同トーナメントは8名参加のワンデートーナメントで行われ、すでにK-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント優勝のマハムード・サッタリ(イラン/TEAM大和魂)、K-1 WORLD GP 2026 -90kg南米予選トーナメント優勝のマルコ・ブラック・ダイヤモンド(ブラジル/LOUTUS MMA)の参戦が決まっていた。
残り6名の出場選手については、K-1の須藤元気プロデューサーが発表した。
まず日本からは、第2代K-1 WORLD GPクルーザー級王者のK-Jee(日本/SHINE SPORTS CLUB)を選出。ジェロム・レ・バンナをKOしたハイキックの再現に期待がかかる。
8年3ヵ月ぶりのK-1参戦は、初代K-1 WORLD GPヘビー級王座決定トーナメント準優勝者で、“格闘技王国オランダ出身のモロッコファイター”イブラヒム・エル・ボウニ(オランダ/Gym Haarlem)。17年にK-1初参戦し、初代K-1 WORLD GPヘビー級王座決定トーナメントでは準決勝でロエル・マナートを倒して準優勝となった。久しぶりのK-1参戦で、どこまで勝ち進むのか注目が集まる。
K-Jee(日本/SHINE SPORTS CLUB) Keiji 90.11.5生/熊本県熊本市出身/35歳/185cm/オーソドックス/40戦22勝(19KO)18敗 <主なタイトル歴> 第2代K-1 WORLD GPクルーザー級王者 初代Krushクルーザー級王者 初代K-1 WORLD GPクルーザー級王座決定トーナメント第三位 X:@KJEE17 instagram:@1105.kjee ■24年10月のK-1 WORLD GP 2024 無差別級アジア予選でレジェンドのジェロム・レ・バンナをハイキックでKOして、本戦出場。同年12月のK-1 WORLD GP 2024無差別級トーナメントは準々決勝でエロール・ジマーマンにKO負け。25年7月はロエル・マナートの王座に挑むもKO負けを喫し、26年は巻き返したいところだ。
マハムード・サッタリ(イラン/TEAM大和魂) Mahmoud Sattari 91.2.22生/イラン・カラジ出身/34歳/186cm/オーソドックス/25戦21勝(13KO)4敗 <主なタイトル歴> K-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント優勝 第2代Krushクルーザー級王者 M-1世界ヘビー級王者 WAKOアマチュアムエタイ世界ミドル級王者 ムエタイ プレジデントカップ2012優勝 ムエタイ アジアンビーチゲーム2014優勝 ムエタイ アジアインドア&マーシャルアーツ2017優勝 X:@mahmoud_sattari instagram:@mahmoud__sattari ■24年9月にK-1 WORLD GPクルーザー級タイトル戦で王者リュウ・ツァーに挑むも判定負け。25年10月の『JAPAN MARTIAL ARTS EXPO PROLOGUE』では巌流島ルールに挑戦してマーカス・レロ・アウレリオからKO勝ち。25年5月にティアン・ターザンと対戦してダウンを奪い、あと一歩も逆転負け。9月は山口翔大をKOして強さを証明した。
マルコ・ブラック・ダイヤモンド(ブラジル/LOUTUS MMA) Marco Black Diamond 97.7.31生/ブラジル・サンパウロ出身/28歳/181cm/オーソドックス/41戦34勝(12KO)7敗 <主なタイトル歴> K-1 WORLD GP 2026 -90kg南米予選トーナメント優勝 SFT COMBATミドル級(-84kg)王者 instagram:@marcoblackdiamond ■25年10月に開催された南米地区予選は、一回戦でヤン・プロブレマを判定で下し勢いに乗ると準決勝はジョアン・ペドロ・シマオを左フック、決勝はモデスティノ・ロドリゲスを右フックでKOして“黒いダイヤモンド”の力を発揮した。ブラジル旋風が吹き荒れるK-1において、90kg級も嵐を呼び込む超新星として注目を集めている。
イブラヒム・エル・ボウニ(モロッコ/Gym Haarlem) Ibrahim El Bouni 92.12.9生/オランダ・アムステルダム出身/33歳/194cm/オーソドックス/54戦42勝(22KO)11敗1分 <主なタイトル歴> 初代K-1 WORLD GPヘビー級王座決定トーナメント準優勝 A1 WCC -86kgトーナメント優勝 instagram:@ibrahimelbouni ■2017年2月にK-1初参戦で上原誠を一撃KO。同年11月に行われたK-1 WORLD GP初代ヘビー級王座決定トーナメントでは一回戦でKOICHIをKO、準決勝でロエル・マナートを倒すも決勝でアントニオ・プラチバットに判定負けを喫し準優勝となった。その後はONE、GLORYを主戦場にし、今回は9年ぶりのK-1参戦となる。