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「Krush.150」6.16(金)後楽園<インタビュー>王者・大沢文也「自分の中では里見選手とは2戦2勝で、完全決着も何もない。早く終わらせて、次のステージに行く」

 6月16日(金)東京・後楽園ホール「AZABU PRESENTS Krush.150」の[Krushライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]で挑戦者・里見柚己と対戦する王者・大沢文也のインタビューを公開!

――今年1月「Krush.145」での里見柚己戦がノーコンテスト裁定となり、今回の再戦となりました。試合が決まった時の心境を聞かせてください。

「特にありません」

――ずばり今回の再戦は不服ですか?

「はい、マジムカついてますね。『何で?』って感じです。自分としては蹴り足をキャッチして離しているんでって感じだったんで。まあバスケで言うところのゼロステップルールって感じです。反則ギリギリ。それも技術だと思っているんで、自分は」

――完全決着が望まれる再戦だと思いますが……。

「そもそも2019年に1回勝ってるし。この間の試合もノーコンテストになっちゃいますけど、『もしダウンがなかったら…』とか言われて。いやいやいや、ダウンがなかったらダウンがなかったらで、そういう戦い方をするんで。だから完全決着って言われても、よく分かんないです(苦笑)。1回勝ってて、前回も勝ったと思っているんで、自分の中では2戦2勝で、完全決着も何もないです。早くパパパッと終わらせて、次のステージに行きたいです」

――前回の試合を振り返って、その中で受けた相手の印象は?

「相手の印象というより相手のセコンドの印象が強いですね。相手セコンドにちょっとやられたなって感じです。僕が出す技、僕がやりたい攻撃、全部分かっていた感じで。僕は相手のセコンドの声とか試合中に聞くんですけど、僕がやる技をぴったし当ててきたので、セコンドがとにかくやりづらかったです」

――里見選手についてはいかがでしょう?

「再戦には凄いムカついているけど、里見選手のことは正直選手としては凄い認めてます。里見選手の強さ、里見選手の上手さ、この間試合をやった時も凄い上手いなって、対策してんなって思いました。そういうのは認めてます。まぁ、周りのゴチャゴチャゴチャゴチャ言っているアンチたちがいっぱいいるんで、そいつらをちょっと黙らせたいなと思っているんで、今回は打ち合おうかな」

――前回の里見戦はドロドロの試合をして判定勝ちと言っていたが、今回は激闘になるますか?

「僕がタイトルに挑戦した試合、瓦田脩二とやった時、僕なんて言いました? 『今回は前に行きます』と言って前に行く試合しましたよね? で、この間の試合は『ドロドロの試合で勝つ』と言って、その通りでしたよね? 僕、言ったことはやるんで、ちゃんと。今回は前に出ますよ…………っていうのも伏線かもしれません」

――それでは最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします。

「僕は勝ちが正義だと思っているので、何よりも勝つことが一番だと思っています。今回は感情的になっている部分もあるし、凄いイライラしている部分も正直あるんですけ、それでも僕は里見選手の実力は凄い認めているんで、それを踏まえて完全に仕上げて、返り討ちにします」
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