match result

試合結果

第7試合/日本vs世界・5対5/K-1クルーザー級/3分3R・延長1R

    所属ジム
    力道場静岡
    SINA ARMY
    戦歴
    35戦 22勝(10KO) 13敗 0分
    20戦 16勝(8KO) 4敗 0分
    生年月日
    1989.12.31
    1988.1.23
    身長・体重
    180cm ・ 0.0kg
    200cm ・ 90.0kg
    ファイトスタイル
    オーソドックス
    オーソドックス
    出身地
    静岡県沼津市
    イラン・エスファハーン
    SNS

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試合レビュー

 現クルーザー級王者カリミアンに愛鷹が挑んだ一戦。1R、接近しようとする愛鷹をカリミアンは前蹴りで押さえ、ヒザから左右フックを連打。さらに前蹴りから右のパンチを打ち下ろしのストレート、フックと打ち分け打ち据える。愛鷹も全くひるまず前に出て、右スイングフック。愛鷹は近い間合いに持ち込んで再び右スイングフック。だが、カリミアンは距離をあけて前蹴り・ジャブ、真上に跳び上がるヒザ蹴り。愛鷹もフックを振るっていくのだが、踏み込みが足りておらず当たらない。

 2R、カリミアンはジャブを突いてリングを回る。しかしそこへ愛鷹は右スイングフックを放ってヒット。これで距離を掴んだか、愛鷹はさらに右スイングフックに力を込めていく。だが、カリミアンも懐を深く使ってクリーンヒットさせない。ジャブで距離を取らんとするカリミアンだが、愛鷹はパンチを届かせるため前に出ていく。カリミアンは左右ローを当ててリングを回る。

 3R、カリミアンは前蹴り、左ハイ、そしてステップワークとテクニカルな組み立て。しかしカリミアンがコーナーを背にしたところで愛鷹が左フックから右フックをフルスイングするとこれが直撃してカリミアンはごう沈。一目でそれと分かるKO勝ちで愛鷹が番狂わせを起こした。

愛鷹のマイク
「カリミアン選手、そんな大して名前も売れてない俺の挑戦を受けてもらってありがとうございます。警察官から格闘家になって周りには絶対無理だと言われましたが、諦めないでやってきました。今回はスーパーファイトでタイトルは懸かっていないんですけど、自分の夢、いや目標は世界一なんで次タイトルマッチやらせてください。まだまだ強くなります。愛鷹亮、覚えて帰ってください」

愛鷹亮のコメント
「(試合を終えての感想は?)今回、K-1チャンピオンのシナ・カリミアン選手とやらせてもらうということで、気持ち的にもプレッシャーとかワクワクとかいろいろ入り混じった気持ちだったんですけど、自分らしく戦えていい結果が残せたので、すごくうれしいです。

(相手の印象は?)身長差が20センチあったので、すごくプレッシャーがあるのかなと思ったんですけど、思ったよりも自分のプレッシャーをかけられて、前にグイグイ出て相手の長い距離を潰せて戦えたので。日本人の重量級が世界に通用しないとよく言われるんですけど、俺はそんなことないと思ってるんで、俺がそれを証明できたんじゃないかなと思います。

(あの倒し方は想定通りでしたか?)ハイ。KRESTに移籍してからあの倒し方をずっと練習してたので、まさに練習通りに倒せたのでよかったです。(それができるという自信はあった?)まあ、やるしかないという感じですかね。自信はもちろんありましたけど、実際に立ち合ってみないと相手の距離感とか大きさは掴めてなかったので。でも実際にリングに立ってみると、手も届いたので、問題ないなと。

(タイトルマッチはすぐにでもやりたい?)年内にできれば。今年の大晦日で30歳になるんですけど、20代最後にK-1チャンピオンになって30歳を迎えたいなという希望は持ってます。

(その場合、今回のようなフィニッシュパンチは警戒されると思いますが)今回、ローとかもすごく練習してきたんですけど、試合では2回ぐらいしか出せてなかったと思います。もっと攻められる攻撃は持っているので、次のタイトルマッチのときは1、2個技を増やしてもっと追い詰めていきたいなと思ってます。

(1Rが終わったあたりで、これはいけると思ったということですか?)そうですね。1Rで、最初からけっこうラッシュをかけてきたので、受けてる感じが、KRESTでスパーリングをバンバンやってる野杁君とかヒデさんとかいろいろいるんですけど、スピードがやっぱり違うので、見えるっていうところも。断然重いんですけど、「あ、来るな」っていうのが見えるので、自分もそれに対して待ち構えるという状態だったので、耐えられましたね。

(前蹴りなど、分かっていたので耐えられた?)そうですね。指示で、「後ろに絶対下がるな」と言われてたので。前蹴りは前に出て潰せという指示だったので。わざともらってでも相手の足を潰して、と。体と足をぶつけたら体の方が勝つので、前に出てきました。(思ったより強くは感じなかった?)はい。やっぱりウェイトが同じなので、タッパがデカいので、体が薄いというか。自分の方が小っちゃいので、分厚いので。

(前日会見で、「目が澄んでいる」と言っていたが、今日は目を合わさないようにしていた?)フェイス・トゥ・フェイスでは目を合わさないようにしてるんですよね。相手の感情、不安とか恐怖とか、相手のものをもらっちゃうような気がして。不安が移っちゃうといいますか。(パンチのダメージはなかった?)そうですね。ちょっと脳が揺れたところは何カ所かあったと思うんですけど、そんなには効いてないと思います。

(タイトルマッチの自信は?)ハイ、自信満々です。(今後の目標と、ファンにメッセージを)今日は応援ありがとうございました。次はタイトルマッチに挑戦して、必ずK-1クルーザー級チャンピオンになります。これからもっともっと強くなりますので、愛鷹亮、これからもよろしくお願いします!」

シナ・カリミアンのコメント
※体調不良のためノーコメント

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試合情報

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大会名
2019年8月24日(土)K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~日本vs世界・5対5&スペシャル・スーパーファイトin大阪~
日程
2019年08月24日(土)
会場
エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館第1競技場)
選手
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