大会情報

  • 日程 2019年08月24日(土)
  • 会場 エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館第1競技場)
  • 観衆

    7800人(超満員)

  • 開催日時概要

    13:00開場/15:00本戦開始

大会概要

  • 主催・後援

    ◆主催・著作    K-1実行委員会
    ◆企画・制作    株式会社M-1スポーツメディア
    ◆運 営      株式会社グッドルーザー
    ◆後 援      大阪観光局/日刊スポーツ新聞社/スポーツニッポン新聞社

  • アクセス

    大阪府大阪市浪速区難波中3-4-36 tel. 06-6631-0121
    ※地下鉄各線「なんば」駅より徒歩5分
    ※JR「なんば」駅より徒歩10分

対戦カード

プレリミナリーファイト第1試合/K-1ライト級/3分3R


SEIYA Seiya

プレリミナリーファイト第1試合/K-1ライト級/3分3R

  • ●
  • 判定
    • 3-0
      30:28/30:28/30:28
  • ×
x

鈴輝 勇太 Suzuki Yuta

 1R、両者オーソドックスで鈴輝が前蹴りを飛ばし、ジャブとローで前に出る。SEIYAもロー、左ミドルを返してこれを迎撃。SEIYAは左フックの上下打ちから右ローに繋げる。どちらもローが力強い。鈴輝も左右のフックでこれに応戦。両者1Rから打ち合いとなる。ジワリジワリと前に出ていく鈴輝だが、SEIYAもバックステップして距離を詰めさせない。

 2R、前に来ようとする鈴輝をSEIYAは左ミドルと右ローで止めに掛かる。SEIYAは鈴輝の前進を見越してバックステップし、右ストレート、左フックを振るう。しかし鈴輝は攻撃をかわされても前進を継続。SEIYAはこの出足を止めんと右ローの本数を増やす。ワンツー&右ローで進む鈴輝だが、パンチはSEIYAのブロックに阻まれる。SEIYAは鈴輝の前進に合わせタイミングよくパンチを当てている。

 最終R、やはり前に来る鈴輝にSEIYAは連打をまとめる。それでも鈴輝が出てくるとSEIYAはプッシングしてその勢いと前進を押さえ、右クロスをクリーンヒット。タフな鈴輝だがさすがに効いたかやや動きが緩慢になる。SEIYAはパンチからの右ローも継続して繰り出しヒット。鈴輝はそれでも圧力を緩めず左フックを当てるが、SEIYAはブロッキングとプッシングを交えて打ち返し試合を終える。判定は30-28、30-28、30-28の3-0でSEIYA。タフな鈴輝を下し、大阪対決を制した。

プレリミナリーファイト第2試合/-53kg契約/3分3R


黒田 斗真 Kuroda Touma

プレリミナリーファイト第2試合/-53kg契約/3分3R

  • ●
  • 判定
    • 1-0
      29:/29/30:29/29:/29
  • ×
x

野田 蒼 Noda Aoi

 1R、サウスポーの黒田に対し、野田はオーソドックス。両者お互いの前手を触るようにして距離を測る。そこから野田が鋭い踏み込みでワンツーを振るう。野田はさらにスーパーマンパンチも振るい積極的に攻める。出入りのよい野田は右フックをヒット。黒田も右フックを合わせんとするが野田がスピードで上回る。野田はさらに右スーパーマンパンチを当てて初回を終了。

 2R、ステップを踏みながら飛び込む機会をうかがっているかの野田。しかし両者交錯のない見合いが続き、レフェリーから注意が与えられる。再開するも、やはり両者慎重な組み立て。黒田はミドルを飛ばし、野田が踏み込んできたところをフックで狙うが当たらない。両者また見合いとなってしまう。野田のローキックが黒田の下腹部に入ってしまい、回復のインターバルが与えられる。

 最終R、黒田は左ミドルを放つが、野田はこれを受けて右ストレートを返す。野田の踏み込み際に黒田は右フックを合わせ片膝をつかせるが、レフェリーはスリップの判断。野田はやはりステップを踏み攻撃のタイミングを探る。黒田は遠い間合いの野田に左ミドルをヒット。野田もしかし右ハイキックを当てる。だが、そこから激しい交錯には至らない。判定は29-29、30-29(黒田)、29-29でドロー。決着つかずとなった。

プレリミナリーファイト第3試合/K-1フェザー級/3分3R


新美 貴士 Niimi Takahito

プレリミナリーファイト第3試合/K-1フェザー級/3分3R

  • ●
  • 判定
    • 0-3
      28:30/28:30/28:30
  • ×
x

斗麗 Toma

 1R、サウスポーの新美に対し、斗麗は構えを左右にスイッチして応戦する。ワンツーを送りながら右ヒザ、左ローを打ち込む斗麗。新美はこれに動ぜず左ロー、左フックを当てる。プレッシャーを掛けていく新美に対し、周囲を回らされる斗麗。しかし斗麗はサウスポーから右アッパー、左ストレートとパンチをまとめて出ていく。だが新美はブロッキングでこれを弾き、逆に前へ出て斗麗を押していく。新美はボディブローを交えて斗麗を削る。

 2R、左ストレート、右フックと出ていく新美。これに左ローを浴びせる斗麗だが、新美は圧力を掛けていく。斗麗は左ローの後で左ヒザも送り新美を下がらせる。だが新美もすぐに前へ出てきて右ボディフックから左ロー。両者譲らず攻防を展開。互いに左ローを当て合う。斗麗はラウンド終盤、左右ボディフック、跳びヒザ、左ローと攻勢を印象づけて終える。

 3R、前に出てくる新美を斗麗はプッシングでいなし、前蹴り、左ロー、左ストレートと当てる。新美も左ローを返す。場内の斗麗コールを背に、斗麗はジャブ・ボディへのヒザ、ストレートに左ローと攻撃を散らす。新美は手数で劣ってしまい、前に出ていくも攻撃が繰り出せない。左ストレートを当てる新美だが、斗麗は攻め返してその後の攻撃は連続で当てさせない。新美の前進を斗麗は押し返してパンチを振るい、3Rの攻防を終了する。判定は30-28、30-28、30-28の3-0で斗麗。これでデビューから負けなしの3連勝となった。

第1試合/ スーパーファイト/K-1女子-52kg契約/3分3R・延長1R


KANA Kana

第1試合/ スーパーファイト/K-1女子-52kg契約/3分3R・延長1R

  • ●
  • 判定
    • 3-0
      30:27/30:28/30:27
  • ×
x

真優 Mahiro

 今回が3月「K'FESTA.2」でヨセフィン・ノットソンに敗れて以来の再起戦となるKANA。第1試合を自ら志願し、関西の真優と対戦した。

 1R、真優は積極的に前へ出て距離を潰していく。KANAはバックステップして距離を作ると右フックを振るう。前蹴りを顔・ボディと蹴り分ける真優。KANAはステップを使って距離を保ちパンチを振るうが真優のガードに阻まれる。組みつきの見られる真優にレフェリーから警告が出される。この注意の後、距離が生まれるとKANAは右クロス、左フックとパンチを当て始める。真優は前蹴りで突き放しバックブローを見舞うが、空振りとなる。

 2R、真優は前進してやはり距離を潰していく。だがKANAは左右のボディフックで真優を遠ざけんとする。真優は下がらず打ち合いに応じ、バックブローを繰り出す。KANAは右アッパー、後ろ回し蹴りと打ち込み、右ボディフック、右フック、右アッパー、左ハイと攻め立てる。真優はバックブローから前蹴りでKANAを突き放さんとするが、KANAは圧力を弱めない。そして真優が反撃に繰り出すパンチを見切り始め、さらに攻める。

 3R、KOを狙うKANAが前に出てミドルを打ちつける。左ミドルがわき腹をとらえると真優はガードが落ちる。KANAはそこを逃さず、顔へのワンツーを連打する。だが真優もプッシングで押し返す。左ミドル、前蹴りの真優だが、力が弱っているかKANAの圧力を削れない。KANAは接近戦から右アッパー左右ボディフックとダウンを迫るが、真優もガードから左フックを打ち返し、KANAのハイキックを浴びても倒れない。立ち続けて試合を終える真優。判定は30-28、30-27、30-27の3-0でKANA。宣言通りのKOはならなかったが、まさに圧勝で再起戦を勝利で飾った。

