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大久保琉唯、王者・石田龍大のベルト獲得へ「勝つ!チャンスがあれば倒す」=「K-1 WORLD MAX 2026」9.12(土)代々木第二

 9月12日(土)、東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される『K-1 WORLD MAX 2026』の[【株式会社 匠隼 PRESENTS】K-1 WORLD GPフェザー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R] で、王者・石田龍大(日本/POWER OF DREAM)に挑戦する大久保琉唯(日本/K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)がインタビューに応じ、意気込みを語った。
――王者の石田チャンピオンとの試合が決まりました。階級を上げた2戦目で王座挑戦に対しては、どう思っていますか?

「いや、早いなと」

――早い?

「はい。いや、それは世間一般の声として早いと。でも、僕は新美(貴士)選手に勝ちましたし、もう上は2人しかいないと思ったので、次くらいに来るんじゃないかなとは思っていました」

――石田選手は、兼田将暉選手と戦うのでは?という声もあったかと思います。

「次、俺なんじゃないかなと思っていたんですけどね。兼田選手は1年以上試合をしていなかったから」

――そこで自分がタイトル戦に選ばれたと。

「楽しみだなと思っています」

――ファンの「早いんじゃないか?」という声に対してはどう思ってるんですか?

「もちろん、そういう声というか、あの2人がSNSで盛り上がっていたり、僕が喧嘩を売ったりもしていましたし。ファンがどう思うかはわかんないですけど、僕が正直に思うのは、僕だから石田選手に勝てるんじゃないかなと。正直、兼田選手だと厳しいと思っています」

――石田選手に勝てるのは自分だと。

「客観視すると、石田選手と兼田選手の2人のリーチ差もそうですし、同じサウスポー同士ですからね。兼田選手にとっては、相性が悪い相手なのではないかと思います。僕だから石田選手に勝てるんじゃないかなと思っています」

――その自信はどこから来るんですか?

「積み上げてきたっていうのもそうですし、今回の試合で爆発的な力を出せるんじゃないかなと思っています。2月のこともありましたから」

――今年2月の金子晃大戦の体重超過ですね。

「試合が目前の中で、自分で失ったっていうのはすごく悔しかったし。やっぱり今でも、ふとした時に思い出すようなこともあります。でも、今回の9月12日の試合が、僕の誕生日ということもあって、爆発的な力を出して勝てるんじゃないかなと思っています」

――誕生日にタイトル戦は、たしかに運命的なものを感じますね。

「はい、ちょっと感じますね。波が来ているなって思います。2月の失敗があって、今回は誕生日にタイトル戦。賛否両論はあると思いますけど、そこを越えてひっくり返した時に、リターンが大きいのかなと」

――それを考えると、前回の新美戦の勝利は大きかったですね。

「自信にはなりましたが、でもちょっと仕上がってない感じがあったんです」

――仕上がっていない?

「イメージしたものとは違うなと。2月を引きずっていたせいなのか、4月の時はまだちょっと自分の中では集中できていなかったですね」

――トラウマみたいなものがあったんですね。

「なので、今回がすごく楽しみですね」

――石田チャンピオンとは、SNSで“やる、やらない”論争がありましたね。

「まあ僕は普通に、次相手してやるからっていう感じでいて」

――それが違ったと。兼田選手の次というイメージでしたね。

「もちろん、チャンピオンなんで上から発言してもいいと思うんですけど、いやいやそうじゃないぞと。なんで俺が後ろなの? 次だろ、俺と思って」

――兼田選手は1年以上の休養があって、なぜ自分がその列の後ろなんだと。

「格闘技って、実力だけじゃないんですよねって。それは遠回しに全部を含めてSNSで発言したんですよ。そうしたらなんか石田選手が、自分のことを言われちゃったと思ったのか、ちょっとなんか悲しかったです。じゃあ、お前は標的じゃないからいいやみたいな感じになってしまって」

