応援していただいて成り立って……(涙で言葉にならず)。(試合後、城戸選手とどのような言葉を?)あんまり覚えてないんですけど、受けてくれてありがとうということだと思います。それを常にずっと思ってたんで。(城戸選手からの言葉は?)ちょっと覚えてません、すみません。

(これからの目標、やってみたいことは?)やっぱりキックボクシングを20年以上やってきて、いままでは選手として相手選手を痛めつけることを常に考えて、ずっと生きてきたんですけど、引退後はやってきたキックボクシングを使って、今度はエクササイズだったりストレス発散とかダイエットとか、キックボクシングが誰かの喜びになることを仕事にしたいなとずっと思ってたんで。そっちに特化してやっていきたいと思います。

(これまでのキャリアで一番胸に残ってる試合や出会いは?)ちょっとありすぎて(苦笑)。何を挙げていいかわからないんですけど、本当に20年以上やってきて、僕にとってプラスでしかなかったなって。出会いも……(涙で言葉にならず)。(ファンにメッセージ)K-1ファンのみなさんは初めましてですけど、キックボクシングっていう競技を20年以上やってました。今日はこんな大きな舞台で自分の最後の試合ができて幸せでした。本当にありがとうございました(マスコミから拍手)」

■城戸 康裕の試合後のコメント
「(試合の感想は?)ちょっと野杁vs安保の試合が観たいんで巻いていきましょう(笑)! マジで。僕の試合よりも楽しみなんで。あ、自分の試合? いや、ちょっとダメでしたね。全然ダメ! あれやろ、これやろとか頭の中で考えてて、ちょっと出したのわかりました? あれくらいしかできなくて。何個か超必殺技を考えてたんですけど、それが出せなくて。思ってたより山内さんが、自分の中でこのくらいだろって、前に試合したときと同じくらいで思ってたら、それより上だったんですね。最初の当たりが。それでケガしたくないなとかよぎって、大技を出さなかったというのが自分の中で反省点ですかね。出したかったなあ。

(相手が最後の試合と決めてるのは、何か影響はあった?)これが逆だったらどうなのかなとか思ったんですよ。どういう心境でこの試合を迎えるんだろうとか。これが試合前、最後のバンテージだなとか。それこそちょっと涙が出てくるなみたいな。でも、いざリングに入ってカーンって鳴ったら関係なく。デビュー戦よりレベルの高い動きをしてくるのはわかったんで。最後がどうとかあんまり考えてなかったですね。より絞ってくるっていう怖さは感じました。

(介錯したことについては?)僕は足技多いじゃないですか? 足技の選手、飛び道具が多いみたいな感じなんですけど。ちょっとバレてきたかなと思ったのが、俺、パンチ重たいんですよ。あんま言わないようにしてたんですけど。前回とか今回でバレました? じつは重たいんです(笑)。

(引退する選手をKOで終わらせたことは?)それはもう、山内さんに僕とやりたいと言っていただいて、僕が最後だからって手を抜くとか、そんな失礼なことはできないんで。僕は全力で倒しにいく。それが山内さんの格闘技人生において僕がやるべきことだなと思ったんで。全力でいきました。

(山内選手とのやりとりで覚えてる言葉は?)まず、この試合が決まったときの記者会見に、山内さんに「こういう煽りVを撮ろうと思うんですけど、山内さん、出てもらえません?」って言ったんです。山内さんも『おもしろいかもしれないね』って快諾してくれたんですよ。それで撮ってもらって。言ってしまうと、僕が作った台本を渡して、二人でああだこうだとやりとりして。で、結果終わって、二人で話して。ここらへんがスポーツだと思うんですよ。

僕、格闘技イコールスポーツだと思ってるんで。お互いいがみあってどうこうとか、そういうことじゃないんで。それをやってたらいつまで経っても野球・サッカーに勝てないって昔から言ってるんですけど。リングの内は殺し合いでいいと思うんです。ここを離れたところではお互いスポーツマンシップ。それを山内さんはしっかりわかってらっしゃるんで。それができた試合だったかなと。若い子たちにそれを見せれたというか。

(大技というのは言いたくない?)そうですね。名前だけ行っちゃうと城戸コプターです。次、出します(笑)。マジでミット持ってる人が「ウワ~」っていうくらい重たいです。こんなのありなんだっていう技です。でもルールに則ってるんで。ボクシングは禁止技ですけど、K-1はOKなんで。

(今回の最後のラッシュは、いままでと違うイメージだが、そういう勝ちかたも出てくる?)いや、ホントはやっちゃダメなんですよ。もらうものもあるんで。パンチの巧い選手だったら、リスクが高いんで。僕、殴られるのは嫌いなんで。それで長く続けてるんで。まったく衰えないです。ジムの後輩たちに聞くと、マジで8年前よりも強くなってますと。逆に言うと僕はジムで後輩たちをボコボコにしてるんですけど(笑)。これが『城戸さんとやるとき、ボコボコにできないから気を遣うよね』みたいな感じになってきたら、僕は即身を引きます。そこまでしてやりたいと思わないです。でも、いまはマジでボコボコにしてます。全然余裕です。(ファンにメッセージ)また来るよ」