KANAのコメント
「(試合を終えての感想は?)倒せなかったというか、うーん……動かないものを必死に倒しにいってる感じでしたね。すごくタフで、気持ちも強くて、『いつ倒れてくれるかな』って思ってたんですけど最後まで本当に立ってて、でもそういう相手を倒さなきゃいけないのが今回の課題だったんで、圧倒はしたんですけど、悔しかったですね。

(相手の印象は?)今まで戦ってきた相手に比べると、強さはまだまだ、若いんで、そんなに強い印象はなかったんですけど、気持ちの強さは、今まで戦ってきた相手の中でもけっこう上でした。(倒せないことで、途中で作戦変更は?)1R終わったときに、近い距離をけっこう嫌がってたんで、もともとそんなに近い距離に入ろうとは思ってなかったんですけど、2Rからけっこう効いてたんで、詰めて細かいのを出して、その中で外してカウンターを狙ったりっていう指示は受けてて、その通りに動いてはいたんですけど、倒れてくれなかったですね。

(女子トーナメントに向けて手応えは? 真優選手はそういうところに出てくる存在になりそう?)対日本人だったし、どれだけ相手の気持ちが強くても倒さなきゃいけない相手だったので、本当にどんな結果であろうが、最低でもKOしないといけない相手だったんで、自分の中では。胸を張って女子の世界トーナメントをやりたいとは、リアルな現実では言えないですよね。真優選手はまだまだ強さ的には自分のライバルにはならないんで、もう一試合、しっかり自分の強さを見せられるように、次の試合に向かいたいですね。

(今後の目標と、ファンにメッセージを)今日は本当にたくさんの応援ありがとうございました。初めて大阪で試合して、気持ちよく試合できました。今後の目標は、大きい目標としてはK-1の女子世界トーナメントを開催して、自分が優勝するということなんですけど、確実に次の試合に向けて、確実に自分が強い姿を見せられるようにもう一回考え直して、次に向かいたいと思います」

真優のコメント
「(試合を終えての感想は?)KANA選手はもう王者って感じの選手で、自分なんか挑める選手じゃなかったんですけど(涙声に)、今回K-1の方からチャンスいただいたんで、この1回のチャンスをものにしないといけなかったんですけど、やっぱりそう簡単にはチャンスを掴めなくて、王者のKANA選手の壁がすごく分厚くて。それを越えることができなかったんですけど、メッチャ差があるとは思ってはないんで、あと少しずつ試合を積んでいって、もう一回できるぐらい強くなって、また挑戦したいですね。

(相手の印象は?)試合前からずっと、本当に王者という感じで、2ヵ月前にカード発表されたときは、すごくオーラがある選手やと思ってたんですが、試合させてもらって……普通は試合を受けたくないと思うんですよね。試合って何回もできるわけやないし、KANA選手も今回負けたら次はないって思ってたと思うんで、自分との試合を受けていただいて、KANA選手には本当に感謝しています。

(強さを感じたのはどの部分?)やっぱり圧ですね。そう簡単じゃないぞっていう圧があって、それを自分が越えることができなかったです。(圧は精神的なもの? 肉体的なもの?)両方ありますね。顔つきもそうですし、計量のときから本気でこの一戦に懸けてたのも伝わってきたし、でも自分もこの試合に舐めてたわけじゃなくて(涙声に)、ビビってると思われるのもイヤやったんで。人前ではヘラヘラしてたんですけど、裏ではしっかりこの一戦のために、盆休みも海もバーベキューも我慢して、泣きながらジムで、同じ(ジムの椿原)龍矢とか(野田)蒼とかと頑張ってきたんで。でも、本当にいい経験させてもらって、KANA選手には感謝したいです。

(タオルを巻いている足の状況は?)たぶんローキックかな。自分がローを蹴ったときに1回、1Rにヒザに当たって、そこからスネを痛めた感じですね。(自分の攻撃で手応えがあったものは?)押されてたのは押されてたんですけど、いつもの自分やったら打たれっぱなしですぐ組んじゃうことが前の試合でもすごく多くて。でも今回はしっかり左フックや蹴りも、少しずつ自分で成長できてるなあと思った試合でした。

(今後の目標は?)今後はしっかり、もう1回0から練習し直して、精神的にもしっかり鍛えて、練習もしっかりして、KANA選手が今言ってる女子の世界トーナメントに自分も参戦したいんで、参戦させてもらうにはこんなレベルじゃダメなんで、もっと成長した自分の姿を見せて、ファンの方やK-1の方にも選んでもらえるように、もっともっと努力していきたいですね」

第2試合/スーパーファイト/K-1スーパー・バンタム級/3分3R・延長1R


椿原 龍矢 Tsubakihara Tatsuya

第2試合/スーパーファイト/K-1スーパー・バンタム級/3分3R・延長1R

  • ●
  • 判定
    • 0-2
      29:29/ 29:30/28:29
  • ×
x

蒼士 Aoshi

 1R、右ローを連打する蒼士を椿原がタイミングのよい前蹴りで蹴り倒す。その後も椿原は前蹴りを飛ばして蒼士の機先を制する。両者右ローを当て合う。椿原は左インローも巧みに使って蒼士の体勢を崩し、右ストレート・左フックと振るう。蒼士は右ローを当てて椿原の体を横向きにさせる。椿原はローで蒼士のバランスを崩し、倒れ際に蹴りを入れてしまいレフェリーから注意を受ける。

 2R、椿原は自ら切り込んでの右ストレート、ローに合わせての右ストレートと振るい、蒼士が出てくると正面衝突せずにステップで回る。蒼士は右ローを当てていき、これで椿原の体を横向きにさせる。蒼士は左ハイ、左ロー、右ローと蹴りを連続で当て始める。椿原は逆に右クロス、左アッパー、左フックとパンチのヒットを重ねていく。

 3R、パンチ主体だった椿原だが左インロー、左ハイと蹴りの比重を増やす。ヒザを多用していく蒼士だが、椿原の右ストレートがカウンターでとらえる。蒼士は蹴り主体で行き、椿原の足を払って転倒させる。パンチに対しヒザのカウンターを狙う蒼士と、逆にそこへ右ストレートでカウンターを獲っていかんとする椿原。判定は29-29、30-29、29-28の2-0で蒼士。椿原のパンチに顔を腫らしたが勝利を掴んだ。

蒼士のコメント
「(試合を終えての感想は?)カーフキックというのが最近流行りで、僕は大学生なんで、流行りに乗ってその技を使おうかなと思ってて、作戦通りカーフキックを練習通り出せたかなというところです。椿原君はスーパー・バンタム級で強い選手と戦ってて、いい選手を倒してるので、椿原君を倒したらおいしいなと。無事テーマ通り下剋上ができたので、このままスーパー・バンタム級の最前線に行けるような選手になりたいです。

(相手の印象は?)椿原君のパンチに合わせてカーフを打とうかなと思っていて、僕もローキックの選手やと思われてるんで、カーフとローを混ぜて打とうと思ってたんですけど、思ったよりパンチ力があったんで顔がパンパンになっちゃって、足とかも今、緊張が取れて痛くなってきてるんで。強かったです。

(今後の目標と、ファンにメッセージを)今スーパー・バンタム級がK-1の中でも熱い階級なんで、KRUSHのバンタム級もそうなんですけど、どっちも同時進行で最前線に乗っていけるような、スーパー・バンタム級のトーナメントに呼ばれるような選手になりたいです。K-1の本戦に初めて呼んでいただいて、見てる人も多いと思うんで、ぜひこの蒼士を覚えて帰ってください」

椿原選手のコメント
「(試合を終えての感想は?)地元大阪で、いっぱい練習してきたことが出し切れなかったことが悔しいですし、試合に負けてしまったですけど、思うようにされてしまったかなと思います。(相手の印象は?)早くてうまい選手やなとは思ってましたけど、戦ってみて、やっぱりそういう選手やったなと思いました。


