11月15日(金)、都内にて、開催を明日に控える「Krush.167」後楽園ホール大会の公開計量と前日会見が実施された。
今大会では国際戦が3試合組まれているが、第7試合では現Krush女子フライ級王者の池内紀子が、韓国のチェ・ウンジを相手にKrush女子フライ級ワンマッチで、国際戦3試合の口火を切る。
今年の1.28「Krush.157」 でKrush女子フライ級王者になった池内だが、その後は負傷のため試合からは遠ざかっていたため、これが約10カ月ぶりの復帰戦であり、チャンピオンになってからの初めての試合でもある。会見では、「やることはやってきたんで、明日はそれをしっかり出すだけです。しっかり倒し切ります」と力強く意気込みを語った池内。相手のチェ・ウンジもMAX FC女子バンタム級のベルトを携えて会見に登場したが、「Krushのチャンピオンということで、しっかり強さを見せていけたらいいなと思います」と、日韓チャンピオン対決に向けて闘志を燃やす。計量でチェ・ウンジと目を合わせた時に、「凄く力強かったので、明日はガンガンくるのかなと思います。楽しみです」と感じたようで、打ち合うことも辞さない腹づもり。その打ち合いを制止、「自分もしっかりKOで倒し切ると決めているんで、KO決着になるのかなと思います」と、KO勝利でKrush王者の威厳を示すつもりだ。
対するチェ・ウンジだが、MMAも経験している韓国のファイター。池内のことを「実際に見て、池内選手はとてもカッコいいなと思いました」と褒めつつも、「ただ、自分の方がカッコいいと思いますし、より強いのも自分だと思います」と自信満々だ。初参戦のKrushで現在のチャンピオンとの対戦だが、「K-1へのステップアップのためにKrushという舞台で活躍させてもらいたいと思っております」と、その先も見据えている様子。「現在のKrushのチャンピオンを倒して、自分が新たなチャンピオンになり、それでまた新たな舞台に進むことだけを考えています」と、K-1 GROUP参戦での野望も大きい。トレードマークは華やかな金髪。「まず金髪の選手が自分しかいないことに注目していただきたいのと、そういったような眼差しで暖かく見守っていただければと思います」と自慢の金髪のようで、「女性のファイター同士の戦いとは思えないぐらいのカッコいい戦い方を見せていきたいなと思います」と、とにかくカッコ良さにはこだわりを持っている様子。最後も「私は金髪の韓国から来た選手、チェ・ウンジです。ニックネームは“ウンディ”と言います。その名前の由来は壊れないダイヤモンド、強いダイヤモンドだと認識していただければと思います」とアピールを忘れなかったが、Krushのリングでもダイヤモンドのような輝きを放てるか注目だ。