Krush
2020.03.30
#NEWS

対するTaCaも「明日は第1試合から一番盛り上げて、第1試合が一番面白かったと思って帰ってもらえればと思います。第1試合で最高の試合をして、悪いですけど、その後が尻すぼみになるような勝ち方をする」と激闘を予告している。
1R、じりじりと前に出ていく優弥が左ボディ。TaCaも右ストレート、インローと奥足ローを蹴る。そしてTaCaがワンツーから猛ラッシュ。優弥は組みついて追撃を阻止する。再開後、TaCaはパンチを顔面とボディに打ち分けてヒザ蹴り。優弥もそれに耐えて右ローを蹴り返して反撃する。
2R、優弥がガードを固めて右ロー、TaCaもヒザ蹴りを返して右ストレートを当てる。優弥は距離を潰して右ロー、左フックを当てて右ハイキックを蹴る。TaCaも下がりながらパンチを返して打ち合う。優弥が右スレートから左フック、TaCaも左フックを当てて激しい打ち合いが続く。
3R、いきなり優弥が右ストレートをヒットさせ、パンチとローで前進。TaCaもワンツー、前蹴り、ヒザ蹴りを返す。優弥はヒザ蹴りに左フックを合わせ、右のロングフック、飛び込むような左フック。ここから両者は笑顔を浮かべながら、火の出るような打ち合いを繰り広げる。本戦はジャッジ1名が30-29でTaCaを支持したものの、残り2名は29-29のイーブンとし、延長戦へ突入する。
延長R、優弥が右ローを当てて、右ストレートから左フック。TaCaも左ミドルを蹴って、パンチでボディを狙う。ジャブとインロー、左ミドルで前に出る優弥。TaCaも右のパンチをかぶせるが、優弥の前進は止まらず。優弥が右ストレートから左フック、飛び込むような左フックを当てる。
しかしTaCaが右ストレートを当て、優弥をコーナーに詰めて怒涛のラッシュ。優弥も必死に打ち返すが、TaCaが手数で上回り、試合時間残り5秒のところで、優弥をコーナーにくぎ付けにし、レフェリーがダウンを宣告する。
再開後、優弥がパンチで飛びかかったところで試合終了のゴング。TaCaが優弥との大激闘を制した。
2R、前に出る松野の前足にローを集める後藤。ジャブを当ててから右ストレート、右フック、バックブローにつなげる。松野はヒザ蹴りと細かいパンチで前に出る。パンチから左ミドルを蹴る後藤。松野も右ストレートをロープに詰める。
3R、パンチとヒザ蹴りで突進する松野。後藤もヒザ蹴りにフックを返すが、松野の手数は止まらない。パンチ、ヒザ蹴り、ミドルで攻撃す続ける松野。後藤も下がりながら顔面のボディにフックを返す。判定はジャッジが三者三様のドローとなった。
1R、いきなり激しく打ち合う両者。結城はサウスポーの大川に右ハイキックから右フックを打ち込む。大川は距離を取りつつ、左ストレートから右アッパー。結城はプレッシャーをかけ続け、右ストレートでダウン奪う。再開後、結城が右ハイキックから連打、右ストレートで大川を吹っ飛ばす。ここでラウンド終了となり、大川にとってはゴングに救われる形となった。
2R、大川左ミドルを蹴りながら、左ストレートから飛び込んで右フック。結城も左フックを当てて右ストレート、右ハイキックを当てて連打をまとめる。結城は大川をロープに詰めて強烈なハイキックから左右のフックを打ち込む。
3R、左ミドルを蹴って前に出る大川。結城も右ミドルを蹴り返して。パンチにつなげる。大川もパンチと左ミドルで反撃するが、前に出るのは結城。大川にロープを背負わせて左右のパンチを打ち込む。残り30秒、結城が右ストレートと右ハイキックで猛攻するが、大川も倒れない。このまま試合終了となり、結城が大差の判定勝利。これで結城=勝ち点3、大川=勝ち点3となった。
