match result

試合結果

メインイベント(第9試合)<br />Krush -65kgタイトルマッチ/3分3R・延長1R

    所属ジム
    K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST
    戦歴
    29戦 19勝(7KO) 7敗 3分
    45戦 34勝(19KO) 10敗 1分
    生年月日
    1984.9.11
    1987.2.5
    身長・体重
    170cm ・ 0.0kg
    177cm ・ 0.0kg
    ファイトスタイル
    オーソドックス
    オーソドックス
    出身地
    愛媛県今治市
    京都府京都市
    SNS

review

試合レビュー

 メインイベントは王者NOMANが2度目の防衛戦で挑戦者・山崎を迎え撃つKrush-65kgタイトルマッチだ。

 8・22Krush名古屋大会で挑戦者・泰斗と引き分けて初防衛に成功したNOMAN。挑戦者・山崎には2011年に敗れている過去があり、今回は防衛戦ながら「一回負けている相手なんで挑戦というイメージ」と”挑む”立場で「山崎選手が勝つと予想している人が多いと思うけど、Krushに絶対はない。HIROYA×寺崎直樹のように番狂わせもある。今回は何が何でも勝つ」と王座防衛&リベンジを誓う。

 一方、保持していたKrush-63kg王座のベルトを返上し、2階級制覇を狙う山崎。挑戦者としてNOMANに挑む立場だが「格の違いを見せて潰しに行く。ここで良い勝負をしているようじゃダメだと思います。この試合は僕としては通過点。ここでベルトを獲って、ようやく-65kgのスタートラインに立てるという意識です」と絶対の自信を持って王座獲りに臨む。

 1R、前後にステップして左ミドルを蹴る山崎。NOMANもしっかりガードを上げて右ローを蹴り返す。山崎は左の蹴りを見せながら右フック、バックブローを繰り出す。NOMANは右ストレートから左ミドル、距離が開くと右ローを蹴る。山崎は下がりながらバックスピンキック、回転の技をフェイントを入れつつ、右ストレートと左アッパー。下がるNOMANに右フックを叩きつけてダウンを奪う。

 2R、ガードを固めて前に出るNOMAN。しかし山崎が右ストレートからパンチをまとめて猛ラッシュ。NOMANも必死に打ち合うが、山崎が右ストレートを打ち抜いてダウンを奪う。何とか立ち上がるNOMANだったが、すぐにNOMANをコーナーにくぎ付けにして連打。ここでレフェリーが試合をストップし、山崎がKO勝利で第4代Krush-65kg王座に就いた。

 試合後、山崎は「勝てない時期もあったけど、みなさんのおかげで今僕はここに立てていると思います」とファンにメッセージ。「これから正式に-65kgに転向になるので、明日から俺が-65kgの中心でかきまわしていきます。注目よろしくお願いします!」と-65kgでの活躍を力強く宣言した。

■試合後の山崎秀晃選手のコメント
「(試合を振り返って?)自分の中でやるべきことをしっかりやって、対策もつめて、試合に挑めたんじゃないかと思います。ぶっちゃけて言うと最初は距離感を見て、そこでゴーかけれればゴーかけて、一気にいっちゃおうと思ってました、合格点ですかね。(WILD RUSHの盟友というか、NOMAN選手にやりづらさは?)プロとしてそんなこと言ってるようじゃダメですよね。まあ、NOMAN選手は人としても選手としても尊敬してる人間なんで。そういう相手からベルトを獲れたのはうれしく思いますし。歴代の65kgのチャンピオンに恥じないような戦い方をしないといけないと思いますし、また新しい道を僕が作らないといけないと思いますし。ひとつ、忘れ物もあるんでね。K-1という舞台では。そこでいかにインパクトを残して。あんまり、自分はK-1の方では自分は取りあげてもらってないですけど、そこは結果出していかないといけないので。

(ケガから1年後にベルトを巻くという点については?)そこに関しては、意識してないですけど。まあ、あの負けで悩んだ時期もありましたけど、周りの支えがあって。またこうやってKrushのメインで戦えることを幸せに思いますし、感謝してます。それだけじゃダメなんですけど、それからまた非日常というか、明日からの活力になるような戦いをできればベストですけど。それがプロフェッショナルだと思いますし。しっかりエンターテインメントを見せていかないといけないなって思います。(Krushで二階級制覇は初めてですが?)次は-67kgいっちゃいますか(笑)。まあ、冗談はそれくらいにして、ホッとしてます。(自力と作戦、65kgの調子のよさ、どれが一番感じましたか?)そうですね、底力は上がってるんですよ。スタミナでもパワーでもスピードでもそうですし。このまま続けていって、もっと-65kgの身体を作っていけば、もっといいもんが見せられるんじゃないかなって。

(この1年のK-1の盛り上がりは意識してますか?)そうですね、正直悔しいですね(K-1に取りあげてもらえてないというのは?)まあ、結果も出してないから、言える立場じゃないですけどね。ちょっと具体的には控えます(苦笑)。悔しいので(K-1の)テレビは観てないです。(今後の目標は?)-65kgを中心で、誰が来ても真っ向勝負で。誰にもわかりやすいよう内容と結果を見せるだけですね。中心として、相手をなぎ倒していきます」

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動画

試合情報

BRAND
大会名
2015年11月14日(土)Krush.60
日程
2015年11月14日(土)
会場
後楽園ホール
選手
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