最強ターザン、31勝28KO無敗でK-1王座獲得「ジャングルパワーで倒した!」=5.31K-1一夜明け
ターザンは24年12月にK-1へ初参戦し、RUIをわずか27秒でKO勝ち。25年2月にカルロス・ブディオの強打をもらいながらも、逆転の左フックでマットへ沈め、2連続KO勝ち。5月の第5代K-1 WORLD GPクルーザー級王座決定戦では、マハムード・サッタリの右フックでダウンを喫しながら左ストレートで逆転KO勝利を収めて同王座を獲得。31勝28KO無敗とし、最強幻想をさらに高めている。
ターザンのコメントは以下の通り。
――振り返っての感想。
「もしもしー(ややテンション低め)!K-1のチャンピオンになれて、とても嬉しい。昨日は酒を飲み過ぎて、2時間しか寝ていない。会見が終わったら寝たい」
――昨日はパーティーだった?
「そう、ビッグパーティーだ!」
――逆転KOで驚いたファンも多かったが、どんなマジックを使ったのか。
「ジャングルパワーで倒した!」
――サッタリ選手からダウンを奪われた時は、どうだったか?
「じつは、覚えていない。早く回復できたから勝てたんだと思う。試合が終わって、しばらく視界がぼやけるほどの状態が続いていた」
――気づいたら勝っていたと。
「チャンピオンになることは決まっていたこと」
――今回は重要なタイトルマッチということで早めに来日していた。チャンピオンになって思うことは。
「今は二日酔いでボーっとしているけど、ここに来るまでに長く大変な道のり、トレーニングをしてきた。その成果が出たと思っている」
――母親も観戦していたと思うが、何を言っていたか。
「ママもパパも、泣いて喜んでいた。自分がここまで過酷なトレーニングをしてきたことを見てきたし、自分は倒れたけど逆にKOすることができて、非常に感情にうったえかける試合ができて嬉しいよ」
――リュウ・ツァー選手が対戦に名乗りを上げたことは。
「リュウ・ツァーは、バックステージで会った時に、その場で試合を欠場したことを謝罪してきた。とてもいい奴だが、今回、サッタリをKOしたけど、彼のこともKOする」
――ベルトは何本欲しい?
「300本欲しい」
――試合を短いスパンでやっているが、今後は。
「今のところ、日本で試合をするつもり。K-1でリュウ・ツァーとタイトルマッチをすることになると思う。あとは、エンフュージョンで2回試合が続いている」
――連戦だが、ダメージ回復は?
「スパーリングをするよ、すぐに(苦笑)。それは嘘だけど、これまで4カ月で4回試合をしてきたので、つぎのK-1までしばらく休暇をとるよ」