「Krush.150」6.16(金)後楽園<公開練習>挑戦者・里見柚己、本能の戦いで王者・大沢文也に勝つ!「この再戦は運命だと思うし、自分がベルトを獲るしかないと思っています」
里見は今年1月「Krush.145」で大沢の持つKrushライト級王座に挑戦。試合当日は1Rに大沢にダウンを奪われた里見の判定負けという結果だったが、そのダウンを奪ったパンチに大沢の反則(蹴り足をキャッチする行為)があったとのことで、試合後にノーコンテスト裁定が下された。里見は試合直後から再戦決定までの心境を「これは運命、獲るしかないと思っています」と語る。
(ノーコンテスト裁定になったことについて)試合前にも言っていてたんですけど、倒さなかったら負けだと思っていて。あの時も倒せなかったですし、無効試合といっても僕は負けだと思っているので。口で終わるのは嫌なんでしっかり挽回しようと思います。(周りの反響は)たくさんの人に応援してもらって、前回やっとタイトルマッチまで来たのに消化不良に終わって、みんなを悲しませてしまった部分があります。すぐ(再戦を)やってほしいと言われていて、こうやって再戦が決まったんでベルトを獲るしかないです」
大沢は記者会見や自身の公開練習で「前回は里見選手が『実力を出せなかった』んじゃなくて、俺が『実力を出させなかった』。打ち合っても足を使っても、どこからでも勝てる」など余裕の発言を連発している。里見は「チャンピオンは一番上にいる選手で、えらいことを言ってもいいし、強気な発言をするのが当たり前。格闘技はチャンピオンかそれ以外しかいない」とする一方「今回その立場を奪いに行こうと思っています。前回も言いましたが、小さい頃から見てきたKrushを体現して、KOが一番の魅力だと思うので、それをしっかり見せて、仲間たちと笑って終わりたいと思います」と己を貫いてベルトを巻くつもりだ。