(試合の中でできなかったことは?)地元大阪でやってるんで、倒したかったというのがあって、ちょっと力みが入ってしまったというのはあると思います。(今後の目標と、ファンにメッセージを)今回、会場まで足を運んでくれた人も、TVで見てくれた人も、応援してくれてありがとうございました。今回は負けてしまったんですけど、すぐ次に向かうんで、また応援してもらえたらうれしいと思います。押忍」

第3試合/スーパーファイト/K-1ウェルター級/3分3R・延長1R


松岡 力 Matsuoka Riki

第3試合/スーパーファイト/K-1ウェルター級/3分3R・延長1R

  • ●
  • KO
    • 1R 2分18秒
  • ×
x

近藤 魁成 Kondo Kaisei

 5月KRUSH後楽園で木村"フィリップ"ミノルと大激闘を演じた魁成。今大会ではウェルター級屈指のテクニシャンの松岡と対戦した。1R、魁成は前蹴りを送って様子を見る。これに対し松岡は右ローを送っていく。左ハイ、ジャブ、左ミドルと返す魁成。松岡がローに来ると右ストレートのカウンターを狙う。さらに魁成は左インローも蹴り、松岡の進入を妨げる。そして右フックを当て、そこから右クロスを打ち込むと松岡からダウンを奪う。なんとか立ち上がる松岡だったが、魁成はワンツーで松岡を前のめりに再び倒し、初回KO勝ちを決めた。

魁成のマイク
「KOできて嬉しいです。高校生のうちに世界チャンピオン狙っています。今のままじゃダメなので、これからもっと強い奴を倒して、高校生のうちに絶対ベルト取ります。第5試合に出るお兄ちゃんの応援もお願いします」

近藤魁成のコメント
「(試合を終えての感想は?)松岡選手はトップ選手だったので苦戦するかなと予想してたんですけど、KOできてよかったです。(相手の印象は?)向き合ったときに、やっぱりトップの選手だなと感じました。ローキックも強かったです。(KOできた理由は?)木村選手と戦った後、いろいろ自分でも考えて自分のどこがトップ選手に負けてるのかというのを考えて、そういうところを練習したので勝てたのかなと思います。

(これで自信に?)そうですね。松岡選手がトップ選手だったので。でも、それでもまだまだ倒さないといけない選手がいるので、まだまだ頑張ります。(リング上で、高校生のうちにチャンピオンになると言っていたが、まずどのベルトを?)KRUSHももちろん狙ってるんですが、K-1のベルトを高校生のうちに獲りたいです。(ということは3月までに?)そうですね。(今後の目標と、ファンにメッセージを)高校生のうちに世界チャンピオン目指して頑張るんで、これからも応援よろしくお願いします」

松岡力のコメント
「(試合を終えての感想は?)今回の試合もほとんど覚えてないんですけど、試合前に言ってたとおり、負けたら引退という覚悟でやってたんで、とりあえず引退します。(相手の印象は?)天才ですね。位置の取り方もメチャクチャうまくて、プレッシャーのかけ方とかもすごくよくて、チャンピオンになる逸材やと思うんで、頑張ってほしいです。

(引退について周囲とは話した?)いや、まだ話してないです。でも、もともともう決めてたんで、引退です。(決意は固い?)固いですね。高校生に負けてる時点で、伸び盛りの高校生と、もう伸びない26歳の僕がずっとやってても絶対勝てないんで、そこはキッパリ諦めて、次の道に進もうと思います。(ファンにメッセージを)今回もたくさん大阪の知り合いが応援に駆けつけてくれてて、勝ちたい試合だったんですけど、大阪相性悪いんかなと思いますね。応援ありがとうございました。次は別の形になると思うんですけど、皆さんに関われたらいいと思うんで、これからもよろしくお願いします」

第4試合/スーパーファイト/K-1ライト級/3分3R・延長1R


篠原 悠人 Shinohara Yuto

第4試合/スーパーファイト/K-1ライト級/3分3R・延長1R

  • ●
  • 判定
    • 3-0
      28:26/28:26/28:26
  • ×
x

川﨑 真一朗 Kawasaki Shinichiro

 1R、篠原はジャブを飛ばして川﨑の出方を探る。川﨑も警戒して容易には近づかないがジャブを当てていく。しかしそのジャブに篠原は右クロスのカウンターを狙い、その後でサウスポーにスイッチする場面も。篠原がオーソドックスに構えを戻し、両者ジャブを出し合う。鼻血の見られる川﨑に篠原は右ローを当てる。

 2R、篠原がジリジリッと出てプレッシャーを掛ける。そしてキレあるジャブを当て、川﨑に再び鼻血を出させる。篠原はジャブで川﨑を懐に入れさせない。逆に川﨑のジャブはヘッドスリップでかわす。しかし川﨑の右ストレートから返した左フックが当たり篠原がダウンする。立ち上がった篠原は川﨑に左フックを見舞いダウンを奪い返す。両者まだダメージがあるなか、篠原はジャブを当て、右ストレートから左フックを打ち込み川﨑に2度目のダウンを与える。

 3R、篠原はひざ下へのローキックを当て、足を引き気味にする川﨑に右ストレートを連続ヒット。川﨑も打ち合いの中で左フックを当て篠原にガードを固めさせるが、篠原はそこから返しての右ストレート・右クロスと当てKOを迫る。川﨑が連打で来ると篠原はブロックを固めて耐え、そこから左フックを振るって川﨑をヨロめかせる。

 手数多く攻める川﨑に対し、篠原はガードから的確に打ち返す。ボディフックを打ち込んでいく篠原に対し、川﨑は顔面狙い。両者激しい打ち合いの中で試合を終えると、終了のゴングに認め合って抱擁を交わす。判定は28-26、28-26、28-26の3-0で篠原。ダウンの応酬となった激闘を制した。

篠原悠人のコメント
「(試合を終えての感想は?)ダウン取られてから勝った試合は今までなかったんで、初めての経験というか、初めてああいう場面で勝てたっていうのは大きいし、これからにつながる試合やったかなとは思うんですけど、会場的にも盛り上がったかなと思うんですけど、自分的には圧勝しないといけない試合やったんで、そこはまだまだやったんで、これからそこは直していかないといけないなと思います。

(相手の印象は?)1Rからパンチも固いなとは思ってたんですけど、2R、自分がダウンしたのは何をもらったのか分からなくて、ミスったなという感じで。でもダウンを取られてから、根拠はないんですけど、またダウン取り返せると思いました。(もともとの作戦は?)今回は丁寧にいくところは丁寧にいって、効いたら強引に倒しにいこうかなと思ってたんですけど。基本は丁寧に試合を運ぶという目標だったんですが、それが2Rにダウンを取られちゃったんで崩れたんですけど、最後まで気持ちを切らさずにいけたかなと思います。

(今後の目標と、ファンにメッセージを)今後の目標は変わらず、林健太選手の持ってるK-1ライト級のベルトを狙っていきたいと思ってるんで、用意された試合をしっかりクリアしていってベルトを巻きたいなと思ってるんで、これからも応援よろしくお願いします」

川﨑真一朗のコメント
「(試合を終えての感想は?)1Rはもっと篠原選手が来るのかなと思ったら意外と冷静で。2Rになって狙ってたんですけど、ダウン取って欲が出てしまって倒されましたね。(相手の印象は?)試合前と変わることはなかったですね。動画通りの動きやなと思いました。

(ダウンを取っていけると思った?)ずっと狙ってたんで、篠原選手が出てきたときに右を合わせると決めてて。だから1Rの最初の方、消極的な試合してて。それできたんで、「きた!」と思って合わせて、ダウンを取って。そこからですね。いつもなら冷静にいくのに、「もう倒してしまおう」と思ってしまって、欲が出てしまってガラ空きでいってしまって。篠原選手は倒された後に振り回すクセがあるんで、それをもらってしまったという感じです。

(今後の目標と、ファンにメッセージを)負けてしまったんで出直しという形になるんですけど、諦めず地道にやっていきたいと思います。応援してくれた皆様には、勝つ勝つと言ってて約束を守れなかったことが悔しいです。次こそは勝ってしっかり約束を果たせるようにします」

