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「Krush.182」11.29(土)後楽園 <インタビュー>村田健悟「前回の内田晶戦が終わってから、もう僕は璃明武選手に勝つことばっか考えてきたし、勝つために生活もしてきたんで、それをやっと解き放つ時が来たかという。もう璃明武選手に片思いの恋をしてる感じ」

 11月29日(土)後楽園ホールで開催される「Krush.182」の[【株式会社ランドハウジング PRESENTS】/Krushスーパー・バンタム級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]に出場する村田健悟選手のインタビューを公開!






──タイトルマッチ2試合の順番について、Xでの投票結果は見ましたか?


村田 あー、見てないっす。自分はどっちでもよかったんで。


──あ、ホントですか。


村田 はい、別にメインがいいとかはなかったんで。セミでもメインでも、勝つのは僕なんで、全然気にしないです。


──なるほど(笑)。今回はどっちのタイトルマッチがメインになるかというのもあったし、ライト級では挑戦者が誰になるかという話があって、「盛り上がるかどうか」というところがテーマになっている気がします。たぶん投票したお客さんも、どっちが盛り上がるかというのを判断したと思うんです。そこについてはどう思いますか?


村田 別に、僕の試合の方が盛り上がると思ってるんで。試合が終わったら、「やっぱ村田の試合をメインにしといた方がよかったな」ってみんなが思うやろなとは思ってます。


──どうやって盛り上げるんですか?


村田 僕はもう、ド突き合い上等なんで。璃明武選手が打ち合いに来てくれたら打ち合いますし、全局面で僕が勝てると思ってるし、もう自信しかないんで。まあ自然に盛り上がる展開になるかなと思ってます。


──そのド突き合いに、璃明武選手は応えてくれそうだと思いますか?


村田 応えてくれないっすね!(笑) それは分かってます。


──でも、そこに持ち込みたい?


村田 いや、そんなこともないです。別に、ホンマにどの局面でも勝てると思ってるんで。キックボクシングのプロになってからのキャリアは向こうの方があるかもしれないですけど、僕は3歳から空手やってきて、4歳から試合に出てるんで、ハッキリ言って自分も経験の差とかは負けてないと思ってるんで。空手の世界大会とかも出てますし、全日本大会とかでも優勝してきてるんで、全然勝てると思ってるんで。どんな局面になっても、特に問題はないですね。


──どういう形になっても、最後に勝つのは自分だと。


村田 そうです。ホンマに自信があります。


──プロでは初のタイトルマッチになりますが、プレッシャーとかはないですか?


村田 あるんですけど、それが楽しいですね。普段の試合とはまた違うプレッシャーは確かにあるんですけど、自分はそれが楽しくて。前回の内田晶戦が終わってから、もう僕は璃明武選手に勝つことばっか考えてきたし、勝つために生活もしてきたんで、それをやっと解き放つ時が来たかという。もう璃明武選手に片思いの恋をしてる感じでした。


──そうですか。


村田 だから「長いな」「しんどいな」っていうのは一切なかったです。もう勝つために全部、できることは自分の中ではやりきりました。


──では、璃明武選手をぶっ倒すことで、その恋が終わるわけですね。


村田 はい、そうです。だからハードな練習が終わった時にはちょっと寂しさを感じましたね。「もう終わってしまうんか……」みたいな。それぐらい充実できてました。


──璃明武選手は長くタイトルを持っているので、ここで村田選手が勝てば新しい時代になりますよね。「村田健悟時代」はどういう時代になるんですか?


村田 「村田時代」っすか(笑)。間違いなく、璃明武選手がチャンピオンだった期間よりは、僕になった方が盛り上がりますよね。それがどういう時代になるかは、僕がチャンピオンになってからのお楽しみにしておいてください。


──今回は応援の人数もすごいらしいですね。


村田 そうですね。今回も300人超えです。


──マジですか! それはすごい!


村田 K-1大阪大会の時とかはもっと来てもらってるんですけど、東京での試合では一番多いですね。


──大阪から来られる人もたくさんいるんですか?


村田 たくさんいます。四国とかから来てくれる人もいるんですよ。高知県とか香川県とか。自分のスポンサーさんの周りの方とかが、一致団結してくださって応援に来てくれるので。


──ではなおさら、その人たちのためにも本当にベルト姿を見せなきゃですね。


村田 はい。もうそれしか考えてないし、自分が勝つ姿しか想像できないです。だから、パンパンの後楽園で試合できるのはうれしいですよね。大岩選手と篠原選手の応援団もまだ残ってる時に試合できるんで。勝ったらマイクで30分ぐらいしゃべったろかなと思いますね。


──それは怒られると思います(笑)。では最後に、改めて今回の試合への“決意”をいただけますか?


村田 11月29日、自分がチャンピオンになるところをぜひ会場で見届けてください。応援よろしくお願いします!


──分かりました。ありがとうございました!
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