match result

試合結果

メインイベント(第9試合)/第5代Krush -60kg王座決定トーナメント・決勝戦/3分3R・延長1R

    所属ジム
    THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO
    team ALL-WIN
    戦歴
    41戦 32勝(14KO) 8敗 1分
    14戦 10勝(6KO) 4敗 0分
    生年月日
    1992.4.29
    1997.9.9
    身長・体重
    175cm ・ 60.0kg
    174cm ・ 0.0kg
    ファイトスタイル
    オーソドックス
    オーソドックス
    出身地
    埼玉県入間市
    兵庫県姫路市
    SNS

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試合レビュー

 トーナメント決勝は戦前から優勝候補に名の上がっていたレオナと、無敗のまま勝ち進み19歳・8戦目での戴冠を懸ける安保の対戦。

 1R、レオナはこのトーナメントで見せてきたように距離を取って立ちカウンターを狙うかの構え。しかし安保はボディストレート、ロー、さらに踏み込んでの右フックと恐れることなく攻撃を繰り出していく。レオナが右ストレートを伸ばしても安保は逆にフックのカウンターを狙い、さらにレオナの左フックに同じ左フックでカウンターを合わせる。レオナは踏み込んでの右ストレート打ち下ろすが、安保は目がよく当てさせない。

 2R、安保は跳び蹴りから右ストレートを繋いで攻撃。これに足を滑らせたレオナだが、立ち上がると右ストレート、左フックと当てる。レオナは踏み込んで右ストレートに行くが、安保はこの直後にバックブローを返してヒット。安保は再びバックブローを見せ、その後に左右フックを繋いでヒットを上げる。安保は離れた距離から踏み込んで右フックを振るっていくが、レオナもやはりよく見えており当てさせない。安保の踏み込みにカウンタを狙うレオナだが、安保はスピードがありタイミングが合わない。

 3R、レオナは前に出てジャブを相打ちながら当てる。安保はやや後退するが、これはレオナを呼び込んでいるか。安保は左スイングフックを当てるが、レオナもすぐに右ストレートを返す。安保は重い音を立ててボディストを打ち込むが、レオナは止まらない。場内は両者の大コールが起こるが、安保はこの後でバックブローをヒット。だが、レオナはダメージを見せず、逆に右ストレートを当てる。さらに浅い当たりではあったがレオナがショートストレートを当て、終了のゴングとなる。

 判定は30-28、30-29、30-28の3-0で安保。無敗のまま戴冠を成し遂げた。

安保のマイク
「今日はこんなにも多くの人が足を運んでくれてありがとうございます。こうして無事に8戦全勝でベルトを巻くことができたのは、ジムのみんなや応援してくれる人のおかげだと思います。これからも60㎏でどんどん活躍していって、最強の座を築いて、無敗のまま、無敗街道を突っ走っていきたいと思います。今日は会場まで足を運んで応援してくれてありがとうございました」

■試合後の安保璃紅選手のコメント
「(試合を振り返って?)10代でチャンピオンになったのは誇りです。内容自体は反省点がありますが、レオナ選手を倒せたら一流かな、と。(理想の王者像は?)負けるのが嫌いなので、無敗のままベルトを守っていきたいです(勝因は?)クリーンヒットの数が倍くらい違ったと思います。2Rでダウンかなと思ったのがあって。効いてるなという手応えがありました。(相手のパンチは?)前回の郷州選手との戦いでディフェンスを練習して、それが活かせたと思います。あと、お兄ちゃんがレオナ選手のマネをしてくれたので(笑)。(今後の目標は?)もっとベルトの似合うカッコいい男になりたいです。このベルトを10代の僕がしっかり守っていきたいと思います」

■試合後のレオナ・ペタス選手のコメント
「(試合を振り返って?)チャンピオンになれるヤツとなれないヤツの差が出たかな、と。(相手の印象は?)強かったです。(トーナメントを振り返って?)こういう結果になっちゃったので、受け入れるしかないと思います……(涙)。(今後の目標は?)まだ、わからないです。どうしようか、全然考えてないです」

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動画

試合情報

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大会名
2017年5月28日(日)Krush.76
日程
2017年05月28日(日)
会場
後楽園ホール
選手
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