KHAOS
2020.09.12
#MOVIE

◆主催・著作 KHAOS実行委員会
◆企画・制作 株式会社M-1スポーツメディア
◆運 営 株式会社グッドルーザー
1R、森川が右ローを当ててスタートするが、サウスポーの加藤も左ハイキックを当て返す。加藤は左ミドルでボディをとらえて効かせ、森川の手が落ちたところを左フック、左ストレート、左ミドルとさらに攻める。そして踏み込んでの左ストレートを当てると森川は腰砕けとなりダウン。立ち上がった森川は前蹴りで加藤を遠ざけ、右ストレートを当てて反撃。さらに森川は右ストレート、右フックから左フックも当てて初回を終える。
2R、森川は距離を詰めて左フック・右フックと乱打戦を仕掛ける。やや面食らったかの加藤は押し返して左フックを強振するが空振り。追いかけてくる森川に加藤はバックステップして距離を作り左ストレートと左フックで応戦も森川のブロックに阻まれる。
3R、連打の中で異状があったか一瞬肩を気にする素振りを見せた加藤だが、すぐに再開。森川は距離を詰めて左右のパンチをストレート・フックと連打。加藤も押されながら左フックを強振するが、森川を止められない。カウンターの左ストレートを浴びる森川だが止まらない。加藤も左ハイ、左ストレートと当てるが、森川が左右の連打でこのヒットを相殺していく。判定は29-28、28-28、28-28で1票加藤に入るもドロー。延長戦に突入となる。
延長R、森川は距離を詰めて連打を浴びせる戦いを続行。加藤は横にさばいて応戦する。しかし加藤の左ミドル、左ストレートに森川は止まることなく連打を回転させる。森川の馬力と回転に後退を余儀なくされる加藤。加藤が左ストレートを当てても、森川は連打で上回って下がらせる。判定は3者10-9で森川。ダウンを先取されたが、盛り返して勝利した。
2R、豊嶋は谷田の出入りに右ストレートを合わせ、懐に入れないようにして試合の流れを変える。豊嶋は前蹴りも使い、谷田をパンチの射程距離に入れない。豊嶋は谷田のパンチに目が慣れてきたか、ブロックで的確に弾き、前蹴りで谷田を突き放す。
3R、谷田は闇雲に前へ出ず、左右の動きから入るタイミングを探る。そこからオーソドックスになっての左フック、右ストレートと当てる。豊嶋も前蹴りを放ちながら前に出るが、谷田はそこへカウンターの左フックを放ってとらえる。判定は30-29、29-29、29-29で谷田に1票入るもドロー、延長戦に突入となる。
延長R、谷田はオーソドックスで前蹴りからの左フックと右ストレートを連係する。豊嶋も左右ストレートで応戦するが、谷田が回転で上回る。しかし豊嶋もリーチを活かして谷田を下がらせる。ラウンド後半は豊嶋が体格差を活かした左右ストレートからの右ミドルで攻勢を取って終える。判定は3者10-9で豊嶋、プロ初勝利を上げ決勝へと進んだ。
1R、前後のステップと素早いダッキングを見せる鵜澤はサウスポーから左ハイキックを飛ばし、これで小島をロープ際に下がらせると左ストレートを突き刺しダウンを奪う。立ち上がった小島も右ストレート、左フックと放っていくが、鵜澤は変わらぬステップとダッキングから左ストレート、右フック、左ストレートと打ち込んで小島に2度目のダウンを奪い、KOで初戦を突破した。
2R、ジリジリとプレッシャーを掛けんとする大石だが、高橋もそこへ左右のフックを強振。大石を懐に入らせない。高橋は前蹴り・右ローを当てて大石の前進をストップ。しかし大石が高橋にロープを背負わせて左右のフックをヒットさせる。
3R、大石はやはりプレッシャーを掛けてロープを背にする高橋に左ボディフック。高橋も左ボディフックを返し、両者右・左と互いにKO狙いの強打を強振。どちらもなかなかクリーンヒットを得られないが、大石のヒザがボディをとらえたか高橋はやや失速。足を取られてスリップする場面も目立ってくる。試合は大石が前に出て終了。判定は29-29、29-28、30-29の2-0で大石。鵜澤の待つ決勝へ進んだ。
2R、新井は右ローを当ててヒット&アウェイ。そして鈴木のタイミングを計っていたか、鈴木の右フックに逆に右ストレートを一瞬速く合わせ、これで鈴木からダウンを奪う。新井はダウンを奪った後も冷静で、強引には攻め入らずローを当てていく。