第5試合/スーパーファイト/K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R


大和 哲也 Yamato Tetsuya

第5試合/スーパーファイト/K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R

  • ●
  • 判定
    • 3-0
      30:26/30:25/30:25
  • ×
x

近藤 拳成 Kondo Kensei

 昨年11月の第3代スーパー・ライト級王座決定トーナメントでゲーオ・ウィラサクレックにKOを負けした大和が再びベルトを目指して復活。拳成がベテラン大和の壁に挑んだ。

 1R、大和は開始からプレッシャーを発し、前に出てミドル、ローと当てていく。拳成はロープを背負うが、ジャブ、ワンツーを返す。前蹴りを飛ばしてくる大和に拳成は左フックを返すが、これはブロックで弾かれる。拳成はパンチのヒットを狙って距離を詰めていくが、大和はそうはさせじと前蹴りを入れて間合いを離す。大和の左フックにバランスを崩す拳成。しかしその後の追撃は当てさせない。だが大和はロープに詰めると左ボディフック、右ボディストレートと打ち込んで終える。

 2R、やはり大和はプレッシャーを掛けていく。プッシングされて下がっても大和はすぐに前へ出てプレッシャーを弱めず、左フックから右アッパー、ハイキックと攻撃を繋いで攻めていく。拳成にロープを背負わせ、左フックを当てる大和。腰が落ちたかに見えた拳成だがここは持ちこたえる。追われる拳成だが大和とポジションを入れ替え右ストレートをヒット。しかしラウンド最後は大和が右ストレートを打ち込み、拳成をヨロめかせて終える。

 3R、右フックを強振する拳成だが、大和は冷静にかわして右ストレートを打ち込んでダウンを奪う。立ち上がって迫りくる拳成に対して大和は左右のフックで応戦。しかし拳成も左フックを当てて大和を襲う。右ストレートも当てる拳成。大和はフィニッシュに向かい被弾もあるが、右ショートストを連打で当てダウンを追加する。だが立ち上がった拳成は果敢に逆転とフィニッシュを狙って応戦。大和はヒザを織り交ぜて拳成を襲い試合終了となる。判定は30-26、30-25、30-25の3-0で大和。最後はキャリアの差を見せ勝利した。

大和哲也のコメント
「(試合を終えての感想は?)勝ったは勝ったんですが動きが固かったなっていう印象があるのと、倒そう倒そうと狙い過ぎちゃったんで、それは反省点だなというところが一番あります。(相手の印象は?)パンチのタイミングがうまいなというのと、拳成選手の気持ちプラス兄弟の絆というか、そこの強さを感じました。

(終盤追い上げられたのは?)会長とも話したんですけど、僕が攻めるときに拳成選手が守って、また出てきて……という感じで、合わせて来られるタイミングがなかったので、そういう相手を倒しにいくっていうのが自分としてはテーマかなと。後半力み過ぎちゃってペースが乱れちゃったっていうのもあるんですけど。2Rに当たり出して、ダウンを取ってから倒そうっていう気持ちが強すぎて空回りしちゃったかなという印象がありますね。そのへんは反省しかないです。次戦に向けて調整しなきゃいけない点もいっぱい見つかったんで、一歩ずつ作っていきたいなと思います。

(今後の目標と、ファンにメッセージを)12月28日に名古屋でK-1の大会があるので、そこでメインを張らせてもらえるように。名古屋といえば大和哲也がいるっていうのをしっかりアピールしたいんで、今から4ヵ月しっかり調整して、最高のパフォーマンスを出せるようにしっかり詰めていきますので、12月28日、会場に足を運んでください。今後とも応援よろしくお願いします」

近藤拳成のコメント
「(試合を終えての感想は?)大和選手はすごく強くて、勝てなくて悔しいです。(相手の印象は?)すごくプレッシャーが強くて、こっちの攻撃が当たってるのに、顔色一つ変えずプレッシャーをかけてくるので、キャリアの差だなと思いました。(終盤の追い上げについては?)技術とかの差はすごくあったと思うんですけど、こっちも大阪でたくさんの人が応援に来てくれていたので、最後まで諦めずに戦うことができました。(今後の目標と、ファンにメッセージを)今日は負けちゃったんですけど、また世界チャンピオン目指して頑張っていくので、応援よろしくお願いします」

第6試合/スーパーファイト/K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R


山崎 秀晃 Yamazaki Hideaki

第6試合/スーパーファイト/K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R

  • ●
  • 判定
    • 3-0
      30:28/30:27/30:27
  • ×
x

平山 迅 Hirayama Jin

 昨年12月以来の再起戦となる山崎とシルバーウルフに移籍して2戦目となる平山が激突。1R、山崎が左ミドルで先制。山崎はさらに左ミドル、後ろ回し蹴りと放ち、離れた位置から右ストレート、左フックと振るっていく。平山もこれに気圧されず、左右フックを振るって当てる。山崎の左眉周辺から出血が見られ、ドクターチェックが行われる。再開すると、山崎はステップインしての右ストレートをヒット。入って行かんとする平山だが、山崎は左右ストレートを伸ばして平山を止める。平山は右ハイキックを放って当てるが、山崎の左右ストレートは止まらない。

 2R、平山はローを出し始め、これで山崎の出足を止める。山崎はこれに空手式の掛け蹴りで応戦。山崎も平山にローを入れていく。ジャブと遠い間合いからの左ミドルで山崎は平山を遠ざける。平山も右ローを当て懐へ入らんとするのだが、山崎はそれを許さない。山崎は打ち合いに応じず、距離を作ると後ろ回し蹴りを当て、これで平山のガードが落ちると左フック・右フックを打ち込む。

 3R、山崎はやはり距離を取り闇雲に打ち合わない。掛け蹴りやミドルを見せ、かと思うと接近戦ではショートアッパー、ボディフックと平山を攻める。距離感を掌握されている平山。山崎は安全な圏内にいて、蹴りで距離を保ちつつ、飛び込んでの右クロス・左フック、掛け蹴りを中心とした蹴りを見舞う。打ち合いの中でも平山のパンチを見切って打ち返し、試合を終える。判定は30-28、30-27、30-28の3-0で山崎。再起戦を勝利で飾った。

山崎秀晃のコメント
「(試合を終えての感想は?)試合前も言ってたように、KOできたらと思ってたんですけど、やっぱり平山選手が打たれ強くて判定勝ちっていう形になってしまったんですけど。ま、思ったような試合運びはできたかなっていう印象はあります。序盤焦ってしまった部分もありますけど、KOしたかったっていうのが正直なところです。

(相手の印象は?)打たれ強かったというのが印象に残った感じですね。(前回の瑠輝也戦で振り回しすぎたという反省が生きた?)どうですかね。前回ちょっと、無我夢中になってしまってあんまり試合内容は覚えてないんですけど、周りからはけっこうそう言われました(笑)。振り回すのは技術が劣ってるからかなという意味もあるし、積極ファイトっていう意味もあるし。僕としては前回の試合はどっちの意味でもいいかなとは思うんですけど、前回のそういう意見も踏まえて、少し冷静に戦えたかなっていう印象はありました。

(今回の勝利で、タイトルマッチで瑠輝也と?)もちろんやってる以上はベルトを狙ってやってますし、でも今日の内容では正々堂々と手を上げてタイトルに挑戦させろというわけにもいかないと思うんで。僕のイメージとしては、地元の横浜・町田でもう一発ぐらい、いい相手とやって、3月のさいたまあたりでアピールできればなと思ってます。

(今後の目標と、ファンにメッセージを)もちろん今後の目標はベルト。以上です。今日は本当に地元・京都からも保育園から小学校から中学・高校、大学、専門学校と全仲間が来てくれて、こうやって地元の大阪でできたっていうことは喜ばしかったです。横浜でもね、たくさん、第2の故郷なんで、見せたい仲間がいっぱいいるんで、アピールしたいと思います。次は必ずKOします。ありがとうございました」

平山迅のコメント
「(試合を終えての感想は?)負けちゃったんで、特に感想はあまりないです。(相手の印象は?)記者会見でもインタビューでも言わせてもらったように、パワーがある選手だと思ってたんですけど、予想通りパワーはしっかりありました。(シルバーウルフでやっていることの手応えは?)試合運び、組み立ての部分では、成長したところは少し見せられたかなと自分では思ってます。(今後の目標と、ファンにメッセージを)応援ありがとうございました。またしっかりK-1のリングに帰っていけるように頑張っていきますので、これからも応援よろしくお願いします」