第16試合/スーパーファイト/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R


朝久 裕貴 Asahisa Hirotaka

第16試合/スーパーファイト/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R

  • ●
  • KO
    • 1R 2分59秒
  • ×
x

MOMOTARO Momotaro

 強豪ひしめく中国・武林風WLF -60kg級王座決定トーナメントで優勝し王者となった朝久は、ライト級で王者となった泰央に続き自身もK-1王座を狙う。対するMOMOTAROはONE Championshipでムエタイ強豪たちと対戦ししのぎを削ってきた。K-1初戦では西元也史に敗れたが、今回は名誉挽回の一戦となる。

 1R、朝久はサウスポーから左ミドルを入れ、フック・ストレートとパンチで襲う。MOMOTAROはこれをブロックし当てさせない。MOMOTAROは左右に構えをスイッチし、バックブローをヒット。だが朝久も浅い当たりに留まらせる。左ミドルで入った朝久は続けて左フックでMOMOTAROを刈り取りダウンを奪取。
 残り時間は少なかったが、朝久は左フック、右ストレートと繋げ、続いての左フックで再びMOMOTAROをダウンさせマットに沈めてKOした。

朝久のマイク
「久しぶり、10ヵ月ぶりの試合で気合い入れて練習をした結果、いい結果を出せたかと思います。MOMOTARO選手のことはとても尊敬していますし、僕は世界チャンピオンなのでこれからも外国の選手や強い選手と戦っていくことになるとおもいます。これからも頑張ります。スーパーフェザー級最強は誰か分かったと思います。これからも頑張ります、押忍」

■MOMOTAROの試合後のコメント
「(試合の感想は?)もう一度、K-1のリングに上がるチャンスをいただいて、そのチャンスをつかみたかったんですけど。やっぱり難しいですね、このK-1のルールに対応しきれなかったです。悔しいです。(対戦相手の印象は?)戦う前からすごい気持ちのいい青年で。インタビューとか聞いてても、すごい好青年っていうのが伝わってきて。そういう選手と試合することができて光栄でした。こちらも気持ちよくリングに上がることができて。倒されましたけど、彼と戦えてすごくよかったですね。

(2試合とも厳しい結果となったが、どう考えている?)いますぐちょっと次は……、次のことを考えることはできないんで。気持ちを整理して考えたいと思います。(ファンにメッセージ)今日、試合を観ていただいたみなさま、ありがとうございました。K-1ファンのみなさんにしっかり勝って覚えていただきたかったんですけど、2連敗ということで非常に悔しいです。すぐに次のことは考えられないんですけど、整理をしてまた戻ってこれるようにがんばりたいと思います。今日はありがとうございました」

■朝久 裕貴の試合後のコメント
「(試合の感想は)僕のイメージでいうと足技の印象があると思うんですけど、練習してきたパンチと、あと今回出せなかった新技もあって、それが使えなかったのは少し心残りではあるんですけど、練習していたパンチで倒せたのはとてもうれしく思います。(相手の印象は)やっぱり目の前に立ってみて、スピードと、専門的なことになるんですけど、散らしとか気のフェイントが多くて、最初は読めなかったですね。

(早い決着になると想定していた?)早ければ1Rで終わると思ってたんですけど、ハーフタイムあたりで捕まえられなかったので、『これは少し長くなるかな』と思いました。1回目のダウンからまとめて、チラッと残り時間が見えたので。自分としては2Rまでいくのかなと思ってたんですけど、1Rで詰めることができたのはよかったなと思います。

(相手を掴むことができたのは?)僕は普通にパンチを打っていたように見えたと思うんですけど、目の前に立っているMOMOTARO選手は『蹴りが来るかもしれない』と思って蹴りのガードをしたので、そこに僕がパンチを出しました。僕の気は蹴りを出して、僕の体はパンチを出したので、そのパンチが当たったという感じです。

(それは普段の練習からやっている?)そうですね。朝久流養我で泰央とやっている時だけそれがハマるんですけど、気を相手にぶつけるとそのディフェンスを相手がするので、それを見て体を動かすというか。(国内での目標は?)やっぱり国内で、K-1のリングで戦っていく上ではK-1のチャンピオンを目指してますし、僕は(武林風の)世界チャンピオンなのでそのベルトを防衛しつつ、日本で試合ができる時には今日みたいないい試合ができるようにして、K-1チャンピオンに進んでいきたいと思います。

