「K'FESTA.6」3.12(日)代々木<インタビュー>王者・軍司泰斗「ムエタイの強豪と防衛戦を組んでもらってうれしい。フェザー級には色んな強い選手がいるなかで、本当の意味で世界一を狙っていきたい」
――「K'FESTA.6」という大舞台でムエタイの強豪ヴュー・ペッコウーソンとの防衛戦が決まりました。
「12月に試合をやって、マイクで『強い外国人選手とやりたい』と言っていて、ムエタイのタイでめちゃくちゃ強いヴュー選手と組んでもらいました。僕はムエタイを見ないので、あまりわからなかったんですけど、この大会に出るコンペット選手に3回勝っているということで強い印象があります。強い選手と防衛戦をやれてうれしいし、しっかりここを勝って、次のステージに行きたいなと思っています」
――軍司選手にとっては「K-1 AWARDS 2022」でMVPを獲得して最初の試合にもなります。
「MVPをもらって期待されている部分はあると思うし、プレッシャーはあると思いますが、それにふさわしい試合をするつもりです」
――対戦相手のヴュー選手にはどんな印象を持っていますか?
「ムエタイファイターですごいミドルが強くて、防御が上手い印象です。避けるのが上手くて、蹴りだけではなくて、ボクシングテクニックもあると感じて、すごく強い選手と当ててくれたと思います」
――軍司選手にはとっては2度目のvsムエタイですが、そこについてはいかがでしょう?
「以前やったスリヤンレック選手はすごいガツガツ来る選手で、そこまでムエタイっぽくない選手だと僕は思っていて。でも今回やるヴューは逆に『ザ・ムエタイ』って感じの選手なので、そういった選手でも圧勝することが目標です」
――ヴューがミドルキックをはじめ蹴りで試合を組み立ててくると予想されるが、それに対してどう戦おうと思っていますか?
「本場タイの選手の蹴りを思いっきり貰ったことがないのでわからないですけど、3Rまでパンチをしっかり打てるように、蹴りに慣れようと思っています。ただ僕は蹴りの選手ではないので、ボクシングに力を入れてやります」
――MVPも獲得して、防衛戦から2023年がスタートします。今後の目標はなんですか?
「フェザー級にはK-1だけじゃなくて、いろんな団体の選手、外国人の選手だったり強い選手はいっぱいいるので、フェザー級で本当の意味で世界一を狙います」