――なるほど。石田選手の勘違いだと。

「目先のことしか見れていないというか。そうじゃないよと。ただ俺はもっと自分の方に回ってくるように発言したし、そういうところが違うなっていうのはありましたね」

――石田選手には、どう伝えたかったんですか。その本質というか真意は。

「回りくどい言い方でしたけど、あそこで、俺がやるというのは、なんかちょっと下品だなと思って」

――SNSで俺がやりますっていうのは、ちょっと品がないと。

「チャンピオンに対して、俺がとアピールするのは下品だなと思います。何なんですかね、女心というか。恋愛みたいな、上品な駆け引きが必要じゃないですか。スイーツの奥深さみたいな感じですかね」

――うまいこと言いますね。

「甘さにも、いろいろな深みがあるんです。残念ながら、そこを汲んでくれなかったですね、チャンピオンは」

――ご自身が、チャンピオンになった後の展開はどう考えていますか。

「限られた格闘技の人生の中で、ファンの人が望んでいることだったり、自分もどんどん世界へ出ていきたいので、まずはチャンピオンになってからですね」

――K-1の中だけで考えると、次は兼田選手と新美選手の勝った方と戦うのでは?と思ってしまいますが、どうなんでしょうか。

「そこだけだと面白さがないんですよね。決まった道だとつまらなくなってしまいます。今回のカードは、あまり予想できなかったと思います。なんで大久保なんだと。そういうのが多分足りないんですよ。意外性がないとつまらないです」

――たしかに。

「もっとファンの人が楽しめる試合をやっていきたいですね。ストーリー性があるカード」

――ちなみに石田選手はどう評価してるんですか?

「ちゃんと強い選手だと思います。全部できますし、ガードもうまい。強い選手だからこそ、すっごい価値のあるベルトだなっていうのはあります。もちろん知名度とか、そういう部分においては、ちょっと一旦置いといて。強さだけで言ったら、本当にこのフェザー級の中で全団体通してもトップだと思うので、この選手に勝つことはでかいです」

――前回の関口戦見てどう思いました?(石田のKO勝ち)

「一瞬で決まっちゃったんで、参考にはならなかったですけど、それが彼の強さだと思います。ただそこの作戦も、こういうことをやって当てたんだなっていうのも見えてくるし。俺は簡単にいかないですよ。今回のテーマは、とにかく圧倒です」

――それはKOを含めた判定ということ?

「まず勝つ。そして、チャンスがあれば倒す。出稽古もしていて、倒す感覚もあるので」

――シーザージムとか出稽古は、かなりやっていますよね。

「はい。勉強になっています。新美選手はすごく強い選手なんで、僕のいいところが出なかったっていうのもありましたが、それでも少しずつ形になってきています。KO出来なかった頃は、アンチがいろいろと言ってきて、それでKOできるようになって黙らせたと思ったら僕がやらかして。次は、チャンピオンにならないと黙らない状況なので、結果を出して見返してやりますよ」

――大久保選手の試合は、いつも評価がシーソーのように上下に揺れ動くイメージですね。

「それが面白いじゃないですか。しかも誕生日なんで、本当にこれがまたいい。なんか気合いが入るんですよ、いつも以上に。いや、マジでベルトを取りますよ。楽しみにしていてください!」

<2人の近況>

 大久保は、24年のK-1-55kg世界トーナメント準決勝で玖村将史を判定で下し、決勝で金子晃大と戦い準優勝。今年2月の金子晃大戦は体重超過でノンタイトル戦となり、勝敗なしに。4月はフェザー級へ階級を上げ新美貴士から勝利を収めた。

 石田は、24年6月に第9代Krushフェザー級王座決定トーナメントに出場しKrush王座を獲得。今年5月に第7代K-1 WORLD GPフェザー級王座決定戦に出場して関口功誠を1RKOで下して新王者に。Krush王座を返上し、K-1に専念することを宣言。
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