「Krush.150」6.16(金)後楽園<インタビュー>新美貴士「1戦1戦負けたら次はないという危機感がある。毎回死ぬ気で勝ちを掴みとって、トップ戦線にいかないと先はない」
――昨年5月以来のKrush参戦が決まりました。新美選手にとってはKrush王座陥落、K-1フェザー級最強決定トーナメント1回戦で敗退、K-1×RISE対抗戦で敗れるなど厳しい1年でした。試合に向けてどんな心境ですか?
「1年ぶりぐらいのKrush参戦なんで、KrushらしいKO勝ちをして、しっかり勝つことでもう一度トップ戦線に行けるように、この試合は絶対に勝ちたいと思っています」
――対戦相手の寺田選手にはどんな印象を持っていますか?
「若くて凄くパワーのある選手で、これからもっと強くなっていく選手なんだろうなと思っています」
――寺田選手は日本だけでなくオランダでも練習している選手です。そういった部分で脅威に感じるものはないですか?
「相手がどんな練習をしていても、特に自分がやることは変わらないので、しっかり勝つことだけを考えて戦います」
――今大会ではフェザー級の試合が2試合組まれていて、いずれもキャリアのある選手と若い選手の対戦という構図になっています。
「寺田選手はまだ6戦ぐらいの選手で、1戦1戦強くなっていくスピードは速いと思います。だから次の試合も前回より強くなっているのかな、と。もともと強いと思っていた選手なので、寺田選手と試合することが楽しみです」
――新美選手が若い選手に挑まれることは珍しくないと思いますが、どういう気持ちで寺田選手を迎え撃ちますか?
「僕も今29歳でドンドン若い選手や強い選手が出てくる中で、1戦1戦負けたら次はないんじゃないかという危機感があります。毎回死ぬ気で勝ちを掴みとってトップ戦線に行かないと、先はないと思って試合をしているんで、その気持ちが練習や試合で出せればいいのかなって思っています」
――それでは最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします。
「6月16日、Krushらしい試合をして、必ず勝つので応援よろしくお願いします」