(ファンにメッセージを)応援していただいてありがとうございました。そして対戦していただいたMOMOTARO選手、ありがとうございました。やっぱり今まで戦ってきた日本人選手の中でも、MOMOTARO選手の気持ちの強さと技術は一つ抜けていて、さすがだと思いました。僕もこれから頑張ります。『戦いたい相手が一人いる』と言っていたんですけど、武尊選手とか年内に試合があるみたいなのでそちらを頑張っていただいて、僕もこれから自信を持って、名前を出しているように頑張っていきますので、応援よろしくお願いします。押忍」

第17試合/スーパーファイト/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R


村越 優汰 Murakoshi Yuta

第17試合/スーパーファイト/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R

  • ●
  • 判定
    • 3-0
      30:27/30:27/30:26
  • ×
x

西元 也史 Nishimoto Narufumi

 西元は11勝11KOという剛腕の“KOマシーン”。対して村越は技術で翻弄しての判定勝利を至上とするテクニシャン。お互いの格闘理念がぶつかり合う一戦となる。

 1R、西元は開始すぐに前へ出て村越をロープに詰めるが、村越は右フックを巻き込むように当てて西元を倒し、先制のダウンを奪う。
 立ち上がった西元は表情を変えずに前へ出て再び村越をロープ際に追い込む。左ミドル、左ローの村越に対し、西元はカーフキックを入れ、ストレートとフックで迫る。

 2R、追い詰めてくる西元に対し村越は左ミドル、左ロー。西元が力を込めるパンチは空を切らせる。そしてかわした後で左ストレートを返し西元をとらえる。西元も右ストレートを当て、さらにパンチを繋げるが、村越は連続でのヒットを許さない。

 3Rも村越はロープを背にするが左ミドルを連発。ヒットを狙う西元だが、それを読み取り村越は逆に左ストレート、右フックのカウンターと当てる。バックブローを見舞う西元だが当てられない。ボディストレートから左ハイと攻撃を散らす村越。テーピングの目立つ村越の右脚にローを入れ、パンチで迫る西元だが、村越はボディワークでのディフェンスと巧みなパンチのリターンで西元をいなす。判定は30-27、30-27、30-26の3-0で村越。自分の試合をやり通して勝利した。

■村越 優汰の試合後のコメント
「(試合の感想は)試合前から思ってたような動きが、今回は結構できたと思います。(相手の印象は)一発ある選手だと思ってて、思った通りパワーがあって、いい選手だなと思いました。

(ダウンで気持ちは楽になった?)そうですね。楽になった部分はあります。でも、自然と出た感じで気付いたら倒れてたって感じなんですけど。ダウンで余裕ができた感じはあって、でも今日は初っ端からすごく攻撃が見えていたので、もらう感じはあんまりしなかったですね。

(この先は?)ベルトをもう一回巻きたいという気持ちはあるので、目の前に用意された相手にしっかり勝って進んでいくしかないのかなとは思います。(ファンにメッセージを)周りから『判定マシーン』とかいろいろ言われてるんですけど、今回1Rにダウンを取って、狙っているわけじゃなくても倒せる感覚がだんだん分かってきたので、近々相手が勝手に倒れている時が来るんじゃないかなというのは思います。皆さんこれからも期待して見ていてください」

■西元 也史の試合後のコメント
「(試合の感想は)ダウンを取られて、考えている間というか、焦っている間に試合が終わったという感じですね。(相手の印象は)やっぱりうまかったです。ずっとやりにくい印象があったので、その中で僕が当ててグチャグチャにでもできればよかったんですけど、考えすぎちゃいました。

(もともとどう戦おうと?)作戦は立ててないですけど、詰めて、脚も潰して、当てさせないぐらいのつもりで全部当てて、そういうつもりやったんですけど、出鼻をああいう感じでくじかれて、自分に負けました。(ファンにメッセージを)いつも応援してくださってありがとうございます。こういう結果になってしまって情けない試合を見せて、結果は完敗なので、しっかり自分に勝てるように、もっともっと練習します。必ずリベンジもして結果も出すので、これからもよろしくお願いします」

第18試合/スーパーファイト/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R


卜部 弘嵩 Urabe Hirotaka

第18試合/スーパーファイト/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R

  • ●
  • 判定
    • 0-3
      28:30/28:30/27:30
  • ×
x

芦澤 竜誠 Ashizawa Ryusei

 これまで第2代K-1 WORLD GP スーパー・フェザー級王者など多くの栄冠を手にしてきた卜部だが、昨年12月の前戦では体重超過を犯した上で反則負け。今回は失ったものを取り戻す戦いに挑む。

 対して芦澤も3月に敗れて以来の試合で、卜部には3年前に敗北を喫しておりリベンジマッチとなる。

 1R、身長で上回る芦澤は卜部のローを空振りさせてかわし、ジャブ、飛びヒザ、前蹴りと探りを入れる。そして右ボディフック、左ボディフックと卜部に打ち込む。卜部のスイングフックをかわし、芦澤はさらに左ボディフック。卜部も左インロー、右ローと入れていく。芦澤はこれに右カーフキックを2発返す。

