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「Krush.168 ~in NAGOYA~」11.23(土・祝)名古屋 <インタビュー>鈴木万李弥「ベルトはまだ絶対諦めてはないんですけど、いろんなことに挑戦していくというのは、たぶんまだまだこれから先もあると思うので、格闘家として一回りまた成長できたらいいなと思います」

 11月23日(土・祝)名古屋国際会議場イベントホールで開催される“アロマ空間Halu presents”「Krush.168 ~in NAGOYA~」の[女子-55kg契約/3分3R・延長1R]に出場する鈴木万李弥選手のインタビューを公開!






──直近の試合は10月、オープンフィンガーグローブ(OFG)でヒジありの試合だったんですね。やってみていかがでしたか?


鈴木 やっぱりムエタイ一戦目と考えたら、適応するには難しかったけど、面白かったですね。やっぱりOFGになると、女子でもガツンと当たる感じがして、展開とかも全然違って。ムエタイなのでタイ人はやっぱり首相撲も強かったですし、課題がいっぱい見つかりました。ルールによって戦い方もこんなに変わるのかっていうのは学べたかなと思います。


──今年4戦目になりますが、全部ルールが違うんですね。そこで今回はKrushで、K-1ルールに戻ってきたわけですが、この間にいろいろやった経験が生きることというと?


鈴木 経験値にはなってるとは思うんですけど(笑)……前回の相手はタイで50戦以上やっているチャンピオンで、キャリアの中で強い相手だったので、そういうトップ選手と判定2-0で、自分もまだ張り合えるっていうのは自信にはなりましたね。いつも自信がなかったので、自分に自信がついてきたかなというのはあると思います。


──4月には久々の勝利も挙げましたし。


鈴木 そうですね。そこからずっとチャンピオン戦ばっかりですなんですけど(笑)。強敵とやって根性をつけていいけたのはいんじゃないかなと思います。あとは勝ちぐせをつけたいですね。


──特にK-1ルール、Krushで勝ちたいという思いは強いのでは?


鈴木 次はもう負けられないですね、特に地元の名古屋ですし。名古屋でやれるのは、キャリアの中で今回ラストに近いんじゃないかなとも思いますし。名古屋でやれるという思いは強いです。


──地元となると、気持ちは大きく違いますか?


鈴木 全然違いますね。やっぱり家族も友達も来てくれるし。また、小学生の時からずっと通っていた空手の先生がちょうどその日、誕生日なんですよ。何歳なんだろう、もう80歳を超えてるのかな。そんな日に大会を見に来てくれるので、勝って誕生日プレゼントにしたいですね。勝利する姿を見せたいです。


──というところで対戦相手のHotaru選手の印象は?


鈴木 彼女とはインスタもXも繋がってるんですよ(笑)。歳も近いんですよね。けっこう戦歴もいいのは知ってるので、正直気は抜けないし、でも本当にガツガツくるタイプだなと思ってますね。4月のNA☆NA戦みたいに打ち合いになるんじゃないかなとは思います。今回はムエタイルールじゃないし、キャッチとかクリンチもないので、またちょっと激しくなりそうな予感がします(笑)。


──NA☆NA戦では延長まで行く激しい試合を競り勝ちました。そこは大きく自信になってるんじゃないですか?


鈴木 あの時は何か闘争心がありましたね、すごく(笑)。


──あの時「は」。


鈴木 (笑)。あの時の気持ちがまた出ればいいんですけどね。


──ただ今回は、先ほど言われたように勝たなきゃいけない理由もいろいろあるじゃないですか。そこで闘争心も湧いてくるのでは?


鈴木 負けられないですね。プレッシャーももちろんあるので、気持ち的にはまたちょっと今までの感情とは違うものがあります。


──攻撃面など戦い方の点で、今回の試合でのテーマというと?


鈴木 前回の試合で、課題はもう明確に分かっているので、その点は今けっこう修正されていて。ジムに新しくフランス人のトレーナーさんが入ったんですけど、その人がめっちゃキックボクシング向きなんですよね。それでまた新しい風が吹いている感じですね。まあちょっと、ルールが毎回バラバラという面で毎回適応しないといけなくて、難しいところではあるんですけど。そこで自分の駄目なところは修正してきているので、また違う姿が見せられるんじゃないかなとは思います。


──今回勝って年を越したいというところだと思うんですが、その先というと?


鈴木 ベルトはまだ絶対諦めてはないんですけど、いろんなことに挑戦していくというのは、たぶんまだまだこれから先もあると思うので、格闘家として一回りまた成長できたらいいなとは思います。


──では最後に、改めて今回の試合への“決意”をいただけますか?


鈴木 空手の先生の誕生日ということもあるので、この試合にかける思いは今までとまた別のものも持ってますので、必ず勝ちたいと思います。


──分かりました。ありがとうございました!
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