Krush
2022.05.21

1R、宮越は小刻みに動いて右ストレート、右ミドル、インローと前に出る。功也もジャブを打ちながら左ストレートを顔面とボディに打ち分ける。
2R、宮越は右ミドルから鋭いワンツー。功也も左ミドルを蹴り、細かくパンチをまとめて右ハイキックにつなげる。宮越も動きを止めず、細かいフェイントと小刻みな動きから右ストレートを当てる。
3R、宮越はステップだけでなく構えもスイッチしながら功也を翻弄。しかしここで偶然のバッティングで額をカットし、ドクターチェックが入る。再開後、両者は火の出るような打ち合いを展開。宮越が右を当てて連打をまとめれば、功也も左ストレートを当ててワンツーで前に出る。最後は宮越が右ストレートで反撃したところで試合終了。
前回の対戦に引き続き、接戦となったが、判定2-0で功也が勝利。今回は功也がホームリングでリベンジを果たす結果となった。
1R、サウスポーの大雅は右フックと左ストレートで前進。堀尾は右ミドルと右ハイ、右ストレートで応戦する。2R、堀尾は前蹴りで距離をとりながら、パンチと蹴りをバランス良く出していく。大雅は蹴りをもらいながらも左ストレートで前に出る。
3R、右ストレートで突進する堀尾だったが、大雅が左ストレートヒザ蹴り。このヒザ蹴りが堀尾のボディをえぐり、大雅がヒザ蹴りと左ボディストレート、さらに右フックで攻め込む。
最終ラウンドに猛攻を見せた大雅が判定勝利。無敗のままYOUTH GP王者となった17歳・大雅は「今日は相手が同門の竜司君で、今まで一番緊張してガチガチでした。これからもっと強くなって55kgのチャンピオンになりたいです」とさらなる飛躍を誓った。
前日会見で後藤は「明日僕が(武尊に)勝つんで2人(神戸と大滝)のモチベーションが下がらないか心配です」と王者撃破に自信たっぷり。対する武尊も「チャンピオンになる選手とただの普通の選手の違いを見せたい」と語っていた。
1R、武尊は左ミドルを蹴っていく。後藤はジャブ・左フックから右のパンチを狙うが、武尊も後藤のジャブに右をかぶせる。これで前に出ていく武尊。後藤も右フックと左ハイキックを見せるが、武尊の右フックがヒット。
動きが止まった後藤に再び右を当てると、後藤がそのままダウン。立ち上がった後藤だが、カウント内にファイティングポーズを取れず、武尊のKO勝利が告げられた。
試合後、武尊は「どうですか? 僕のT-Bomb」と自ら命名した右のパンチ=T-Bombをアピールし「今年は初代王者になって、KOも最後で締めることができた」とコメント。試合直前に祖父が亡くなったことに触れ、祖父への感謝の言葉を述べる。
そして「チャンピオンになっておとなしくなったと言われるんで2014年は原点回帰。バンバン暴れまわってみんな倒して壊しまくる」と王者として来年の抱負を語った。
前日会見で弘嵩は「僕がやることはただひとつ。龍児さんが悔いがなく引退できるようにしっかり倒す」とKOで梶原を介錯すると宣言。一方、梶原は「明日はいい試合します。できれば最後のリングなんで3分3R、最後まで立っていたいし、それで自分自信を褒めたい。本気で戦います」とラストファイトへの決意を語っていた。
1R、思い切りローを蹴り、右ハイキックを飛ばす弘嵩。距離を取る梶原にプレッシャーをかけて、左ボディ、左ミドルと右ストレート、再び右ハイキックを蹴って攻め込む。
2R、ワンツーで前に出ていく弘嵩。梶原もジャブを当てて右ストレート、パンチを返していく。徐々に両者とも手数が増えるなか、弘嵩は左ハイキック。しかし梶原もワンツー、そして右ストレートを二発。これで弘嵩がバランスを崩し、レフェリーはダウンを宣告する。再開後、弘嵩はすぐに左フック、右ストレートで突進。梶原も右のカウンターを当ててヒザ蹴りにつなげる。
3R、2人は右ストレートから激しい打ち合いを展開。お互いの拳が顔面を捉えても、踏みとどまってパンチを返す。梶原がジャブ、左ボディ、右フックで前に出れば、弘嵩も右を強振して退かない。そのまま足を止めて2人は打ち合い続け、試合終了のゴングが鳴ると、梶原は自力では立っていられないほど完全燃焼した。
判定はダウンを奪った梶原が勝利。ファイナルマッチで見事に有終の美を飾った。
試合後、マイクを持った梶原は男泣き。「同門対決でスイッチが入るまでは時間がかかったけど、やりきりました。正直、37歳で若手のエースとやるのは怖かったです。でも怖さと辛さの先には笑顔があります。歌舞伎龍は引退しますが、Krush、そして若いファイターは頑張っています。みなさんの応援が力になります。これからも応援よろしくお願いします」とファンにメッセージを送り、最後のリングを降りた。
前日会見、静かに闘志を燃やす2人は「なぶり倒してやろうと思う」(木村)、「(パンチを)当てれる時があれば一発重いの当てるし、どっちにしてもマットに沈めてやる」(山崎)と互いにKO決着を予告。さらに木村が「明日は“Mr.Krush”という試合を見せます。未来は俺にかかっているという自覚を持って戦う」と主役交代を叫べば、山崎は「しっかり俺が2013年をKOで締めて、Krushを締める」と王者として迎える2013年Krushのラストファイトへの想いを語った。
1R、山崎は距離を取りながら右ロー。これを細かく木村の前足に集める。そして木村をコーナーに詰めた山崎は左フックを当て、一旦距離を取ってから、一気に踏み込んで右フックを強振。この一発で木村を吹っ飛ばし、わずか47秒の秒殺KO勝利で因縁の一戦を制した。
場内騒然のKO劇で初防衛に成功した山崎は「チームドラゴンの支え、みなさんの応援があって感謝しています」と周囲に感謝の言葉を述べ「来年から63kgの絶対王者として引っ張ってきます!」と堂々と宣言。さらに3年前から交際しているという女性をリングに呼び込んで公開プロポーズ。これも見事に成功し、笑顔のエンディングとなった。
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