第7試合/日本vs世界・5対5/K-1クルーザー級/3分3R・延長1R


愛鷹 亮 Aitaka Ryo

第7試合/日本vs世界・5対5/K-1クルーザー級/3分3R・延長1R

  • ●
  • KO
    • 3R 0分57秒
  • ×
x

シナ・カリミアン Sina Karimian

 現クルーザー級王者カリミアンに愛鷹が挑んだ一戦。1R、接近しようとする愛鷹をカリミアンは前蹴りで押さえ、ヒザから左右フックを連打。さらに前蹴りから右のパンチを打ち下ろしのストレート、フックと打ち分け打ち据える。愛鷹も全くひるまず前に出て、右スイングフック。愛鷹は近い間合いに持ち込んで再び右スイングフック。だが、カリミアンは距離をあけて前蹴り・ジャブ、真上に跳び上がるヒザ蹴り。愛鷹もフックを振るっていくのだが、踏み込みが足りておらず当たらない。

 2R、カリミアンはジャブを突いてリングを回る。しかしそこへ愛鷹は右スイングフックを放ってヒット。これで距離を掴んだか、愛鷹はさらに右スイングフックに力を込めていく。だが、カリミアンも懐を深く使ってクリーンヒットさせない。ジャブで距離を取らんとするカリミアンだが、愛鷹はパンチを届かせるため前に出ていく。カリミアンは左右ローを当ててリングを回る。

 3R、カリミアンは前蹴り、左ハイ、そしてステップワークとテクニカルな組み立て。しかしカリミアンがコーナーを背にしたところで愛鷹が左フックから右フックをフルスイングするとこれが直撃してカリミアンはごう沈。一目でそれと分かるKO勝ちで愛鷹が番狂わせを起こした。

愛鷹のマイク
「カリミアン選手、そんな大して名前も売れてない俺の挑戦を受けてもらってありがとうございます。警察官から格闘家になって周りには絶対無理だと言われましたが、諦めないでやってきました。今回はスーパーファイトでタイトルは懸かっていないんですけど、自分の夢、いや目標は世界一なんで次タイトルマッチやらせてください。まだまだ強くなります。愛鷹亮、覚えて帰ってください」

愛鷹亮のコメント
「(試合を終えての感想は?)今回、K-1チャンピオンのシナ・カリミアン選手とやらせてもらうということで、気持ち的にもプレッシャーとかワクワクとかいろいろ入り混じった気持ちだったんですけど、自分らしく戦えていい結果が残せたので、すごくうれしいです。

(相手の印象は?)身長差が20センチあったので、すごくプレッシャーがあるのかなと思ったんですけど、思ったよりも自分のプレッシャーをかけられて、前にグイグイ出て相手の長い距離を潰せて戦えたので。日本人の重量級が世界に通用しないとよく言われるんですけど、俺はそんなことないと思ってるんで、俺がそれを証明できたんじゃないかなと思います。

(あの倒し方は想定通りでしたか?)ハイ。KRESTに移籍してからあの倒し方をずっと練習してたので、まさに練習通りに倒せたのでよかったです。(それができるという自信はあった?)まあ、やるしかないという感じですかね。自信はもちろんありましたけど、実際に立ち合ってみないと相手の距離感とか大きさは掴めてなかったので。でも実際にリングに立ってみると、手も届いたので、問題ないなと。

(タイトルマッチはすぐにでもやりたい?)年内にできれば。今年の大晦日で30歳になるんですけど、20代最後にK-1チャンピオンになって30歳を迎えたいなという希望は持ってます。

(その場合、今回のようなフィニッシュパンチは警戒されると思いますが)今回、ローとかもすごく練習してきたんですけど、試合では2回ぐらいしか出せてなかったと思います。もっと攻められる攻撃は持っているので、次のタイトルマッチのときは1、2個技を増やしてもっと追い詰めていきたいなと思ってます。

(1Rが終わったあたりで、これはいけると思ったということですか?)そうですね。1Rで、最初からけっこうラッシュをかけてきたので、受けてる感じが、KRESTでスパーリングをバンバンやってる野杁君とかヒデさんとかいろいろいるんですけど、スピードがやっぱり違うので、見えるっていうところも。断然重いんですけど、「あ、来るな」っていうのが見えるので、自分もそれに対して待ち構えるという状態だったので、耐えられましたね。

(前蹴りなど、分かっていたので耐えられた?)そうですね。指示で、「後ろに絶対下がるな」と言われてたので。前蹴りは前に出て潰せという指示だったので。わざともらってでも相手の足を潰して、と。体と足をぶつけたら体の方が勝つので、前に出てきました。(思ったより強くは感じなかった?)はい。やっぱりウェイトが同じなので、タッパがデカいので、体が薄いというか。自分の方が小っちゃいので、分厚いので。

(前日会見で、「目が澄んでいる」と言っていたが、今日は目を合わさないようにしていた?)フェイス・トゥ・フェイスでは目を合わさないようにしてるんですよね。相手の感情、不安とか恐怖とか、相手のものをもらっちゃうような気がして。不安が移っちゃうといいますか。(パンチのダメージはなかった?)そうですね。ちょっと脳が揺れたところは何カ所かあったと思うんですけど、そんなには効いてないと思います。

(タイトルマッチの自信は?)ハイ、自信満々です。(今後の目標と、ファンにメッセージを)今日は応援ありがとうございました。次はタイトルマッチに挑戦して、必ずK-1クルーザー級チャンピオンになります。これからもっともっと強くなりますので、愛鷹亮、これからもよろしくお願いします!」

シナ・カリミアンのコメント
※体調不良のためノーコメント

第8試合/日本vs世界・5対5/K-1スーパー・ウェルター級/3分3R・延長1R


城戸 康裕 Kido Yasuhiro

第8試合/日本vs世界・5対5/K-1スーパー・ウェルター級/3分3R・延長1R

  • ●
  • KO
    • 2R 1分48秒
  • ×
x

アントニオ・ゴメス Antnio Gomez

 ウェルター級での王座獲りを目指していた城戸がスーパー・ウェルター級に復帰。ボクシングとの二刀流ファイターでもあるゴメスと対戦した。

 1R、両者オーソドックスから城戸が右ローを入れて先制。ゴメスがローから入ってこようとすると、城戸は前蹴りで遠ざける。サウスポーに構えを変える城戸。そこから左インロー、左ミドルと放ち当てていく。コーナー・ロープを背負わされると城戸はサイドへ回り、ヒザや関節蹴りで前に出る。パンチ狙いのゴメスに対し、城戸は左ミドル・左ハイを飛ばして終える。

 2R、城戸はサウスポーから奥足への左ローを当て、これで意識を下に引き付け、今度は左ハイキックを放って当てダウンを奪う。城戸は再び左ローと左ハイでゴメスをかく乱。そして再度左ハイを当てダウンを奪い、ゴメスは立ち上がるも腰から崩れてしまいレフェリーが試合をストップした。

城戸のマイク
「綺麗なハイキックが入れさせて頂きましたけど、70㎏ってやっぱりやりやすいね。体が動くしパワーが出るし。今年もう37歳ですから、ほんとによくやってますよ。還暦までやろうと思ってますけど。え、なに、モノマネ?」

 城戸は「もしもシリーズ」として皇治と武尊が仲が良かったらとするモノマネを披露し、意気揚々と引き上げていった。

城戸康裕のコメント
「(試合を終えての感想は?)やっぱ70kgはメチャクチャやりやすかったですね。20歳でデビューから16年、70戦近くのほとんどを70kgでやってきたので、やりやすかったなあと思いますね。(相手の印象は?)最初向かい合ったときに、トレーナーの大宮司さんともさっき話したんですけど、『あ、コイツできるな!』みたいな。倒すまでややこしそうだなという圧力を向かい合ったときに感じたんですけど、実際、中に入れる・入れないぐらいのところで戦おうって言ってたんですけど、入れさせずに戦えて。もし入ってきたときの戦い方も考えてたんですけど、その第2段階にいかずに勝てたんで、メッチャ楽にやれました。無傷!