1R、鈴木が構えを細かくスイッチしながら、匠のボディに前蹴りを突き刺す。匠も鈴木のローに左フックから右ストレート、鈴木をコーナーに詰めると右ストレートから左ボディを打ち込む。そして一気にプレッシャーをかける匠が矢のようなワンツー。これが鈴木の顔面を打ち抜き、そのままダウン。立ち上がることが出来ず、匠が見事なKO勝利を収めた。
首位決戦をKO勝ちで制した匠は勝ち点7、敗れた鈴木は勝ち点4。試合後、匠は「僕も秀さん(山崎秀晃)みたいにWILDRUSHで優勝してチャンピオンになります!」とリーグ優勝、そして王座獲りをアピールした。
1R、山崎がじりじりとプレッシャーをかけて、ジャブと右ロー。松倉も右ローと左ミドルを蹴り返す。インローで前に出る山崎に対し、松倉は下がりながらミドルを蹴る。山崎はロープを背負った松倉に左ボディを打ち、距離をとった松倉は左ミドルを蹴る。
2Rも山崎が前に出て、松倉が左ミドルとローを蹴る展開から、松倉がカウンターの右ストレートを当てる。松倉は下がりながら左ミドル、ボディへの右ストレート、前に出る山崎のボディを狙い撃ち。山崎が右のパンチを振って前に出ると、松倉は飛びヒザ蹴りを狙う。
3R、山崎がワンツーから左フック、そして右ストレート。これで松倉の顔がのけぞる。一気に距離を潰す山崎。お互いに額をつけてボディを叩き合うような打ち合いが続き、松倉は左ミドル、山崎は前蹴りを突き刺す。残り30秒、松倉がボディブローと左ミドルで前に出て、左フックから連打。山崎も右フックを打ち返して前に出る。
判定はジャッジ1名が29-29のドローとしたものの、残り2名は30-29で松倉を支持。山崎との接戦を制した松倉は、判定が告げられると「よっしゃーー!」と叫び、喜びを爆発させた。
1R、ジャブと右ローで前に出る木村。梶原はそこに右ボディを打ち返す。木村はパンチのフェイントから右ロー、左ボディ。梶原もそこに右ストレートを返す。プレッシャーをかける木村が右ローと左ボディ。梶原も左ボディを返して、右フックと右ストレートを当てる。
2R、木村がジャブと左フックで前進。梶原が右ストレートを打つと、木村も右フックをすぐに打ち返す。木村はブラジリアンキック、ボディブローと手数を増やし、梶原は木村のジャブに右フック。木村が左ボディを打つと、梶原も左フックを返す。続く左フックを相打ちすると、木村が左フックから右ストレート、これでダウンを奪う。再開後、木村が左アッパーから連打。梶原も右フックを当てると、木村をロープに詰めて突っ込むような連打を打つ。
3R、左ボディと左フックで攻める木村。梶原も右ストレートで前に出ていくが、そこに木村がカウンターの左フック。かするような一発だったが、これで梶原がバランスを崩してダウン。何とか立ち上がったものの、レフェリーが試合をストップ。木村がKO勝利で梶原を撃破した。
試合後、木村は「みなさん、カッコよかったですか?」と自信たっぷりのマイク。「僕はKrushのチャンピオンになって、GLORYの世界チャンピオンになるんで、強いやつとやらせて欲しいです。ぶっ倒します」と更なる飛躍を誓った。
1R、いきなり弘嵩が右ロー、強烈な左ミドルを蹴る。カンパーニャもローを蹴り返すが、弘嵩は一気に距離を潰してボディにパンチをまとめる。ガードを固めるカンパーニャに強烈な左ボディを突き刺す弘嵩。このままペースを掴むかに思われたが、カンパーニャも右ローを蹴って、打ち下ろすような右ストレート、左フックを当てる。
2R、じりじりとプレッシャーをかける弘嵩が右ロー、距離を詰めて左ボディを打つ。カンパーニャは右ローとヒザ蹴り。弘嵩がインローを蹴って前に出ようとすると、カンパーニャは左右のフックと右ロー、ヒザ蹴りを突き上げる。懐に入って左ボディを打つ弘嵩。カンパーニャもヒザ蹴りを返す。
