カリミアン、イストラテと言い合いになり会見終了に…、無敵ターザン吠える!「アーアアー!俺がKOで勝つ」=12.14K-1WGP前日計量&会見
4名の詳細と会見コメントは以下の通り。
RUI (日本/K-1ジム福岡チームbeginning)
vs
ティアン・ターザン(オランダ/Luc Verheije Fight Club)
RUIは、17年にK-1初参戦。19年の初代Krushクルーザー級王座決定トーナメントでは決勝に進出し、同郷の先輩K-Jeeとの“九州対決”に敗れベルトを逃した。21年3月は谷川聖哉、7月の第2代Krushクルーザー級王座決定トーナメントではマハムード・サッタリに敗退。12月は石井慧と対戦も、あと一歩及ばなかった。22年4月は星龍之介にKO負け。24年8月は谷川聖哉にKO負けを喫し、11月3日に福岡のKPKBでKO勝ちし再起している。
ターザンは、幼少時から陸上競技に取り組む身体能力が高いアスリートで、キックボクシングを始めてわずか数年でEnfusion(エンフュージョン)世界ライトヘビー級とクルーザー級の2階級を制覇。24年7月には日本で行われた「LEGEND vol.1」に出場して、遊笑からKO勝ち。その直後、マハムード・サッタリを挑発し注目を集めた。26勝24KO無敗の“四角いジャングルの王者”ターザンが、K-1でも大暴れしそうだ。
■RUIのコメント
――意気込みと対戦相手の印象をお願いします。
「久しぶりのK-1で、いい準備ができました。相手は、無敗で最強。コメント聞いても観光気分でしたが、でも身体の仕上がりは良さそうですね。大きく感じました。自分の最大の力をぶつけていきます」
――威圧感は?
「感じましたよ。これからリカバリーして大きくなるだろうなと。でも、そこは僕も一緒なんで。戦いは始まってますからね。オランダから来てくれたことに感謝しています」
――相手は26勝24KO無敗。自信は?
「そのために準備をしてきたので。無敗で自信しかない状態、僕はKO勝ちも負けもドローもすべて経験してきて。意地でも勝ちたい」
■ティアン・ターザンのコメント
――意気込みと対戦相手の印象をお願いします。
「アーアアー!腹が空いている。早く、寿司、刺身を食べに行きたいよ。同時に早く試合をしたい。明日は素晴らしいKOを見せられると思う。相手はテクニカルな選手だと思うけど、自分のレベルではない」
――計量が遅くなった理由は?(※計量はクリア)
「近くのサウナに行ったんだけど、あまり良くなかったんで、違うサウナに行ったら遅れた。それだけだ。2時間で5kg落としてうまくいった」
シナ・カリミアン(イラン/SINA ARMY)
vs
木村太地(日本/VRK GYM)
カリミアンは、今年10月のK-1 WORLD GP 2024 無差別級アジア予選でクラウディオ・イストラテと再戦するも、後頭部を殴られたとアピールして倒れ込み、ノーコンテストとなった。だがイストラテが決勝トーナメント進出となったことを不服として、10月25日に開催されたKrush.166の会場にニコラス・ペタスと現れ、Krushの宮田充プロデューサーに抗議して物議をかもした。
木村は、22年9月にKrushで山口翔大と対戦して判定負けも、23年5月に丸山公豊から判定勝ち。9月にはBigbangヘビー級王者・坂本英則の王座に挑み、3RKO勝利で新王者に輝いた。24年3月にKrushで藤倉悠から判定勝利。6月にBigbangで星龍之介にKO負けを喫し、王座から転落。9月にオーストラリアでIKBF世界ヘビー級王座決定戦に臨むもKO負けとなり、この経験を今回のカリミアン戦に活かしたいところだ。
■木村太地のコメント
――意気込みと対戦相手の印象をお願いします。
「2週間前に決まって、倒す気満々です。相手は向き合うことなくどこかに行ったんですけど、完全に格下にみているんだなと。でも、格下の僕にぶっ飛ばされるシナは可哀想だなと思っています」
――対戦を立候補したのは。
「純粋にシナがKrushのリングに乗り込んで来た時に、こいつは興行を潰しに来ているんだなと。それが許せなかったのと、いつかはやりたいと思っていたので、それで立候補しました。自分に煽り合う必要もないんで、自分は試合をするだけです」
――カリミアン選手とイストラテ選手が言い合っていることに対して。
「面白いなと。以前の試合も見て、やり合っているのを見て面白いなと。自分は関係ないですけど」
■シナ・カリミアンのコメント
――意気込みと対戦相手の印象をお願いします。
「明日は絶対勝ちます!応援をよろしくお願いします。彼は、私の後ろに座っているのが幸せなんじゃないかな」
――木村の討伐発言を聞いて。
「そこは、お前の仕事じゃない。ボスに言わされているんだろうけど、お前は関係ないから」
――イストラテ選手と計量でやり合っていたが、言いたいことは。
「おい、ジャガイモ野郎!反則負けして、トーナメントありえないよ。相手の山口が、強いローキックを蹴り続けるのでローキックを気をつけろよ!キックも身体も強いし、お前は勝てないぞ!(ここで言い合いになり、会見が終了)」