第7試合はKrush女子フライ級ワンマッチ、池内紀子vsチェ・ウンジの一戦だ。デビューから負けなしでKrush女子フライ級王者となった池内にとっては、今回がチャンピオンになっての初の試合。そして初めての国際戦でKrush王者の実力を見せつけることはできるか? 一方のウンジはKrush初参戦だが、MMAの試合で来日経験もある。韓国のMAX FC女子バンタム級王者の実績を引っ提げて、池内との日韓チャンピオン対決に挑む。
1R、まずは前蹴りを放っていく池内。さらにローキックを打っていく。対してウンジはパンチで応戦。池内は右のローキックを打ち込み、右のヒザ蹴りを顔面にぶち込んでぐらつかせるとコーナーに追い込んでラッシュだ。さらにヒザ蹴りを叩き込んだ池内。そして、再びコーナーに追い込んでパンチを連打していく。それでも倒れないウンジに池内はヒザ蹴り。だが、回り込んでピンチを脱したウンジ。そのウンジに池内はヒザ蹴りを叩き込み、ロープに追い詰めていく。それでもウンジはパンチで応戦して倒れない。池内は左フックを叩き込み、パンチを連打。ウンジもパンチでやり返す中、ラウンド終了だ。
2R、池内はジャブを出しながら左のハイキック。さらにローキック、前蹴りだ。池内はパンチを打ち込んでいくが、ウンジもパンチを打ち返す。池内はパンチを出しながらヒザ蹴り。さらに池内の左フックが炸裂。しかし、ウンジは倒れない。池内はウンジをコーナーに追い込むが、タフなウンジはこれを脱してまたもパンチで応戦だ。ならばと再びコーナーに追い込み、右のハイキックから右のフックが炸裂。さらに池内はパンチを連打し、右のフックがまたも炸裂だ。これでも倒れなかったウンジだが、ついにレフェリーが試合を止め、2R2分19秒で池内の初めてのKO勝利となった。
試合後、池内はマイクを握って挨拶を行なった。
「こんにちは、POWER OF DREAMの池内です。まず韓国から来てくださって、対戦してくださりありがとうございました。KOできたんですけど、ダメダメでした。もっと頑張ります。ファイヤー!」