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試合結果

第7試合/Krushフライ級/3分3R・延長1R

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試合レビュー

第7試合は長野翔vs安尾瑠輝のKrushフライ級ワンマッチ。長野はプロデビュー以来、7戦6勝1敗という戦績で、現在も3連勝中。唯一敗れた相手が、現在のKrushフライ級王者の大夢だ。対する安尾は8戦6勝2敗という戦績で、2敗のうちの1敗は長野。しかしその後、DEEP☆KICK -51kg王者になったり、7.27「Krush.163」では前Krushフライ級王者の悠斗にKO勝利したりと成長を見せている。現王者の大夢が見守る前で、Krushフライ級王座への次期挑戦者の座を懸け、昨年の2.25「Krush.146」以来の両者の再戦だ。


1R、まずは長野がジャブからローキックを繰り出す。しかし、安尾もパンチでやり返し、ローキック。長野もパンチを繰り出し、お互いに引かずに打ち合う。長野は強烈な左のボディブロー。ならばと安尾もアッパーでお返しだ。長野は左のミドルキック。安尾はパンチとキックのコンビネーションで前に出る。長野は左のミドルキックでやり返すが、安尾はドンドン前に出ていく。


2R、ジリジリと前に出る安尾。ローキックからパンチを連打していく。左フックを当てるが、冷静にさばいた長野は右のストレート。これで安尾が先にダウンを喫する。長野は立ち上がった安尾にハイキック。さらにローキックを打っていく。安尾も前に出ていくが、長野のローキックが下腹部に当たってしまい一時中断。しかし、すぐに再開して、安尾はパンチで前に出ていく。長野は左右のパンチで顔面を殴る。だが、下がらない安尾もパンチを放って前に出る。ならばと長野は左のハイキック、ミドルキックだ。さらに飛びヒザ蹴りも繰り出してみせる。しかし、安尾もラウンド終了直前に右のボディブローを当ててみせた。


3R、やはり安尾は前に得てプレッシャーをかけるが、長野は右の後ろ回し蹴り。長野は前に出てくる安尾に対してミドルキック。安尾のハイキックもかわしてパンチの連打だ。長野は右のローキックを連打。何発も連続で当てていく。それに対して安尾はパンチで攻撃。それを長野は右のローキックで迎え撃つ。安尾は長野をコーナーに追い込んでパンチを連打するが、長野も体勢を入れ替えて脱出。安尾もハイキックを繰り出すが、ここで試合終了。判定となり、30-28、30-28、29-28の3-0で、長野の勝利となった。


試合後、マイクを握った長野。


長野「皆さん、こんにちは。K-1ジム三軒茶屋チームシルバーウルフの長野翔です。皆さん、本当にたくさんの応援ありがとうございます。自分のことを応援してくれるファンの皆さん、ジムの先輩、後輩、そして出稽古を受け入れてくれるジムの皆さん、本当にありがとうございます。大夢選手、こんな内容なんですけど、リングに上がってきてもらえないですか? すいません」


ここで長野の呼びかけに応えて、リングサイドで観戦していた大夢がリングに上がる。


長野「もうフライ級チャンピオン以外は倒したんじゃないかなと思うんですけど、正直この内容なんで、う~んって感じですよね? 俺もちょっとこれないなと思って。この動きはないなと思ったんですけど、来年までにもっと強くなるんで、来年どうか俺の挑戦を受けてください。お願いします」


大夢「皆さん、こんにちは。Krushフライ級チャンピオンの大夢です。この階級はまだまだ層が薄くて、全然盛り上がってないですし、僕もチャンピオンになって何一つ満足していないです。もっともっと戦っていって、このフライ級の層を厚くしたいと思っています。宮田さん、是非タイトルマッチお願いします。時期は長野選手にお任せします。いつでも待ってます」


長野「了解です。ありがとうございます。皆さん、ありがとうございました! これからも応援よろしくお願いします」

試合情報

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大会名
2024年10月25日(金)Krush.166
日程
2024年10月25日(金)
会場
後楽園ホール
選手
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