第4試合はKrushスーパー・ライト級ワンマッチ、岩崎悠斗vs蓮實光の一戦だ。岩崎は階級をライト級からスーパー・ライト級に上げての初戦となる。約10カ月ぶりのKrushのリングで勝利を手にすることはできるか? 対する蓮實は約1年8カ月ぶりの試合。K-1
GROUPのリングで7連敗中だが、ここらでストップしておきたいところだ。
1R、岩崎がいきなり左のハイキック。だが、蓮實は攻撃をかわしてカーフキックを入れていく。一方、岩崎もパンチを連打。ジャブを連発して入れてから、右フックだ。蓮實はそれに対してカーフキック。そしてパンチでもやり返していく。岩崎は右のハイキック。これをかわした蓮實はパンチでやり返す。しかし、岩崎の左のジャブが連続でヒット。ラウンド終盤には左の飛びヒザ蹴りだ。
2R、岩崎は左のハイキック。蓮實もカーフキックを繰り出して反撃するが、岩崎は右のフロントハイキック。さらにコーナーに追い込んでいくが、蓮實もパンチでやり返して脱出だ。それでも前に出る岩崎はジャブを当てながら、飛びヒザ蹴りをフェイントしての右フック。さらに左のジャブが当たって蓮實がダウン。蓮實は立ち上がることができず、岩崎が2RでKO勝利を飾った。
見事なKO勝利の岩崎は、試合後にマイクを握ってファンに挨拶を行なった。
「押忍! サイガジムの岩崎です。どうでした? 全然危なげなく勝ったっしょ? まあサイガジム1発目、新天地でやってきて、進化したところを見せられたんじゃないかと思います。今日、ジムのみんな、その他の方々も応援に来ていただいてありがとうございました。サイガジムの人たち、これからみんなで祝勝会行きましょう。これからサイガジムの紀左衛門くんと一緒に、このK-1とKrushのリング盛り上げていくんで、よろしくお願いします。もうすぐ試合できるんで、いつでも行けます。お願いします。押忍、ありがとうございます!」