 2R、卜部のローに芦澤は左右フックからミドルを連係する。卜部はプレッシャーを発して前進すると左ミドルを打ち込み、右クロスを伸ばすが、これは芦澤が頭を振ってかわす。卜部は左ミドルでわき腹をとらえて芦澤に効かせる。しかし芦澤は逆にそこからジャブを当てて前に出て、顔へのパンチからすぐさまミドルを繋いで卜部を襲う。

 3R、芦澤は左フック、右ストレートの強打からヒザ蹴りに繋ぐ。卜部は左ミドルで芦澤を止めんとするが、芦澤は右フックでとらえる。だが、芦澤がそこから行くと卜部が右フックをヒット。芦澤はしかし卜部をコーナーに詰め右ボディフック、ヒザと猛攻。だが卜部は持ち応える。芦澤はリーチある左ジャブのリードからヒザ、ミドルと襲う。卜部の右パンチの直後に芦澤は右フック、左フックと強打を当てるが、卜部は倒れない。判定は30-28、30-28、30-27の3-0で芦澤。成長を見せ卜部にリベンジ勝利を上げた。

■卜部弘嵩の試合後のコメント
「(試合の感想は)率直にすごく悔しいです。(相手の印象は)強かったです。芦澤選手が強かったので、負けてしまったんだなと思います。(前回とは変わっていた?)うまかったですよ、やっぱり。駆け引きとかがすごくうまかったなと思いました。

(荒さが抜けていた?)はい。僕以上に丁寧でした。(隙が見出せなかった?)はい。よくそういう練習をしてきて、戦略を練っていたんだなと思います。(そういう部分で負けるのはすごく悔しいのでは?)すごい悔しいですね、はい。そこの駆け引きで今日は負けてしまったかなという感じなので、悔しいですね。

(そこも踏まえて、これからの自分の可能性をどうとらえている?)本当に微妙な、少しのズレがこうやって影響してしまったなというのがあって、もちろん実力は影響したと思うんですけど、そういうズレを含めて全体的にやり直さなければいけない部分があるなと思いました。

(ファンにメッセージを)僕を信じてくれたファンの皆さんだったり仲間だったり僕の家族だったり、今日見に来てくれた皆さんにいいところを見せられなくて、残念な気持ちがあります。じゃあこれで終わるのかというと、いや、ちょっと勝った姿を見せるまではやめられねえなという気持ちがあります。もう一回しっかり作り直して、必ず勝ちます。頑張ってまたリングに上がるので、また注目してもらえたらうれしいです」

■芦澤 竜誠の試合後のコメント
「(試合の感想は)練習不足というか、試合前から取り組んでることができてなかったので、こういう結果になったので、次は倒し切ります。ダメだったところは分かってるんで。(その取り組みを)やってる最中だったので、次はまた楽しみにしてください。レベルアップしたところを見せます。

(相手の印象は)何か、試合じゃないみたいな感じでしたね。マスっていうか、怖さがなくて。(卜部選手が「自分より丁寧だった」と言っていたが)シンプルなんですよ、今やってることって。その練習通りやれば、村越戦だって勝てたんですよ。練習通りに初めてできたかなって感じなんで。全然できてないですけど、『ああ、こんな感じか』って感じだったんで、次の試合はもっと倒し切ることをもっと思い浮かべて練習できるので、次の試合は絶対KOします。

(完成形を100とすると、今は?)50ですね。まとめる力がなさ過ぎるんで。まとめる力がついたら、余裕じゃないですか。そこだけできたら、もう俺に勝てる選手はいないかなと思うので、そこだけ練習します、しっかり。(ファンにメッセージを)次、楽しみにしてください。次はヤバい試合します。ピース!」

第19試合/スーパーファイト/K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R


林 健太 Hayashi Kenta

第19試合/スーパーファイト/K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R

  • ●
  • 判定
    • 0-3
      26:27/27:28/26:28
  • ×
x

佐々木 大蔵 Sasaki Daizo

 元K-1ライト級王者の林に対し、Krush2階級王者の佐々木。かつての同門でこの試合が決まるまで練習をともにする間柄であった2人がK-1スーパー・ライト級王座を目指す途上で激突する。

 1R、ともにオーソドックスで林はジャブでのリードから右ストレート、左フックと振るって探る。佐々木はロープを背負って対処していたが、林の右ショートフックがとらえ、佐々木はやや足がヨロめく。しかし持ち応えた佐々木はカウンターのフックをヒット。林はカーフキックで佐々木を横向きにさせる。

 2Rも林が前に出てプッシャーを掛けるが佐々木が右クロスでとらえてダメージを与え、右ストレートを続けて打ち込み林をダウンさせる。
 迫り来る佐々木の右ストレートをかわして林は逆に右ストレートを打ち込み、続けて右ショートストレートでダウンを取り返す。
 両者1度ずつのダウンとなり、林が右ストレートを当てれば佐々木は左フックを当て返す。しかし踏み込んでの右ストレートで佐々木が林に2度目のダウンを与える。

