「Krush.151」7.22(土)後楽園<公開練習>挑戦者・永坂吏羅、王者・璃明武に8カ月間のうっ憤をすべてぶつける!「チャンピオンへの怒りやフラストレーションを含めてぶちのめしてやろうと思います」
この日は1Rのミット打ちを披露した永坂。待望のタイトルマッチまであと少しということもあり、持ち前の爆発力を感じさせるパンチや蹴りを見せつけ、決戦に向けて闘志を露わにしていた。
璃明武vs永坂のタイトルマッチは本来なら昨年11月「Krush.143」で行なわれるはずだったが、璃明武の負傷により流れてしまった経緯がある。約8カ月経って仕切り直しの一戦が実現するわけだが「長かったという印象ですね。やっとだなという感じです」と、試合をせずに待っていた永坂にとっては待ちに待った一戦なのだ。
王者の璃明武について「上手さはあるけど、強さはない。自分が思い描くチャンピオン像は倒して勝つ、華がある、プロとしてちゃんと魅せられる選手だと思うので、そこが彼には足りないかなというふうに思います」と、手厳しく語った永坂。
前回試合が組まれた時の会見などでも璃明武に対して辛辣な言葉を並べていたが、今回は待たされたこともあってさらに怒りが加わっている様子だ。「怪我に関しては仕方がないと思います。ファイターは誰しも怪我するものなので。ただ、その時の対応というのが人間性的に欠けているなと思ったので、そこのフラストレーションを含めてぶちのめしてやろうと思っています」と、怒りと共にベルト奪取を目論む。