match result

試合結果

第9試合/スーパーファイト/-75kg契約/3分3R・延長1R

    所属ジム
    team VASILEUS
    ブラジリアンタイ/team Mori
    戦歴
    55戦 37勝(19KO) 18敗 0分
    18戦 10勝(7KO) 8敗 0分
    生年月日
    1991.11.12
    1983.10.5
    身長・体重
    180cm ・ 75.0kg
    178cm ・ 0.0kg
    ファイトスタイル
    オーソドックス
    オーソドックス
    出身地
    アメリカ合衆国・フロリダ州マイアミ
    サンパウロ
    SNS

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試合レビュー

 K-1復帰を果たした松倉がモリと対戦。両者にとって新階級-75kg新設に向けた一戦だ。1R、松倉はモリを中心にステップを踏みローキックを打ち込む。モリはダッシュして突進するように向かい、右アッパー・右フックと打ち込む。松倉はしかしこれをブロックしてカーフキック(膝から下・ふくらはぎを蹴るローキック)を効かせていく。

 2R、モリは松倉のカーフが気になるか、やや圧力が減じる。松倉は変わらずパンチをブロックしてカーフキック・ミドルを放っていく。モリはパワフルさを発揮し、右ストレート、ボディ打ちと松倉を攻める。松倉もミドルから顔への連打。ラウンド最後はモリに再びカーフを効かせる。

 3R、モリは前に出て間合いを潰し、松倉にローを出させずアッパー連打。しかし距離があいたところで松倉は右カーフキックを入れ、これでモリをダウンさせる。立ち上がってパンチを狙うモリだが、松倉は三日月蹴り、ボディへのヒザと倒しに掛かる。モリはサウスポーに変わって松倉に右カーフを蹴りにくくさせる。松倉が右ストレートでモリをフラつかせて終了。判定は30-27、30-27、30-27で松倉。K-1復帰戦を飾った。

松倉のマイク
「倒すってデカいことを言っていたのにしょっぱい試合をしてすみませんでした。人生、自分が主人公なのに気づいたら脇役で引いていて、でも応援してくれるみなさんや先輩の背中を見て、信じたらこうやってK-1に戻ってこれて、しょっぱい試合でしたけどこれで8連勝になりました。昔はこういうこと言うやつをうるせーなとか気持ち悪いなと思ってましたけど、信じればなんとでもなるな、素晴らしい仲間に会えるなと思いました。K-1に僕の階級を作るためにやってきました。スーパー・ミドル級(75kg)のチャンピオンになります。必ず説得力を持った男になるので、一緒に戦えてもらえたら、応援して注目してもらえたら嬉しいです。後半戦、楽しんでお帰りください」

■試合後の松倉信太郎のコメント
「(試合の感想は?)本当に試合前に強気なこと、言うこと言ってきたんですけど、それに見合った試合ができなかったなというのは率直に思ったし、自分の実力不足を痛感したというか、あそこで倒すやつは倒すし、それができなかったのはすごく不甲斐ないというか、口だけになってしまったなというのが強い気持ちですね。今は。反省点しかないなと。

(相手の印象は?)タフなのはどの映像を見てもわかったんですけど、もうちょい自分のリズムで試合が出来るかなとは正直思っていた部分はあるんですけど、思っていたよりめちゃくちゃタフだったし、今まで普段8オンスで試合をしていたんですけど、(今回の試合は)10オンスなんですけど、拳もめっちゃ痛くて。タフな相手とはいっぱいやってきましたけど、すごいタフだなというのは感じました。

(久しぶりのK-1の会場だったりリングだったりは?)5年半ぶりくらいだったんですけど、計量からこうやって試合後の会見、ここまで人がたくさん集まって下さったりとか、全てが新鮮だったというか。グローブとかルールとかリングが小さかったりとか、細かいところはやってみないと分からない部分はたくさんあったので、そういう部分は今後の試合で学ばないといけないなと思うし、久しぶりのK-1の舞台はすごい興奮したんですけど、ちょっと飲まれちゃったかな。飲まれちゃったというか、自分が思い描いていたような試合はできなかったなというふうには思っています。