3R、弘嵩がボディブローで前に出ると、カンパーニャはクリンチからのヒザ蹴り。このヒザ蹴りに苦戦する弘嵩だったが、ローとボディブローで前に出て、飛びヒザ蹴りと顔面へのバックキック。手数を増やす弘嵩は右の飛びヒザ蹴りを突き刺すと、左フックを当てて連打。何とかガードを固めるカンパーニャだったが、一方的に殴られ続け、レフェリーがダウンを宣告。そのまま試合をストップし、弘嵩が久しぶりのKrushでKO勝利を見せた。
試合後、ベルトを肩にかけた弘嵩は「勝ちはしましたけど、まだまだチャンピオンとしては課題が残る試合だったんで、もっと練習します。応援よろしくお願いします」とマイクアピールした。
調印式でベルトを目の前にした2人は「勝ちたいという強い気持ちを持っている方が勝つと思うので、明日は強い気持ちを持って戦う」(寺戸)、「明日は気持ちの勝負。でも気持ちだったら、僕は100%負けることはないんで、絶対に勝つ」(武尊)とベルトへの想いを語った。
また寺戸が島根県、武尊が鳥取県ということで山陰対決としても注目を集める一戦に、両選手の地元のキャラクターも応援に駆けつけた。(島根県観光キャラクター「しまねっこ」、しまねSuper大使「吉田くん」、鳥取県マスコットキャラクター「トリピー」、米子市イメージキャラクター「ヨネギーズ」)
1R、寺戸がプレッシャーをかけて右ロー、武尊もインローを蹴り返す。寺戸がそこに右ストレートを狙うと、武尊は前蹴りで距離をとる。寺戸はジャブと前蹴りから右ロー。静かな展開が続いたが、武尊が右フッ当てると猛ラッシュ。右ストレートで寺戸からダウンを奪う。再開後、武尊はジャブから右フック、一気にパンチで前に出ると、寺戸も右ストレートを返して打ち合う。
2R、寺戸が飛びヒザ蹴りから右ストレート。武尊も右ストレートとヒザ蹴りを返して打ち合う。前蹴りとヒザ蹴りでボディを狙う武尊。しかし寺戸も飛びヒザ蹴りと右ストレート、左ボディ。右ストレートが交錯すると、寺戸が渾身の右ストレート。これで武尊がぐらつく。一気に襲い掛かる寺戸だったが、武尊も必死に踏ん張って打ち合う。顔面を血で真っ赤にしながら死力を尽くして打ち合う両者に会場から大歓声が起こる。
3R、寺戸がパンチから飛びヒザ蹴り。武尊も右ストレートと右アッパー、左ハイキックを飛ばす。寺戸が右ストレートを当てると、武尊もバックキックとヒザ蹴り。武尊のバックキックが寺戸のボディに突き刺さる。さらにパンチとハイキックで攻める武尊。寺戸も右ストレートを返して、打ち合う。残り1分、再び両者は激しく殴り合い、お互い一歩もひかない打ち合いを展開する。ここで武尊が前に出て寺戸をコーナーに詰めて連打。しかし寺戸も足を止めて打ち合う。最後は試合終了のゴングがかき消されるほどの大歓声が起こった。判定はダウンを奪った武尊の勝利。武尊の腰に-58kg級初代王者のベルトが巻かれた。
試合後、武尊は「たくさんの人が会場に集まっていただいて、本当にありがとうございました。今回も超満員で試合が出来て幸せです」と挨拶。「寺戸選手はめっちゃ強くて、トーナメントが始まった時から寺戸選手に勝ってチャンピオンになりたいと思っていました。また格闘技をやっていてチャンピオンじゃないと認められないし、僕は格闘技を始める時も、プロになる時も反対されて。でも今日チャンピオンになれて良かったです」と寺戸との決勝戦、ベルトへの想いを語る。
そして「チャンピオンになったんですけど、これが始まりなんで、日本のトップ選手をいっぱい倒して、世界のベルトも狙っていきたい」と王者としての抱負を語った武尊。最後は「チャンピオンになったら、ずっと言おうと思っていたことがあって、僕の親から始まって僕に関わってくれたすべての人に感謝したいと思います。ありがとうございました。押忍」と感謝の言葉で締めくくった。
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