 3R、林の左パンチの引き際に佐々木は右ストレートを返し林をのけ反らせる。林のローに佐々木は右ストレートをカウンター。林はアッパーからフックを連係し、佐々木に近距離での打ち合いを強いて試合を進める。佐々木はしかしバックステップして距離を作り、ミドルとジャブを入れる。これに対し林はやはり間合いを詰めての打ち合いに持ち込む。両者最後までパンチの打ち合いで試合が進む。

 判定は27-26、28-27、28-26の3-0で佐々木。友情対決を制した。


■林 健太の試合後のコメント
「(試合の感想は)チャンピオンじゃなくなって、今年に入って階級変更して、また応援してくれている人たちにいい姿を見せようと思ったけど、できなかったっすね。申し訳ない気持ちでいっぱいですね。
 
(相手の印象は)上手やったっすね。ストレートが全く見えなかったです。(やりづらかった?)キッカーなので、もっと蹴りで来ると思ったんですけど、パンチの展開が多かったので、自分もちょっと変に巻き込まれてしまったというか。普段の大蔵君じゃなかったですね。
 
(それでペースが掴めず?)ペースが掴めずというか、どちらかというと僕はあの展開は好きなはずなのに、うまく外されて合わされて、ちょっと熱くなったところにスコーンと入れられて、うまく試合を運ばれたなという感じです。(ファンにメッセージを)落としたらアカンところで落としてしまったんですけど、また世界チャンピオン目指して頑張りますので、応援よろしくお願いします」

■佐々木 大蔵の試合後のコメント
「(試合の感想は)今の気持ちとしては率直に、健太ありがとうと。健太とだったからここまで来れたと言ったら、今までやってきた選手に失礼になるかもしれないですけど、健太と過ごしてきたというのは紛れもない事実というか、その思いを胸にずっと健太との試合が決まってから過ごしてきたので、それがようやく今日終わって、本当に健太への感謝の思いが募る一方ですね。
 
(やりづらかった?)そうですね、率直に言うと。1R、お互いに距離が掴めてない状態の中だったので、『いつもの』『いつもの』っていうのを追っかけてしまったので、そういう部分の怖さを感じましたね。(林選手は『佐々木選手の戦いがいつもと違った』と言っていたが)そうなんですか(笑)。僕も必死だったのであまり覚えてないので。いつも健太とスパーしていたっていうのがインプットされているのでそれとのズレを感じたというのはありましたね。健太が思うのと僕が思うのはまた違うというのもあると思うので。

(元王者に勝って、王座戦戦では前進では?)ありがとうございます。そう言ってもらえるとうれしいんですけど、この階級の王者は今日もセコンドについてくれたヒデさん(山崎秀晃)なので、ヒデさんに対してどういうものを見せられたかというのも……。ヒデさんも僕が勝つことを信じてバックアップしてくれてずっと過ごしてもらっていたので、今後のことはゆっくりと考えていくとともに、僕は一戦一戦というか、常に常に、勝っても負けても変わりなく格闘技というものを続けていく。『まだまだだなあ』という思いはずっとあるので、そのまま邁進していくのみですね。
 
(ファンにメッセージを)今日はありがとうございました。そして横浜アリーナの地で、K-1という最高の舞台で、元同門で長い付き合いの健太とリング上で拳を交えられたというのは自分にとっての財産なので、これからさらにステップアップしていく姿を皆さんに届けられたらなと。いつもとは違う色が見せられたらなと思うので、またどんどん作品と言われるような、そんな準備をしていきたいと思います。ありがとうございました」

第20試合/スーパーファイト/K-1ヘビー級/3分3R・延長1R


京太郎 Kyotaro

第20試合/スーパーファイト/K-1ヘビー級/3分3R・延長1R

  • ●
  • 延長判定
    • 1-2
      9:10/10:9/9:10
  • ×
x

シナ・カリミアン Sina Karimian

 第2代K-1ヘビー級王者であり、その後はボクシングに転じて数々の王座を手にしてきた京太郎。今年3月、10年ぶりのK-1復帰戦をKOで飾ると第2戦は現K-1クルーザー級王者カリミアンとの対戦となった。カリミアンは京太郎の言動に不快感を露わにし「リング上で教育する」と激闘を予告する。

 1R、まずは両者ローを蹴り合う。京太郎は無理に前へ出ず、カーフキックでカリミアンをとらえていく。カリミアンがコーナーに追い詰めると京太郎は頭を下げて組みつきクリンチしてブレイクを待つ。カーフを効かせる京太郎。

 2Rも京太郎はカーフキックを続行。カリミアンが放ったバックブローはしかし京太郎は当てさせない。京太郎はローを当てながら次第に距離を詰めていく。右ストレート・左フック・右ストレートと3連打でとらえる京太郎。さらにカーフを当てるが、カリミアンも右ローを当て返す。

