「Krush.151」7.22(土)後楽園<インタビュー>王者・璃明武「勝つのは当たり前。チャンピオンとしての強さを見せて、ベルトの価値を上げたい」
――永坂選手とのタイトルマッチは昨年11月に一度決まっていたものの、璃明武選手の怪我で対戦が流れた経緯があります。今回オファーを受けた時の心境はいかがでしたか?
「怪我で期間が空いてしまった分、Krushタイトルマッチに相応しいレベルの高い試合を見せるので、期待していてほしいです」
――仕切り直しの一戦となりましたが、どんな心境でこのタイトルマッチを待っていましたか?
「前回タイトルマッチが決まって、試合に向けて練習をしていて、試合の2~3週間前ですかね? スパーリングで怪我をしてしまって、試合そのものがキャンセルという形になってしまって。その怪我が結構大きい怪我だったのでしっかり治しつつ、動けるようになってからは出来ることをずっと続けていました。向こうも今言ってるように、この期間で強くなっていると思うし、自分もやることはやってきたんで、しっかり仕上げて最高の試合を見せます」
――永坂選手からは挑発的な言葉もありますが、チャンピオンとしてどんな試合を見せたいですか?
「今まで拳を怪我しても試合を続けてきたのですが、どうしても限界を迎えて試合ができなくなってしまって。去年試合が決まった時は、当たり前ですけど、試合に向けて凄い気合いも入っていたす、やりたい気持ちもあったんですけど、周りとも相談して試合ができないという判断になりました。今は怪我も治っているんで、しっかり試合でチャンピオンとしての強さを見せたいと思います」
――拳の怪我を治している間、どんなトレーニングをしていましたか?
「拳を怪我して、もう治ったんで言いますけど、手術をしたんですよ。そこから手を使えない間は、怪我をしていない方の手と足を使った練習、できるフィジカル、走り込み……そこをしっかり自分でトレーニングプランを考えてやっていました。拳が治ったらすぐスパーリングに入って、試合もそんな長い期間空けたくなかったんで、すぐ試合に入れるようには準備していました」
――欠場期間中に伸びた部分もあった?
「もちろんです。今まで連戦というわけじゃないんですけど、怪我がなければ3カ月・4カ月、もしくは2カ月スパンで試合をやってきて、自分の前回の試合が1年前の6月なんで、この1年で伸びてるところはあると思いますね」
――試合を一回流してしまったことに対して、永坂選手に対してどんな気持ちがありますか?
「シンプルに永坂選手は去年11月の時点で自分に勝ってチャンピオンになるつもりだったと思うんで、そこ関しては申し訳ないなと思います」
――璃明武選手が考えるタイトルマッチに相応しい試合とはなんですか?
「Krushは毎大会いい試合があると思うんですけど、このタイトルマッチは他のタイトルマッチとはレベルの違うタイトルマッチになると思うので、しっかりKOで決めます」
――このタイトルマッチの先のビジョンはありますか?
「自分は怪我があって約1年空いたんで、今はこの試合しか考えてないですし、しっかりこの試合でレベルの差を見せて勝てば今後に繋がると思うので、まずは勝ってから考えたいと思います」
――それでは最後にファンへのメッセージをお願いします。
「1年ぶりの試合になるんで、誰が見ても『璃明武、強くなったな!』と思われるような試合をして、勝つのは当たり前なんですけど、このベルトの価値を高めるような試合をしたいと思います」