(太ももを叩きながら)何にも痛くない。はい、ゴルフ! 来週からゴルフ!(アオリVTRについては?)タコ焼きがあんまり分からなかったかな?(笑)ってちょっと思ったんですけどね。もっとタコ焼き感をすごく出せばよかったかなと思います。あの記者会見での乱闘の感じはよかったでしょ? アレはかなりよかったんじゃないかなと。選手は裏でこうやってるんだぞ、的な感じの。あの感じをちょっとやりたかったんですよね。

(快勝できたのは、体重が楽になったから?)もちろんそれはありますね。減量はもう、こないだ魔裟斗さんとも話したんですけど、『体重のことばっかりになっちゃうでしょ』って。実際そうだったんですよ。1ヵ月半前から体重、体重、体重のことばっかりになって。技術とかの前にそればっかりに神経がいっちゃってたところが、逆に今回はそれがなくて、試合のことばっかり考えてたので、そこがよかったかなとは思いますね。

(これからは70kgを引っ張る?)もちろんです。もう変えないです。愛鷹亮、いっちゃう? 全然ウソです!(笑)(70kgの王座が空位ですが?)そうなんですよ! 空位のところに、僕の写真を入れといてください(笑)。だから、とりあえず11月も試合したいと思ってるんで。11月試合しないんだったら8月試合した意味がないっす。だったら8月やらないで11月にやればいいんで。そしたら夏に遊べたんで。夏に遊ばないで出たんで、試合しないんだったら8月に出た意味がないんで、11月は試合します、絶対。俺が生まれた横浜ですからね。(今後の目標と、ファンにメッセージを)わりとモノマネは受けたんで、次のモノマネをまた考えまーす!」

アントニオ・ゴメスのコメント
「(試合を終えての感想は?)試合自体はよかったと思う。1Rは予定通り進められたが、相手もすごくスマートで、2Rからはローキックを多用されて、それがハイキックになって。それを首に食らってからだいぶダメージがあって、3Rにはどんどん体力も消耗してしまった。この試合には2週間しか時間もなかったので、そこまで準備できなかったのも敗因の一つかなと思う。もっと時間があれば、もっといい試合ができるかなと思う。

(相手の印象は?)彼はすごく頭のいいファイターだと思う。巧みにハイキックも使ってきた。ハイキックを使うというのは聞いてたけど、彼のスタイルに引き込まれっぱなしで、なかなか自分の戦い方ができなかった。(今後の目標と、ファンにメッセージを)城戸とぜひ再戦したい。もっとしっかり準備して、もっといいファイトをしたい。日本のファンの方にはすごく声援を送っていただいて、ありがとうございました。コンディションを整えてくればもっといい試合ができると思うので、そのときはまた応援してください」

第9試合/日本vs世界・5対5/-68kg契約/3分3R・延長1R


大泉 翔 Oizumi Sho

第9試合/日本vs世界・5対5/-68kg契約/3分3R・延長1R

  • ●
  • KO
    • 1R 2分17秒
  • ×
x

木村“フィリップ”ミノル Kimura "Philip" Minoru

 今年は3戦3勝3KOと絶好調の木村が大阪大会に初参戦。日本vs世界・5対5の"世界"のメンバーとして元プロボクサーの大泉と対戦。木村は戦前からパンチで勝負すると宣言していたがはたして…?

 1R、サウスポーの大泉に木村は右インローからスタート。大泉は右ジャブとワンツー。木村は左ジャブ・左フックと襲い掛かる。大泉は左ストレートを振るうも木村はヘッドスリップでこれをかわす。大泉の右フックもかわして木村は右ストレートで襲う。そして大泉の左に一瞬早く右ストレートをカウンターで合わせる。試合はパンチだけで進み、木村はガードの上からでも関わらず右ストレートを効かせ、そこから連打を加えてダウンを奪取する。立ち上がった大泉に木村はダッシュで向かうと右ショートフックでダウンを追加。なおも立った大泉だが、木村は左フックで腰から崩れさせ、3度目のダウンを奪った大泉をパンチでKOした。

木村のマイク
「大阪のみなさん、元気ですか。みなさんの熱い声援を入場から感じて幸せな環境でした。こんないいKOができて、いい試合ができたので、これからストーリーが続くので、K-1のベルトを獲って世界で活躍するんで楽しみにしてください」

木村"フィリップ"ミノルのコメント
「(試合を終えての感想は?)目標通りパンチでKOできたからすごくうれしかったです。テーマはクリアしたかなと思います。(相手の印象は?)パンチの強弱がしっかりしていて、ボクシングらしいなと思いました。ボクシング選手らしい動きだったので、やりやすかったですね。

(蹴りを出さない戦い方で、ストレスはなかった?)もうちょっと長かったらストレスが出てくるかもしれないですけど、短期決戦の場合はいつもと同じ流れだったので。2R、3Rになったらストレスも溜まるかもしれないですけど、1Rは大丈夫でしたね。(この勝利で「ボクシングに勝てた」という気持ち?)いやあ、まだないですね。そういう気持ちを得たいので、もっと強い人とやれたらいいなと思います。

(ちょっとでも危ないなと思った場面は?)パンチをすごくリズミカルに出してくるので、これをもらったらペースが向こうに傾いてしまうと思って、いつも以上に慎重にはなってたかもしれないです。今日は全部が脅威に感じました。(今後の目標と、ファンにメッセージを)今後は野杁選手だったりピケオー選手だったり、K-1にはまだトップの選手がいるので、そのメンバーを倒せるように仕上げるというのがまず何よりも最重要の課題だと思うので、そうなれるようにオールラウンダーに成長できたらなと思います」

大泉翔のコメント
「(試合を終えての感想は?)まず、完全に呑まれたっすね。雰囲気というか、K-1に呑まれたっす。全然記憶がないです。何か、何もできんかったです。情けないしかないっすね。ダサいな、しかないですね。(相手の印象は?)向かい合ったときに、デカいなとは思ったんですけど、始まって、ガードの上からパンチが効くという噂を聞いてたんですけど、ガードの上からならいけるなって、ちょっと思ってしまって、何かカウンターを狙ってしまったんです。今回、動きを止めへんっていうのがテーマだったんですけど、完全にそれがミスでもらってしまったっていう感じっすね。

(パンチだけで負けたことでの悔しさとか屈辱感は?)いやもう、ダサいなっていうことしかないですね。何もできんかったんで、場慣れじゃないですけど、そういうので完全に呑まれたというのがありまして。もう1回ちょっと、ボクサーっていうのを捨てようかなっていうのがありまして、一からキックボクサーっていうのをちゃんとやっていこうと。新しく、次……って今は言えないですけど、一からやっていきます。

(今後の目標と、ファンにメッセージを)ボクシングファンの方とか、僕を応援してくれてた方々、今回は情けない試合になってすみませんでした。年も28歳なんですごいオッサンなんですけど、キックボクサーになって頑張ろうと思いますんで、また応援よろしくお願いします」

第10試合/日本vs世界・5対5/K-1ウェルター級/3分3R・延長1R


野杁 正明 Noiri Masaaki

第10試合/日本vs世界・5対5/K-1ウェルター級/3分3R・延長1R

  • ●
  • KO
    • 2R 2分35秒
  • ×
x

サミ・ラミリ Sami Lamiri

 3月の「K'FESTA.2」でジョーダン・ピケオーに敗れた野杁が大阪大会で再起戦。オランダの名門メジロジムに所属するラミリと対戦した。

 1R、野杁はガードを上げてのっしのっしと歩を進めていく。ラミリはロー・ミドル、ストレート、跳びヒザと攻撃を繰り出すが、野杁はこれを冷静にブロックしてさらにラミリを追い詰める。そしてコーナーを背負わせると左ボディフックから右アッパー、左フックでダウンを奪う。立ち上がったラミリに野杁はダメージのあるボディへの左フックから顔への左フックと見舞って2度目のダウンを与え、3度目のダウンを迫る中でゴングとなる。