3R、ダウンを奪われている鈴木は前に出る構えだが、そこは新井がジャブから右ローを繋いで当て止める。鈴木はスピードあるジャブで新井にロープを背負わせるも、その後を攻め込むことができない。右フックを強振するも新井にかわされる。判定は30-27、30-27、30-28の3-0で新井。デビュー戦を白星で飾った。
■試合後の新井優騎のコメント
「めちゃくちゃ試合前に緊張して、めちゃくちゃやばいと思いました。ミットでスタミナがだいぶ減ってて…でも入場してリングに上がったら緊張がほぐれました。(対戦相手の印象は?)思ったよりデカかったです。計量の時はちょっとデカいかな…くらいだったんですけど、1日空くと一回りデカかったです。(今後の目標は)とりあえず勝つことです。一戦一戦」
2R、齋藤はガードを高くした構えから左ミドル、右ロー。川越はそこへパンチで向かい、試合は蹴りvsパンチの図式となる。川越がロープを背負った齋藤にガードの上からでも構わずフックを上下に振るう。齋藤はこれを組みついて押さえてしまい、ホールディングで注意を受ける。右ストレート・右クロスで攻める川越に齋藤は右アッパーで反撃。この後で右クロスを死角から打ち込み、川越は崩れ落ちてダウン。齋藤がデビュー戦をKO勝利で飾った。
齋藤のマイク
「今日初戦だったんですけどKOで勝ててとても嬉しかったです。自分は寮生活をしているんですけど、もっと強い選手とやりたいです。よろしくお願いします」
■試合後の齋藤紘也のコメント
「今日まですごく練習してきたので、勝って当然だと思っていました。1RKOのつもりでしたが、体が動かなくて2RにKO出来てよかったと思います。(対戦相手の印象は?)すごく前に出てくるタフな選手でした。でも練習してきたことを出せば絶対に勝てると思ったので、出せてよかったです。(今後の目標は)自分は寮に住み込みで練習しているので、誰よりも練習している自信があります。もっと強い選手と戦いたいので、もっと上を目指したいと思います」
2R、鈴木はジャブで山下との距離を把握し、そこから右ストレート、右ミドルと打ち込む。鈴木は先手を取って攻め、山下の攻めを封じる。山下はオーソドックスに変わって右ローを当てていく。これを鈴木が嫌がる素振りを見せると山下はさらに右ローを追加する。
3R、鈴木は前に出て思い切りよく右ストレートを振るっていく。山下は再びオーソドックスに変わって右ローキック。これに鈴木はやや前進が止まる。しかし攻勢となると山下は右ローが出なくなってしまい、鈴木にショートパンチでの反撃を許す。山下がボディへのヒザ、バックブローと繰り出すと、鈴木は左右フックを強振して終了。判定は30-29、30-28、30-28の3-0で鈴木。移籍しての第1戦で勝利した。
■試合後の鈴木孝司のコメント
「山下選手のカーフキック(ふくらはぎへのローキック)が結構効いて、カットしても足が流れてしまって(ローが)強かったです。なんとか根性で勝ててよかったです。(対戦相手の印象は?)左ストレートの印象が強かったんですけど、新しい武器としてカーフキックを覚えていて、僕もそれにびっくりしてしまいました。(今後の目標は)僕はK-1ジム五反田チームキングスに所属しているんですけど、他のキングスのプロ選手に並べるほど実力がないです。これからどんどん練習して上に行きたいと思います」
2R、両者開始から打ち合いを繰り広げ、左右ストレートの豊嶋に森川は左右フックで応戦。前半は豊嶋が押していたが、森川が圧力を発揮して後半は豊嶋を下がらせる。豊嶋はボディへの前蹴りを効かせるが、森川も鼻血を見せながら左右ストレートでやはり押す。
3Rも両者は開始から打ち合いを繰り広げる。森川の殴りつけるような右クロスに豊嶋は顔が横向きとなる。前蹴りを放つ豊嶋だが、疲労からかやや足が定まらない。森川は頭を振って豊嶋のパンチを直撃させない。豊嶋のミドルを浴びても手数多くパンチを返していく。判定は30-28、30-28、30-26の3-0で森川。歓喜の優勝を果たした。
全試合終了後、森川は「本日は応援ありがとうございました。私の夢は殴られ過ぎてボッコボコでぶっさいくな顔なんですけど、1日ラウンドガールになりたいです」と自らの夢を発表。「優勝して、支えてくれる人たちの顔が見れて幸せに思っていて、まだまだこれからも頑張りますのでよろしくお願いします」とファンにメッセージを送った。
■試合後の森川侑凜のコメント
