K-1世界覇者サルシチャ、フェルドンクとの再戦に「弱点ある!」今回のアニメキャラ予告も=「K-1 GENKI 2026」4.11(土)代々木第二
2人は、25年11月に行われた『K-1 WORLD MAX 2025 -70kg世界最強決定トーナメント』決勝戦の再戦となる(サルシチャのKO勝利)。
――昨年のK-1世界トーナメントで優勝した後、ブラジルへ帰国後はどんな反響があったのか教えてください。
「これ以上ないほどポジティブな反響でした。周りの人たちからの愛情や称賛が、自分にとって大きな励みになっています」
――世界トーナメント準々決勝のオウヤン・フェン戦は、なぜ勝てたのでしょうか?
「彼の試合はかなり研究していて、強みも弱点も把握していました。トーナメントの中で唯一、対戦が確定していた相手だったので、一番対策に時間をかけました。特定の一点に警戒していたというよりは、全体的に完成度が高くタフな選手だと認識して戦いました」
――なるほど。では、準決勝のジョナサン・アイウル戦の勝因を教えてください。
「準決勝では試合直前で相手が変更になり、彼は十分な準備ができていないと分かっていました。そこで最初から強く出て、試合に入る隙を与えない戦い方を選びました。それがうまく機能したと思います」
――たしかに、一気に勝負をかけましたね。決勝のダリル・フェルドンク戦は、どんな思いで臨んだのでしょうか?
「決勝は、かなり厳しい状況でした。左手を負傷していたので、その手を使わないよう意識しながら戦うことを選択しました。前蹴りやスイッチを使って右ジャブを当てる戦い方に切り替え、それが結果的にうまくいきました」
――今回の王座決定戦は、決勝で戦ったフェルドンク選手になりました。オファーがあった時は、どんな心境でしたか?
「心理的には特に変化はありません。オウヤン同様、すでに対戦経験のある相手なので情報も多く持っています。スタイルは違いますが、フェルドンクと戦うことが決まってからはキャンプで調整してきましたので、必ずベルトを獲りにいきます」
「素晴らしいアスリートで、多くの激闘を経験してきた選手です。ハートが強く、とてもアグレッシブです。もちろん強みもありますが、弱点もあるので、そこをしっかり対策しています」
――今回も同じような結果になると考えていますか?
「そのつもりで準備しています。最高のコンディションで臨み、自分のベストを出せれば、再び勝利できると信じています」
――ブラジルでは、ファベーラ(貧民街)でかなり厳しい生活をしていたと聞いています。一番大変だったことは何ですか?
「一番大きかったのは、やはり経済的な厳しさです。幼い頃から働かざるを得ず、その分、教育や遊びといった大切なものを犠牲にすることもありました」
――UFC2階級制覇王者のアレックス・ペレイラ選手も、同じファベーラ出身です。彼との関係性を教えてください。
「アレックスは友人であり、尊敬する存在です。彼とは技術面だけでなく、人生についてもよく話をします。『自分のやるべきことをしっかりやり、外からの評価を求めるな。モチベーションは自分の中から生まれるべきだ』と彼から言われた言葉は、今でも大切にしています」
――日本のアニメからも影響を受けているようですね。
「とても好きです。特定のシーンが好きというよりも、家族や仲間、夢の大切さを描くメッセージに強く共感しています。それは自分の生き方とも重なる部分があるからです」
――今回の髪色やテーマについて教えてください。
「今回も青にします(笑)。ただ今回は『『NARUTO -ナルト-』をテーマにしたスタイルでいきます」
――ああ、今回は『聖闘士星矢』ではなく『NARUTO -ナルト-』なんですね。
「楽しみにしていてください!」
――今後の野望を教えてください。
「一つひとつに集中することを大切にしています。今の目標はK-1チャンピオンになること、その黄金のベルトを手にすることです。それを達成してから、次のステップを考えたいと思います」
――最後に、ファンにメッセージをお願いします。
「まずはいつも応援してくれている皆さんに感謝しています。4月11日は、日本のファンの皆さんの声援を力にしたいです。その期待に応えられるよう全力で準備していますし、最高の試合をお見せします。CHAMA!」
<両選手の近況>
[第6代K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王座決定戦/3分3R・延長1R]
ジョナス・サルシチャ(ブラジル/TF Team/CT Allan Popeye)
vs
ダリル・フェルドンク(オランダ/Fight Team Ringer)
サルシチャは、元WGP Kickboxingスーパーミドル級(-78.1kg)王者で191cmの長身ファイターの“ブラジルの巨神”。25年の『K-1 WORLD MAX 2025 -70kg世界最強決定トーナメント』ではオウヤン・フェンを下すと、ジョナサン・アイウル、ダリル・フェルドンクを連続KOし優勝をはたした。
フェルドンクは、“美しき人狼”と呼ばれる日本で人気のスター選手。24年3月のK-1 WORLD MAX最強決定トーナメントで和島大海をKOし、準々決勝はデング・シルバと対戦。25年5月にオウヤン・フェンとダウンの奪い合いの激闘を展開。同年開催のK-1 WORLD MAX最強決定トーナメントでは、準決勝でストーヤン・コプリヴレンスキーからKO勝ちを収め、決勝でジョナス・サルシチャと優勝を争った。