 3R、京太郎は右フックを当て、再びカーフキック。だがカリミアンも京太郎の接近際にフックを強振してヒットを狙う。京太郎は打ち合いを仕掛けるが、カリミアンが逆に右ストレートをヒット。京太郎は組んで窮地を逃れる。さらにカリミアンはバックブローを繰り出しヒット。カリミアンはなおも右ストレートを当て、京太郎を挑発してさらに前進する。

 判定は29-29、30-29、29-29でカリミアンに1票入るもドロー。延長戦に突入となる。

 EXR、カリミアンは前に出てプレッシャーを掛ける。京太郎のパンチを浴びてももっと打ってこいと挑発する。京太郎はボディストレートこそ当てるが、顔へのパンチはブロックされる。だがカリミアンのバックブローを空振りさせ右ストレートを当てる。カリミアンはダッシュしてのヒザ、前蹴りで襲って終了する。

 判定は10-9(カリミアン)、10-9(京太郎)、10-9(カリミアン)と2-1で割れカリミアン。階級上の京太郎を降した。

■シナ・カリミアンの試合後のコメント
「(試合の感想は?)昨日の会見で、今日は楽しめる試合になると思っていて、実際に楽しく試合することができた。観ていたかたも楽しんでいただけたかと思う。

(対戦相手の印象は?)試合が終わったので、いまからどうこう言うつもりはまったくないが、自分自身、京太郎選手といい試合ができたと思う。ただ、試合の前に京太郎選手にさんざんSNS等で挑発されてたことがわかったので、今日はリング上で京太郎選手にリスペクトとはどういうものかということを、教えようと思った。

(ヘビー級で動いてみた感想は?)自分自身は昔からパワーに自信があって、自分が55kg程度のときも十分、大型選手とスパーリングをしていて。そういうこともあったので、相手がどれだけ大きいとかは自分にとっては関係ないことだと思った。

(いまクルーザーのベルトを持っているが、ヘビーでやっていく?)もちろんです。100kgのチャンピオンであるロエル・マナートに早く日本に来てもらって、俺と試合をしてほしい。自分は最初のクルーザー級とヘビー級、二階級制はする選手になりたい。

(京太郎選手のことを会見でピエロと言っていたが、いま着てるTシャツはジョーカー?)先ほど言ったようにいまは試合が終わったあとなのでアレですけど、試合後には彼の控え室に行ってお互いの試合を称えるようなこともあった。彼はSNS等でしっかりでいままでの挑発の謝罪をするんだと思う。(ファンにメッセージ)(日本語で)キョウハ、ホントウニアリガトウゴザイマシタ。取材陣のみなさん、関係者のみなさん、ファンのみなさん、本当にありがとう。厳しい状況の中、こんなにすばらしい会場にこんなに大勢のお客さんの前で試合ができることはうれしい。本当にみなさん、ありがとうございます」

■京太郎の試合後のコメント
「(試合の感想は?)試合覚えてないの初めてなんで、ちょっと何も言えないです。減量のせいにする気はないけど。こんな経験は初めてなんで。こんな不思議な感覚、悔しさっていうよりもしょうがないなっていう感じです。僕が強さを示していかないといけない立場なのに、相手に対してああいう試合をしてしまったというのは、自分の不甲斐なさなんで。まあ、人生こんなもんかなと。

(対戦相手の印象は?)。2mっていうのはあったんですけど、ちょっと覚えてないんでわからないですけど、負けは負けなんで。すべて受け止めなきゃなと。35歳でこういう試合をしてるっていうのが、あまりよくないなと思いました。(根本から身体作りを考える?)いやいや、向こうは100kg(以下)だったんで。100kgでやるなら、減量をどうするかっていう。もちろん、減量するのもあれなんですけど。本当にボクシングから来て、手本としてやんなきゃいけないけど、こういう試合してるっていうのが、たぶんダメなんだなって思うけど。覚えてないです、すみません。

(ファンにメッセージ)僕が話すと、やっぱり試合で見せなきゃいけないんで、ここでは話すことはないんで。またしっかりやりたいと思います。ありがとうございました」

第21試合/【株式会社メディオック Presents】K-1 WORLD GP第2代ウェルター級王座決定トーナメント・決勝/3分3R・延長1R


野杁 正明 Noiri Masaaki

第21試合/【株式会社メディオック Presents】K-1 WORLD GP第2代ウェルター級王座決定トーナメント・決勝/3分3R・延長1R

  • ●
  • KO
    • 3R 2分51秒
  • ×
x

安保 瑠輝也 Anpo Rukiya

 決勝は一回戦・準決勝とも初回KOで上がった野杁と、こちらも2試合ともKOで上がった安保の対戦。ともに戦前から優勝を宣言しており、有言実行を果たすのはどちらとなるか。

