match result
試合結果
第7試合/Krushスーパー・ライト級/3分3R・延長1R
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試合レビュー
2Rもバックブローに左右の目まぐるしいパンチで攻める斉藤だが、松本のガードを破れない。鼻血が見られる松本だが、致命的なダメージは負わない。総合の経験もある斉藤は重心を低くした構えから左右のフック・アッパーとワイルドに振るう。だが松本はやはりガードで弾く。3R、大振りしてくる斉藤の内側を抜くように松本は左右ストレートで攻める。斉藤をコーナーに詰め、松本はパンチからヒザに繋いで攻勢を作る。斉藤も右ストレートを振るって反撃するが松本を下がらせられない。判定は30−29、30−28、29−28の3−0で松本。高学歴の異色ファイター対決を制した。
■試合後の松本篤人のコメント
「率直に点内容はダメでした。終わったから言うんですけど、斉藤選手の戦い方に付き合っちゃって。クレバーに戦えずにボコボコに打ち合って、お客さん的にもどうだったのかなと。正直、仕事が思ったより忙しかったこともあって、ここ2週間くらい徹夜やタクシー帰りばかりで、ほぼ練習というか運動も週1回あるかないかだったんですよ(苦笑)。いざリングで動いたら思いのほか動けなくて、何とか勝利をもぎ取れたかなと思います。(相手の印象は?)パンチ一発一発は重かったです。ガードの上からでも効かされるパンチだったと思います。試合後に挨拶して『なんで格闘技を続けてるの?』って思われる2人だと思うんですけど、格闘技愛とK-1愛を共感し合いました。試合が終わったらノーサイドなので、友達になれそうだなと思いました。(今後の目標は?)ここ2戦は負けたんですけど(石川直生の)MVPにも選ばれて、掴めるものがありました。すっかり勝ったらタイトルマッチと言いたかったんですけど。なんとか勝利を掴んで、まだ上を目指せる選手ということを分かってもらえたと思うので、チャンスを待ってます」
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