 2R、フィニッシュに向かう野杁はガードを高くして前に出る。そして左フックでボディをエグる。さらにヒザ蹴りを突き刺すが、これはかわされクリーンヒットならず。野杁はサウスポーで試合を進める。そしてラミリのストレートにヒザを合わせ、ラミリはやや時間を置いてダウンを喫する。立ち上がったラミリは跳びヒザを放つも、野杁は左右のボディフックをリターン。ラミリは4度目のダウンを喫し、ここで野杁の勝利となった。

野杁のマイク
「応援ありがとうございました。1Rにダウン獲ったのに去年の大阪大会みたいに仕留め切れなかったので、日本vs世界の前の3試合でKOが続いてプレッシャーはあったんですけど、しっかりKOできて次に繋げられたのでよかったと思います。前半戦判定が続いてあまり面白くないんじゃないかと思ったかもしれませんが、後半から4連続KOで、この後の2試合も目を離さずに見てください。必ずピケオーにリベンジとK-1のベルを獲るのでよろしくお願いします」

野杁正明のコメント
「(試合を終えての感想は?)しっかりKOで終わることはできたんですけど、反省点が残る内容だったかなと僕の中では思うので、最低限KOで勝ててよかったなと思います。(相手の印象は?)事前にローキックが武器だと聞いていたこともあって、ローは思ったより強かったですし、ガードも堅くて、ああ、いい選手だったなあと思ってます。

(反省点とは?)ピケオー戦のときも、ハイキックでグラつかせた後に詰め過ぎちゃって距離が近すぎてうまくまとまられなかったこととか、セコンドにも『そこは練習しておかないといけないね』って言われてたんですけど、インターバル中にも(渡辺)雅和さんに『効かせたら詰めすぎずに、距離取って削っていこう』って言われてて、戦ってる最中に『ああ、これ詰めすぎだな』って思う場面があったんで、ホントに細かいところなんですけど、そういうところは反省点だなと思ってます。

(今後の目標と、ファンにメッセージを)僕は前回ピケオーに負けて、ピケオーへのリベンジとウェルター級のベルトをしっかり目指すことを目標にウェルターに転向してきたんで、そこはブレることなく、そこを目標としてやっていきたいと思ってます。去年みたいに一発で終わるような内容じゃなかったんですけど、今回もたくさんの方が応援に来てくれましたし、それは当たり前じゃないことだと思うんで、そういった方たちのためにもしっかり結果を残せたことがよかったと思います。いつも応援ありがとうございます」

サミ・ラミリ選手のコメント
「(試合を終えての感想は?)ハードな試合だった。野杁はとても経験豊富なファイターで、ミドルを食らって肋骨にダメージを受けて負けてしまった。言えることはあまりないが、もっと強くなって帰ってきたいと思う。(相手の印象は?)とても強かったので、彼と対戦できてよかったと思う。たくさんの学びもあったし、私にとっても貴重な経験になった。(今後の目標と、ファンにメッセージを)まずケガを早く治して、しっかりとトレーニングしてまた日本に戻ってきたいと思う。東京、大阪、どこでもいいので戦いたい。押忍!」

第11試合/日本vs世界・5対5/K-1ライト級/3分3R・延長1R


林 健太 Hayashi Kenta

第11試合/日本vs世界・5対5/K-1ライト級/3分3R・延長1R

  • ●
  • KO
    • 2R 3分3秒
  • ×
x

デニス・デミルカプ Deniz Demirkapu

 日本vs世界・5対5の最終戦を務めるのはライト級王者の林。対戦相手のデミルカプはトルコの若き天才と呼ばれるファイターだ。

 1R、デミルカプはサウスポーから左ハイを見舞って先制。その後もスピードのあるロー、ハイと飛ばし、ストレートも林をとらえる。林はやや面食らった感じもありながら左フック、右ストレートを見舞っていく。林のパンチの合間に左ハイを打ち込むデミルカプ。林はデミルカプのガードの間にねじ込むように右ストレート、左フックを打ち込んでいく。しかしデミルカプは左ストレートを当てて林をフラつかせ、そこからハイキック、ヒザと追撃してダウンを奪う。立ち上がった林はコーナーを背負ってカウンターを狙っているか。デミルカプはオーソドックスに変わっての左フックを打ち込む。
 2R、林はジャブを突きながら左回り。そして右ストレートを当てるが、デミルカプはこれに対し掴んでのヒザを放ってしまいレフェリーが注意する。林はボディ打ちを効かせるが、デミルカプはその後を攻めさせない。しかし林は続いて右インローを連続で放って効かせ、デミルカプを失速させる。そこからパンチを当て始め、林が右ストレートでダウンを奪い返す。

 立ってきたデミルカプに林はボディストレートを交え、右アッパー、右ストレート、左フックと猛攻。組みつきに注意が入り、失速の隠せないデミルカプに林は左ボディフック、右ストレートを打ち込み、これにデミルカプがやや時間を置いてダウン。1Rの劣勢を盛り返し、林が逆転KOを果たした。

林のマイク
「みなさん、いつもたくさんの応援ありがとうございます。日本vs世界になってからいい流れやったんですけどブチ壊して申し訳ないです。僕を世界チャンピオンにしてくれたフライスカイジムの会長が41歳の若さにして亡くなってしまい心細かったんですけど、フライスカイジムが一丸になって勝って喜んでる姿を見てもらえてよかったです。今回地元での試合でしたが、関東からも応援に来てくれて本当にありがとうございます。スポンサーの社長が大手術から3日で観に来てくれて、勝ってよかったです。もっと強くなります」

林健太のコメント
「(試合を終えての感想は?)反省しかないですね(苦笑)。こんなたくさんの地元の方の前で、プラス、関東の方からも遠いところから応援に来てくださったのに、あわや負けてまうんちゃうかぐらいまで追い込まれて。まあでも結局、最後は勝てたんですけど、点数はすごく低いですね。もっと練習し直さなアカンなと、また改めて思いました。

(相手の印象は?)やっぱもう、自分がどう足りなかったとか、動きが悪かったとかじゃなくて、純粋にデニス選手、手も早かったし、強かったからこそ、倒されちゃったし。またお父さんのこととかもあって、兄弟で頑張ってると。僕らも兄弟で頑張ってるので、デニス選手も兄弟で頑張ってK-1の舞台に上がって活躍してほしいなと思います。(試合前に会長が亡くなられて、気持ちの切り替えは?)会長が亡くなってしまって、すっごくジムが落ち込んだっていうのもありましたし、ジムが潰れるかもしれへんってとこまで行ったんですけど、会長の奥さんと、セコンドについてくれたキヨソンセンが、会長の分までって気持ちでジムを盛り上げてくれて。キヨもミットを持ってくれてるときに、今までよりもすごく熱量が入ってて、『会長の分まで』って気持ちがすごく伝わってきたからこそ、絶対に勝って、FLY SKY GYM一丸となってみんなで笑ってる姿を会長に届けたいとホンマに思ってたから、ホンマに勝ててよかったですね。

(会長は何と言うと思う?)笑って、『ケンタ、ダメだな!』って言われると思いますね。(そのことは試合に影響した?)いや、もうそんなん関係なく、自分の何かが違うかったんやろうなと。3月はすごく万全な状態でリングに上がれたんですけど、何か万全じゃない感じがしたんですよ、入場するときに。もしかしたら、自分がそう思ってるだけかもしれないですけど、食事とトレーニングとケアと全部見つめ直して、万全の状態を作れるようにもう一回練っていこうと思います。

(それは3月の功也戦を乗り切ったことでのエアポケット的な?)いや、全然そんなことないと思います。たぶん、純粋にデニス選手が強かったんかなって思います。(減量の影響はなかった?)減量はホンマにスムーズにいって、ホンマに実家の体重計が壊れてただけやったんで、全部自分の中では万全な状態やったんですけど、リングに上がるときに違和感を感じたというか、アレ?っていうような感じやったんで、そんなんじゃチャンピオンじゃないんで、もう一回一から、栄養から見つめ直していきたいと思います。