 1R、野杁は左インロー、右ローと蹴りつけ、安保のパンチをかわしてプレッシャーを掛ける。安保がカーフを入れれば野杁もカーフを返す。安保は関節蹴りも繰り出すが、野杁が歩を進め詰めていく。だが安保はワンツーから左フックを振るって野杁を下がらせる。安保は顔へのヒザを放つが、野杁はブロック。さらにバックスピンキックで野杁をとらえるが、野杁は効いてないぞとアピールする。

 2Rも野杁はプレッシャーを掛けていくが、安保はジャブを伸ばし、二段蹴り、ストレートで後退させる。顔へのヒザも野杁はブロックして当てさせない。ロープ・コーナーに安保を追い詰める野杁。パンチのブロックが固い安保に野杁はカーフキック、右ミドルを打ち込む。

 3R、野杁は前に出て安保に攻撃力を発揮させず、胴回し回転蹴りもブロックして強い視線で見下ろす。野杁の右カーフにダメージを見せる安保。安保は左ミドル、前蹴りを放って野杁のカーフキックを封じる。野杁は左ボディフックも安保はそこに左フックをカウンターで放って効かせる。しかし野杁はその後の被弾を許さず、左ボディフックで安保をダウンさせる。
 野杁は左三日月蹴りを打ち込み2度目のダウンを奪い、残り時間は少なかったが左前蹴りで安保をエグって3度目のダウンを与え全KOで優勝を決めた。

野杁のマイク
「今日はたくさんの応援ありがとうございました。僕以外の7選手がいたからこそトーナメントを開催することができました。ありがとうございました。本当に外国人選手が呼べない中、世界一かと言われればそうじゃないかもしれないですけど、瑠輝也と僕は世界トップの力を持っていると思うので、そういった意味で瑠輝也と決勝を戦えてよかったと思います。瑠輝也はまた這い上がって僕のベルトを目指してくると思いますが、何回やってもまだまだ甘くないぞと思わせる内容で勝ちたいと思います。瑠輝也の復活劇も楽しみにしてください。また世界トーナメントが開催できるようになれば、海外のトップ選手3人と僕でトーナメントをやりたいので、その時はまた応援よろしくお願いします。
 怪物でしたよね、魔裟斗さん。有言実行できたのがよかったと思ってます。最後に子ども2人をリングに上げて写真を撮ってもいいですか?」

■安保瑠輝也の試合後のコメント
「(試合の感想は)シンプルに悔しいですね。野杁正明選手に勝つためにやることやってきて、1R・2Rは手応えもあったんですけど、最後自分の弱点と、野杁選手の得意な展開に持っていかれてしまったなっていう感じです。悔しいんですけど、手応えもあったんで、10分ぐらい落ち込んだんで、今はすごい元気です。

(相手の印象は)エキシビションを2年ぐらい前にやって、その時より、正直恐怖心っていうのはなかったですね。やることやってきたんで。まあやっぱりウェルター級の世界トップ選手、粘り強さというか。1回戦と準決勝、普通の選手なら倒れてくれるような攻撃を、効いてるのは効いてたんですけど、耐えるというか。まあ強いなという感じでしたね。

(1回戦と準決勝はプラン通り?)1回戦は自分が想定した通りの展開ですぐ終わったんですけど、松岡選手に関してはKrushの現役チャンピオンだけあって、距離感であったり、やりづらい部分はありました。たださっき言った通り、松岡選手はあそこで倒れてくれるんです。それは野杁選手にも当たったんですけど、そこで野杁選手は本当にトップでやってるんで、効いてはいるけど倒れるまでにはいかないっていう、自分の課題も見つかったなという感じでしたね。

(準決勝が3Rまでいったのも決勝に影響した?)それは全然してないと思いますね。トーナメントなんでね、運も実力のうちというんで、それが原因で負けたとか、そういうことを言う男にはなりたくないんで、それは全然関係ないです。(弱点とは?)やっぱり圧力ですね。野杁選手みたいなトップ選手の圧力に対応する技術をやってきたんですけど、1、2Rはそれがすごいハマって、最後に捕まってしまったなと。何で負けたんですかね? 覚悟が足りなかったんですかね?

(最後のボディは予想外?)ボディはゲーオにヒザ蹴りを聞かされたこともありましたし、今回野杁選手のヒザ蹴りも効きましたけど、まさか自分がボディで倒れるとは思ってなかったんで。呼吸したら脇がすごく響いて、ヒビ入ってるか折れてるか、呼吸できないようなボディは初めて食らいましたね、試合中に。

(攻撃がけっこうブロックされていたが)ブロックの上からでも効かせているという手応えはありましたけどね。カーフキックは痛かったです。倒れるとかはないですけど、脚の動きが鈍くなったなあというのがあって、一回つまづいたというのもあったので、痛かったです。