(リングサイドで神保選手が見ていたが)あんまり僕はそんなに神保君のことをどうこうというのはないんですけど、どうですか、客観的に神保君かな?という感じはしますか?僕以外で。(記者:先に言っていたのが彼だったというのはある)僕はそんなに誰という、彼と特別やりたいというのは無いんですけど、やっぱり盛り上げていきたいし、どうせだったらこう周りにも言われるので、最後の最後で一番盛り上がってやるやつがいないという段階でトーナメントの決勝で全部奪い去ってやりたいなくらいの気持ちでいるので、僕は全然そこに焦りがないというか。そこまでは意識していないですね。

(8オンスと10オンスでは大きく違った?)アップのときに『重っ』と思って。そんなに変わらないだろうと思われるかもしれないですけど、それに慣れちゃっていたので、アップの時に焦って『これ腕がもつかな』と思うくらい違いました。そこは今学べてよかったなというのはめちゃくちゃ思っていますし、練習からグローブを変えないとなと思うくらい結構違いを感じました。リングの狭さとかに関してはあんまりやってる最中は思わなかったんですけど、試合結果見てもわかるんですけどやっぱりKO多いっすね。すごいなというか、K-1はK-1なんだと改めて痛感しましたね。

(威力も多少薄まる?)あれが8オンスだったら倒れてたのかなと思う部分もあるんですけど、とにかく重かったですね。僕は正直8オンスでいいなと思っているので。小さい方がKOにもなるし、見ている方も面白いと思うので、できたら8オンスでお願いしたいですね。もちろん僕も倒れる可能性が増えるんですけど。70kgだと8オンス、75kgだと10オンスになっちゃう。70kgとはもちろん変わりますけど、ヘビーとはまたちょっと違うので、ぜんぜん8オンスでもいいのかなと個人的には思います。まあ10オンスのままでも倒せるようにしないといけないなとは思っています。

(武尊がセコンドに着く中で気持ちの変化は?)やってる最中、終わったところで。相手が効いた場面、いくっていう場面でちょっといけなかったいうのが自分ではあったんですけど、あいつだったらここでいって倒してるな、ここでもう一個無理してるなとか、終わった後も一番近くで見てくれているし、一緒に練習もしてきたので、すごく感じましたね。あいつだったらここいってるなっていうのはすごく思いました。あいつは優しいのでそういうことは言ってませんでしたけど、そこは俺もやっぱりこのままじゃ駄目だなというのは痛感しましたね。

(ファンの方へメッセージを)ファンの皆様、本当に口だけになってしまって申し訳ないなと、約束を守れずにすみませんでした。本当にの一戦を意味があるものにしていかないといけないと思っているし、こっからしっかり学んで反省して、成長していきたいなと思っているので、これから僕がK-1にスーパー・ミドル級を作るので、応援、注目してもらえたらうれしいです。皆様本当にありがとうございました」

■試合後のジュリオ・セザール・モリのコメント
「(試合の感想は?)この大会のためにいろいろと練習してきました。練習と実力を発揮できたと思いますが、全ての実力を出せたわけではありません。なるべくキックを多めに出そうと思っていましたが、やはり松倉選手のキックもガードもすごかったので、思うようにキックを出せなかったと思います。

(相手の印象は?)ずっと彼の試合も見てきたので、とても努力家でもあるし謙虚な方だと思っていました。実際に戦ってみたら本当に謙虚で努力家で、本当に強い選手だなと思いました。(足を冷やしているが、カーフキックのダメージは大きい?)カーフキックだけでなくいろいろな強いキックを打たれました。かかとの上のガードしていないところにヒットしました。(ファンの方へメッセージを)応援してくれるみなさん、どんどん練習してまた実力をつけていきたいと思いますのでどうぞ応援よろしくお願いいたします」

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動画

試合情報

BRAND
大会名
2022年4月3日(日)K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~K’FESTA.5~
日程
2022年04月03日(日)
会場
国立代々木競技場 第一体育館
選手
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