(今後の目標と、ファンにメッセージを)たくさんの応援ありがとうございました。『心臓に悪い』とかいうメッセージがたくさん入ってたんですけど、その節は本当に申し訳ないです。でも、ずっと言ってるんですけど、最強のパーフェクトなチャンピオンを目指すんじゃなく、俺は最高なチャンピオン、すごく会場を盛り上げるようなチャンピオンになりたいと思ってるので、まあ、内容的にはダメダメやったけど、盛り上げられたのはよかったかなと思います。次からはあんまりヒヤヒヤさせんと、しっかりと強い姿を見せれるように、会場を盛り上げれるように一から頑張っていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします」

デニス・デミルカプのコメント
「(試合を終えての感想は?)1Rは完全に試合を支配できたと思うので残念だ。1R最後に蹴りを出したときに、以前に靱帯を手術したところがグラついてしまって、そこから集中が切れてしまった。むしろ自分に負けたということが残念だ。(相手の印象は?)非常に強い選手で、やはりチャンピオンだと思ったが、ヒザの問題がなければこんなことにならなかったと思うので、残念だ。なるべく早く再戦を希望する。(今後の目標と、ファンにメッセージを)ヒザのリハビリと、今回の傷を治して、練習を積んでまた日本に帰ってきたい。たくさんの人々に応援してもらって、非常に勇気づけられた」

第12試合/【株式会社メインステージPresents】スペシャル・スーパーファイトin大阪/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R


皇治 Kouzi

第12試合/【株式会社メインステージPresents】スペシャル・スーパーファイトin大阪/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R

  • ●
  • 延長判定
    • 2-1
      10:9/9:10/10:9
  • ×
x

大岩 龍矢 Oiwa Tatsuya

 昨年12月の大阪大会に続いて、皇治が再びメインイベントに登場。武尊の盟友・大岩を迎え撃った。1R、皇治は左・右とローを当てていくが、大岩もローを返す。皇治が先手でワンツーからローを放っていくが、大岩もそのままにさせず右スイングフックを返す。皇治は右ロー、左インロー。大岩は圧力をかけて皇治をコーナーに詰め、ヒザ蹴り、プッシングからのストレートで皇治をコーナーから出させない。大岩はストレートを変わらず打ち込んでいくが、皇治は顔を捻ってダメージを受け流す。大岩はボディストレート、右スイングフックとやはり皇治をコーナーから出させずに初回を終える。

 2R、皇治はジャブの手数を増やし、そこからローに繋ぎ、再びジャブに戻る。大岩は1Rと同様にプレッシャーをきかせて皇治にロープを背負わせる。皇治はロー、ハイキックと放つも大岩が真下からのヒザ蹴りで皇治をヨロめかせる。脚へのヒザ、プッシングしてのローを入れる皇治だが、頑丈で圧力のある大岩を皇治は下がらせることができない。ラウンド終盤、手数を増した皇治はそこから左ローに繋げる。

 3R、皇治はジャブから右ローに続き右ハイキック。だが大岩もここから堰を切ったようにパンチで襲う。皇治はボディ打ちも増やしていき、真上に跳び上がってのヒザ蹴りから左右のボディフック、ストレートを大岩に繰り出す。大岩も緩急をつけた左フックとストレートで襲う。両者まさに一進一退で、皇治が前蹴り・ヒザ蹴りで前に出れば、大岩も皇治に左右のフックを強振する。皇治も右ストレートと左フックで打ち返す。判定は29-28、29-29、29-29で皇治に一票入るもドロー。延長戦で勝利を決することになる。
 延長R、皇治のプッシングをかいくぐり大岩はボディへのヒザ。大岩は手数を増して前に出る。皇治をロープに追い込み大岩が連打で押す。皇治もヒザ・ハイキックと反撃開始。両者左右の拳を振り合うが、どちらも明確な攻勢はない。皇治は右アッパー、左フック、ヒザ蹴り。これに対し大岩は左右フックを連打。両者最後までパンチを出し合い終了となる。判定は10-9(皇治)、10-9(大岩)、10-9(皇治)の2-1で皇治。大岩の猛攻を振り切り勝利した。

皇治のマイク
「煽りで一丁前のこと言いましたが、強かったです、大岩選手ありがとうございました。結果で見返したかったけど、いい試合ができなくて、KO勝ちして言いたかったけど、世の中難しいですね。またいい仕事できるように頑張ります。次はしっかり倒せるように頑張ります。今日は亀田史郎さんが見に来てくれてるのでやらせてください、K-1最高!」

皇治のコメント
「(試合を終えての感想は?)いやあ、もう今回は試合前からチョーきつかったですねえ。いろいろあって。俺、大殺界なんですよ! 一番悪い時期なんで、最悪なことばっかりで、人生で一番つらかったっすね。試合まで、延長まで行ってつらい試合になってもうて、疲れたっす。(相手の印象は?)まあ予想通りというか、強かったですよ。フィジカルもあったし。でもやっぱり、大阪で俺がメインやから、死んでも負けるわけにはいかんかったんでね。まあまあ、そこはギリギリ最低限の結果を出せてホッとしてます。

(大岩選手が判定に怒っていたが?)ああ、そうなんですか。何とも思わないですね、勝ちは勝ちなんで。まあ何かそういうのって、判定とかどうのこうの、勝ったもんが強いんやから、この世の中。それについては何も思わないっす。(メインの重圧は?)重圧がなかったって言ったらウソになりますけど、俺なりにいろいろ考えることがあって、さっきも言いましたけど試合までがキツかったっすね。だから、今日の大応援団もそうですけどホンマに周りに助けられてリングに上がることができたんで、大宮司さんはじめ、すごく感謝してますね。

(勝てたポイントは?)まあ、意地ですかね。何で負けてもね、俺は気持ちで負けへんので、そこは意地っちゅーか器の差が出たかなって感じで。まだまだ、実力はもっともっとあると、俺自身思ってるし、まだまだ出せてないと思ってますし、まあそこをね、ずっと出せるように挑戦していかなアカンし。まあホンマにね、ええ加減に、試合が盛り上がるだけじゃなくて……まあ盛り上がりはね、一番盛り上がったと思いますけどね、打ち合いして。そういう形も、格闘技なんでアリやとはずっと思ってきたっすけど、やっぱりKOも見せなアカンのでね。そこは素直に悔しいですよ。KOが見せられなかったっていうのはね。まだまだ自分への課題かなと思ってます。

(今後の目標と、ファンにメッセージを)ファンの皆さんにはホンマにすごく感謝してますし、いつも言ってますけどファンがゼロやったら俺は戦ってないですし。今日もすごくファンの力、もらいましたしね。だからこそ新しい景色というか、挑戦し続ける景色を見せたいんで。さっきも言いましたけど、K-1のお偉いさん、俺に挑戦するチャンスをください。ファンの皆さん、いつも感謝してます、ありがとうございます」

大岩龍矢のコメント
「(試合を終えての感想は?)正直、結果には納得いってないです。感想というか……ただ、今はよく分かんないです。勝ったと思ってます。ただ、倒さなきゃ勝てないんだと。それぐらいです。何か、よくわかんない感情です。(相手の印象は?)頑丈ですね。(勝敗が分かれたのはどこだと?)ぶっちゃけ、俺、あんまり怒らないですけど、ムカついても。今は史上最強にムカついてます。倒せなかった自分と、ぶっちゃけ言うと判定です。結果が全てでしょって言われたらしょうがないですけど、ただホントに、うっとうしいです、この結果が。この感情をどこにぶつけたらいいか分からないぐらい、悔しいっていうか、ムカついてます。

(すぐにでも再戦したい?)そういうのも……再戦はもちろんですけど……とりあえず、まだ気持ちが整理できてないです。今は感情がよく分かんないです。初めてのことです。(ファンにメッセージを)ホント、ファンの方、応援してくれてる方にはホントに感謝しかないんで、だからこそメッチャ悔しいというか、ムカついてます、今は。ただ、応援してくれてるファンの方には関係ないんで、本当にありがとうございましたと。あと、対戦してくれた皇治選手も。ありがたいっすね、ホント。あとメインでできたことも、大阪や皇治選手のおかげもあるんで、それは感謝してます。ただ、よく分かんないです。気持ち切り替えれるまで、ちょっといろいろと考えます。ムカついてます、いろいろと」