(試合後のマイクで野杁選手が『這い上がってこい』と言っていたが)今日やってみて、絶対勝てないとは正直思わなかったので、今日は敗者ですけど、次やったら絶対勝つっていうのを、リング上でもその後でも野杁君に言わせてもらったんで、そしたら野杁君から『俺も負けずに頑張るんで、瑠輝也も這い上がってこいよ』と言われたので、リベンジしないとダメな選手ばっかりなんですけど、僕はとりあえずスーパー・ライトには落とせないので、野杁君の首を……追うばっかりはイヤなんですけど、狙ってやっていきたいですね。

(ファンにメッセージを)さんざん大口を叩いて、結果的に口だけ野郎になってしまったんですけど、『心は折れてない』とか『這い上がる』とか、そういうことを言うのは簡単なんですけど、本当に自分自身手応えがなかったわけじゃないですし、ここからまたさらにウェルター級チャンピオンの野杁選手に挑戦していく格闘技人生を選んでいこうと思ってるんで、僕のことを好きな方は応援していただいて、アンチの方も僕に興味を持っていただいて、これからも安保瑠輝也に注目していただけたらと思います。ありがとうございました!」

■野杁正明の試合後のコメント
「(試合の感想は?)ほっとしてる部分はありますけど、これはゴールじゃないんで、次に向かってまたがんばっていきたいと思います。(対戦相手の印象は?)一回戦・準決勝は実力の差を見せつけないといけない相手だと、ずっと僕は言っていて。そういった内容を示すことができたんでよかったなという感じですけど。瑠輝也との決勝はやってて楽しかったというか、本当に強くなったなと、戦いの中で思ってましたね。

(理想の終わり方との差は?)ダメージはまったくなくて。本当は全部1RKOで終わらせたかったなという気持ちはありますけど、決勝始まる前にセコンドのトレーナーたちと作戦で、3Rかけていいから、しっかり倒しきるっていうのはテーマだったんで。そこはしっかりKOすることができたんでよかったなと思ってます。(瑠輝也選手の強さを感じた部分は?)パンチも重かったですし、倒しにくる姿勢がすごく見えたんで。そういったところを含めて。ここ最近、勝負してくれる選手がいなかったんで、純粋に楽しかったです。

(最後、ボディで倒せたのは1~2Rの積み上げがあったから?)いや、もうボディかローで倒そうと戦う前から決めてたんで。1Rやっていく上で、絶対ボディで倒せると思ったんで。若干、様子見ながらでしたけど、さんざんエサ巻いて伏線張って。まあ、3Rでとどめを刺すっていう、予想どおりの展開になりました。

(安保選手がほかの選手だったら倒れてくれる攻撃でも、野杁選手は倒れてくれなかったと発言していたが、自分としては攻撃をもらってなかったのか、もらっても大丈夫だったのか?)全然、もらってましたけど、べつに倒れるほどじゃなかったですね。いままでやってきたハッサン・トイとかのパンチに比べたら大丈夫でした。近くに行って絶対に戦ってくれないと思ってたんで、どんどん圧力かけて、ボディとローで削っていこうと言われていて。さんざんカーフ蹴って、そっちに意識させといて、ボディをちょっとずつ狙うっていう作戦だったんで。すごいボディ嫌がってたんで、3Rで倒せるなと思ってました。

(向こうはわりと大きい攻撃を出してきたが?)それが作戦です。そうすることで相手は勢いづくじゃないですか。そういうときこそ、カウンターとか入りやすかったりとか。僕は判定までいく気はサラサラなかったんで、1~2Rはくれてやるぞじゃないですけど。

(ふくらはぎのテーピングは?)筋断裂してしまって。今月頭、1カ月経たないくらいですね。医者からは絶対に間に合わないって言われてて。まあ、奇跡って言われたくらい回復はしてたんですけど、やっぱり試合中に切れることはありうることだったんで。ドクターと相談して、テープを巻いて試合するということになりました。

(いま、終わった段階の状態は?)そこまでひどくなってないんですけど、瑠輝也との試合の2R目か3R目に若干力が入らなくなって、パンチが流れてしまうことがけっこうあったんで。このあと、病院に行くのかどうなのか、よくわからないですけど。そこまでひどくはないですね。(練習できなかった時期も?)練習できなかったです。歩けなくて、あと二割くらい切れてたら手術だったんで、本当ギリギリだったんですけど。

(動けるようになったのは?)2週間前とかですかね。最初は動かずにパンチだけでやったりとか、ずっとしてて。最初の頃は走ったりもできなかったですし。走れるようになったのは1週間半前とか、そのくらいですね。(気持ちが奇跡的な回復を?)そうですね。やっぱりこのトーナメントに懸けてましたし、取らないといけないと思ってたんで。もちろん、パンチしかなくても出るつもりでしたし。(ファンにメッセージ)今日はたくさんの応援ありがとうございました。このベルトと共にまだまだ進化しないといけないと思いますし、さらに強くなっていきたいと思うので、これからも期待してください。どうもありがとうございました」

 

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