プレリミナリーファイト第1試合はKrush女子アトム級、加藤りこvs末松晄の一戦だ。加藤は第30回K-1アマチュア
チャレンジBクラス
女子-45kg優勝の実績を持つ29歳。ここまでのプロ戦績は6戦3勝3敗で、Krushで約2年半ぶりの試合となる。対する末松はデビュー以来、引き分けも含めて4戦無敗の18歳。加藤はこの新星をどう迎え撃つか?
1R、パンチを振るいながら前に出る末松。それに対して、加藤はキックで対抗。左のハイキックを繰り出していく。さらにバックブローを炸裂させた加藤。続いて左のハイキックを入れた加藤は、前に出てくる末松にさらにハイキックを追加だ。続けてパンチを連打し、末松が前に出てきたところでストレートを打った加藤。組み合ったところで、このラウンドは終了だ。
2R、まずは前蹴り、左のストレート、左のハイキックを繰り出す加藤。末松もハイキックで対抗。ローキックも打っていく。ならばと加藤はまたも左のハイキック。しかし、末松は怯むことなく前に出て、パンチを打っていく。少しずつ加藤のパンチも当たり出す。そして、ラスト10秒からロープ際に追い込んだ末松はパンチのラッシュ。加藤の顔面を捕らえる。
3R、またも前に出る末松。パンチの連打が加藤の顔面を捕らえる。加藤も左のミドルキック。しかし、末松は構わずロープに追い込んでいく。そしてミドルキックを炸裂させた末松。左のボディブローを入れると、右のストレート、そしてパンチをワンツーで叩き込む。さらに末松は右のストレートが2発連続でヒット。残り10秒になるとコーナーに追い込んでパンチのラッシュだ。加藤も必死に倒れずにこらえていたが、ここでゴングが鳴り、試合終了。判定は30-28、30-28、30-28の3-0で末松の勝利となった。