第4試合はKrushスーパー・バンタム級ワンマッチ、健介vs蘭丸の激突だ。2001年生まれ23歳の健介は、昨年は元K-1フェザー級王者の椿原龍矢と、今年は元Krushバンタム級王者の晃貴といった、チャンピオンクラスとの対戦を経験している。現在3連敗中だが、元王者との対戦経験を活かして連敗脱出を図る。対する蘭丸は今年の3.30「Krush.159」でKrush初参戦を果たし、山浦力也にKO負け。待望のKrush初勝利を目指す。
1R、健介はハイキックから後ろ回し蹴り。さらにミドルキックを打っていく。それに対して蘭丸はパンチを打ちながら前に出るが、健介もパンチで押し返す。そして左のローキックを放った健介。さらに飛びヒザ蹴りも繰り出してみせる。蘭丸も左のローキックを放って前に出る。そして、健介がパンチを打ってきたところで、逆に右のフックを当てて、ダウンを奪った。試合再開後、蘭丸はパンチを話しながら前に出ていく。健介も飛びヒザ蹴りを繰り出すが、蘭丸はロープに追い詰めてパンチを連打だ。
2R、プレッシャーをかけていく健介。健介はローキックからハイキック。そしてロープに追い詰めてパンチを連打だ。蘭丸もすぐにパンチでやり返して挽回だ。しかし、健介のアッパーもヒット。健介も止まらずにプレッシャーをかけていく。それに対して蘭丸はローキック。健介もパンチを振るって前に出て左のミドルキック。左のインロー、左のミドルキックを打っていく。健介はパンチの連打から左のストレートを当てるが、蘭丸も慌てずにしっかりとパンチでやり返す。健介は右の前蹴りを顔面にぶち当てる。
3R、このラウンドもプレッシャーをかけていくのは健介。蘭丸も右のボディブロー、アッパーを繰り出して下がらない。健介は右のヒザ蹴りを2連発。さらにパンチの連打だ。だが、右のミドルキックからパンチ。健介も近い距離からパンチを打って下がらない。蘭丸はロープ際でアッパーを連打。健介もヒザ蹴りでやり返す。ここで試合終了し判定となり、28-28、28-28、28-28の0-0でドロー。延長Rへ突入となった。
延長R、健介は左のミドルキック。だが下がらない蘭丸は、健介をコーナーに追い込んでいく。健介もすぐに前蹴りを放って押し返す。両者近い距離からパンチの打ち合い。蘭丸は前に出てローキックを当てるが、健介も右のヒザ蹴りをボディに突き刺す。健介はヒザ蹴りからパンチ。蘭丸も右のパンチを放つ。健介はヒザ蹴りで前に出るが、蘭丸もパンチで対抗する。ならばと健介は左のミドルキックからヒザ蹴りだ。しかし、ここでも決着はつかず、判定となって10-9、10-9、10-9の3-0で健介が勝利を飾り、連敗を脱出した。