「昨日の会見でも話した通り、今回は『1日2試合と考えず、1試合1試合でのつもりで戦う』つもりで、有言実行した試合だったと思います。ただ内容的には根性だけで勝ったようなものので、もっとスキルを磨いてきたいです。(対戦相手の印象は?)準決勝の加藤りこ選手は記者会見の時は女の子らしい天然な感じでしたが、リングで向かい合ったらファイターの顔をしているなと思いました。こっちもその顔を見て気合いが入りました。決勝の豊嶋選手とは昨年12月に私のデビュー戦で戦っていて、その時はドローだったんですね。で、今回が2度目の対戦ということで無事に勝ててよかったと思います。
(2試合勝てた要因は?)試合を見ても分かる通り、根性ですね。根性論で気持ちを切らさずに手を出し続けたことが勝因だと思います。(ベルトは?)もちろん注目はしています。私と戦ったチャンリー選手が王座決定トーナメントに選ばれて悔しかったです。もっともっとスキルを磨いてベルトを目指していきたいと思います。(夢が叶うことについて)試合後で顔がボコボコなので大丈夫かなと思うんですけど、思い出の1ページで貴重な体験になると思うので全力でラウンドガールをやりたいと思います(笑)。
(今後の目標は?)プロになったので自分が出来る限りは上に上にいきたいですし、私が所属しているサポートスクールグレスという名前もどんどん知られるようになってもらいたいので頑張ります」
2R、大石の右ミドルを足でカットした鵜澤は、そこから前に出て左ストレートで大石を打ち抜きダウンを奪取。ダメージのある大石を鵜澤は左ストレート、右フックで襲い2度目のダウンを奪う。あとのない大石も足を踏ん張って右ストレート、左フックの強打を振るう。しかし鵜澤は左ミドルを当て、そこから左ストレートを連発し、大石を腰砕けにしてKOで優勝を決めた。全試合後、鵜澤は自らの夢「KHAOSガールズと食事会」と今後の目標を明かした。
鵜沢のマイク
「俺は女が大好きなんで、バンタムのKrushのトーナメントがちょっと前に決まって萎えていたんですけど、優勝したんで1週間ぐらい女遊びしようかと思ってます。KHAOSガールズと食事会をしたいんですけど、俺はまだまだここで終わらないし、まだまだ強くなってるんで、練習もっともっとやって、みなさんにまた試合を見てもらえたらと思います。
いまコロナでこれだけの人が応援に駆けつけてくれて、俺の周りの人も高いチケットを勝ってきてくれて、応援してくれた人たちに勝つ姿を見せられてよかったです。これからも俺をを信じてついてきてくれたら嬉しいなと思います」
■試合後の鵜澤悠也のコメント
「準決勝は自分の動きができなくて反省点が多い試合でした。でもそのおかげで決勝はリラックスしてガードを意識して戦えてよかったです。準決勝で出来なかった動きを決勝でできたと思います。ダウンをとったあとも冷静な自分がいて、最後まで冷静に戦えたと思います。(対戦相手の印象は?)準決勝の相手は真面目な雰囲気でいいやつだと思うんですけど、戦いになったら心を鬼にして戦いました。決勝の相手は気持ちが強い選手だと思っていて、その通りでした。1発目のダウンでかなり効かせたと思ったのに、立ち上がってきたんで。それでも倒すつもりでやりました。
(2試合勝てた要因は?)前回KO負けしたあと、ジムの人たちが色々と教えてくれて、熱心にやってくれたんで、自信を持ってリングに立てたことが勝因です。これからも感謝の気持ちを持って戦いたいです。(ベルトは意識している?)めちゃくちゃ意識していますね。バンタム級はチャンピオンが空位なので、いずれ王座決定トーナメントがあると思っていて、今回のDREAM KHAOSで優勝すればワンチャン、トーナメントに出られるんじゃないかと期待をしていました。そしたら少し前に王座決定トーナメントが発表されて『まじか…』と思いました。でもこれからそういう相手と戦わないといけないし、喜びは今日で終わりにしてレベルアップしないといけないと思います。
(夢が叶ったことについて)オン・オフの切り替えが大事なので、一週間は遊ぼうかなと思います。ラウンドガールと食事に行けるのはいい息抜きになるし、オフは遊んで、気持ちを切り替えて一から強くなろうと思います。(今後の目標は?)ベルトを獲れる選手になるためにも、しっかり勝ち上がってベルトに絡んでいきたいです」
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