-55kg世界Tの玖村将史の相手は7年ぶり参戦オルデンに決定!「他の選手に興味ない。決勝で金子晃大にリベンジして優勝する」=7.7「K-1 WORLD MAX」
金子晃大との優勝争いが注目される玖村将史(日本/K-1ジム五反田チームキングス)は、決勝トーナメント一回戦でスペインのアントニオ・オルデンとの激突が決まった。オルデンは過去に一度、K-1に参戦したことがあるが、ONEで勝利を挙げて再び乗り込んでくることとなった。
玖村は、昨年3月にRISE・鈴木真彦から勝利。9月は金子の持つK-1スーパー・バンタム級王座への挑戦するも、延長で判定負け。今年3月にルカ・チェケッティから判定勝ちを収め、世界一を狙う。
スペインのオルデンは、7つのタイトルを持つベルトコレクターで、17年4月にK-1 WORLD GP第2代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント一回戦に参戦し、武居由樹と対戦するも、慣れないルールだったためか、ヒジ打ちの反則をしてしまうなどいいところなく敗北してしまう。23年10月にはONE Friday Fights 36でポンシリ・スージーバミーキアオから判定勝ちを収め、K-1へのリベンジとともに世界トップを目指す。
(相手の印象)サウスポーで身長がでかくて、ムエタイスタイルのいい選手だと思います。でも今回は相手どうこうではなくて、KOを見せたいです。
(どんな試合を見せたいか?)70kgのトーナメントは日本人が全員負けてしまいました。55kgは日本人、K-1が強いところを僕がしっかり勝って見せた上で、しっかり倒したいです。
(金子選手の『感謝』という言葉については、どんな思いがありますか?)
感謝に対して、感謝で返します。でも、ここまで55kgが盛り上がってきたのは、金子選手がいたからだと思います。自分が強くなったのも金子選手がいたからだと思うので、そこはしっかり感謝したいと思います。
(私生活の面で残念なことがあったと思うが、試合にどんな影響があるか?)
相手がいることなんで、ここで詳しくは言えないですけど、今はとりあえずトーナメントで優勝する姿を見せたいと思っています。
(金子戦から進化した点は?)
心技体すべて上げてきたという感じです。今まで以上に自分と向き合って、何が足りないか考えてトレーニングしてきました。簡単に言えば、前までフィジカルを一切やっていなかったんですけど、そこをやっています。まだまだ伸びるなと。55kgではパワーを感じることはなかったんですけど、やれば余計に負けないなという感じです。
(世界一を決める大会の意識は?)
ここで一番になったから、これで胸を張って世界一とはまだ思わないかもしれない。だからこそ、本当に世界一、K-1のチャンピオンが世界一と思われるように、ここでしっかり優勝して、その先に進みたいと思います。
(55kgが日本が世界一という自負は)
それはあります。そこを証明していきたいです。K-1の55kgが世界一なので、それを証明していきます。
(決勝で戦いたい相手は?)
金子選手です。
(今回のトーナメントを勝った先は)
海外の強豪とやっていきたいです。名前のある選手をどんどん倒していきたいです。55kgの選手はあまり分からなくて、ONEの選手とやりたいです。
(元カノに一言)
感謝です」
「WBCムエタイ世界チャンピオンのアントニオ・オルデンです。名誉あるK-1 WORLD MAX -55kg世界最強決定トーナメントに参加できることを大変誇りに思います。対戦相手はかなり強い選手で、このトーナメントで彼と対戦出来るのは大きなチャレンジだと思っています。日本のファンの皆さん、この大会にふさわしい試合をお届けするので、私の名前を覚えて帰って下さい」