match result
試合結果
ダブルメインイベント第2試合(第8試合)/Krushウェルター級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
- 所属ジム
- TEAM3K
- 戦歴
- 47戦 36勝(29KO) 10敗 1分
- 16戦 9勝(5KO) 6敗 1分
- 生年月日
- 1993.9.9
- 2001.7.2
- 身長・体重
- 172cm ・ 70.0kg
- 180cm ・ 65.0kg
- ファイトスタイル
- オーソドックス
- オーソドックス
- 出身地
- ブラジル・パラナ
- 大阪府大阪市
review
試合レビュー
1R、木村は近藤のジャブをヘッドスリップでかわし、フック・ジャブと振るっていく。近藤もこれをブロックするが、木村が左ボディフックをヒット。だが、近藤も軽めではあったが左ハイキックをヒット。そして次々に左ジャブを木村に当てていく。近藤は右ストレートを伸ばすと、これで下がった木村を追い、左フックを出そうとしたところに左ヒザを顔に突き上げダウンを奪う。
近藤は一気に試合を決めてしまわんと襲い掛かるが、木村も右ストレート、右フックを当てる。近藤がフラつき、木村はさらに左フックから右ストレートを当てると今度は近藤がダウンする。立ち上がった近藤は跳びヒザで反撃。木村も鼻血が見られる。近藤はさらにボディへのヒザ、木村がボディフックと放って激闘の初回が終わる。
2R、近藤は笑顔を見せて木村に向かう。ジャブにキレがあり、さらに木村へヒザを放つ。右スイングフックを放つ木村だが、近藤もヒザを飛ばす。木村は接近して左右ボディフックで近藤を削る。ボディにダメージを受けた近藤はガードが縮こまり小さくなる。そして木村が左ボディを追加すると近藤はダウン。立会がった近藤に木村はラッシュ。大振りになる木村に近藤もボディへのヒザを打ち込みストップを掛ける。
しかし木村が右ストレートから左ボディで近藤にこのラウンド2度目のダウンを与えると立ち上がることができず。木村がダウンの応酬となった激闘を制し、王座初防衛を果たした。
木村のマイク
「応援ありがとうございました。まず圧倒的に下馬評で不利な相手として組まれて、でも家族やジム一丸で僕に勝つために仕上げてくれた近藤選手とジムや家族に、みなさんからも大きな拍手を送ってほしいです。防衛できたことより、彼が強くて自信になりました。勉強になりました。彼のことが改めて好きになりました。彼の成長も見守っていきたいと思います。またどっかで試合できたらいいなと思います。近藤選手、最高のファイターなんで一緒にチャンピオン目指してやっていきましょう。もっともっと試合をしていきたくて、K-1両国国技館大会も僕出ます。 K-1で大暴れするところを見に来てください」
■試合後の木村“フィリップ”ミノル選手のコメント
「(試合を振り返って?)良くも悪くもKrushらしい試合になってしまったなという感じなんですけど。近藤選手は強いですね。ウェルターでもちゃんとトップのほうに入っている選手だなって感じました。ほかの日本人みたいに簡単じゃなかったです。あんないいヒザを食らうと思わなかったです。彼の爪痕を残そうという気持ちというか。意地を出して勝ったっていう意味では、僕のいままでの弱々しいスタイルから抜け出す一歩のきっかけになったかなと思います。
(試合前に完成形を目指すとコメントしていたが、現在は何\%?)15%(苦笑)。それもパンチの15%で、ほかのところは全然ダメなんで。でも、今日はいろんなチャレンジをして、それでいいところも悪いところもわかったので。今日は近藤選手に感謝ですね。僕が勝たないといけない状況で、いい攻撃を食らったら立て直すのが厳しいかなと思ったんですけど、強い気持ちを見せることができてよかったなと思います。
(今後の目標は?)いっぱい試合をして、課題をどんどんなくしていきたいなと思います。そのために今日の試合はスイッチが入りました。(手応えがあった攻撃は?)あんまり覚えてないですが、たぶんボディかもしれないですね。最後は自分でも覚えてないです。そのくらい強かったですね。ナメなくてよかったなって。緊張してよかったなって(笑)。(圧勝のイメージはなかった?)そうですね。僕が想定した以上の武器を彼は持ってきたと思うので。相手は1R持たないと思うと言っておいて、自分が危ないところでしたけどよかったです(苦笑)。格下とやるときは1Rで倒すって言わないほうがいいですね(笑)。彼はこのあと絶対に伸びますね。それを楽しみに見たいです」
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試合情報
- BRAND
- 大会名
- 2019年5月18日(土)Krush.101
- 日程
- 2019年05月18日(土)
- 会場
- 後楽園ホール
- 選手