「K-1 WORLD GP」6.3(土)横浜<インタビュー>リー・ホイ「今回のチャンピオンベルトは初代王者に与えられるもので、非常に大きな意義があり、特別な想いがある」
――今回がK-1初参戦となります。格闘技を始めたきっかけを教えてください。
「小さい頃から非常に身体能力が高く、体育学校に入学しました。その時、当時の先生が体育学校の散打チームが生徒を募集していることを知り『お前には天賦の才能があるからぜひチャレンジしてみろ!』と散打チームに紹介をしてくれました。そこから私の武術人生がスタートしました」
――リー・ホイ選手は中国で“大魔王”と呼ばれているそうですが、その由来はなんですか?
「私のイメージでは、大魔王はクールで、強くて、無敵の人物です。
ですので、自分で好んで自分のことを大魔王と呼んでいて、それが定着しました」
「K-1は私が小さい頃から大好きな格闘技イベントです。当時は武林風以外で格闘技と言えばK-1でした。今でもネットでいつもK-1を見ていますよ」
――初代ミドル級王座決定トーナメント参戦のオファーを聞いた時の心境はいかがでしたか?
「K-1参戦が決まった時はとても感激しました。なんと言っても初代K-1ミドル級王者を決める一戦ですからエキサイトしています」
――リー・ホイ選手が考える自分の得意技・ストロングポイントはなんですか?
「自分ではオールマイティーなファイターだと思っていますが、中でもパンチは突出しているという自信があります」
「私が見たところ、神保選手はリング上ではとても頑強なファイターで、勝利に対する渇望が強いですね。彼のファイトスタイルは過激だと思います」
――トーナメントで警戒する相手はいますか?
「全員とても強い選手達ですから、一人一人にリスペクトを持っています」
――K-1のベルトについてはどんな思いがありますか?
「このチャンピオンベルトを絶対に獲りたいという思いです」
――かつてK-1ではウェイ・ルイ選手が中国人として王者になりましたが、そこは意識していますか?
「もちろんです。今回のチャンピオンベルトは初代王者に与えられるもので、非常に大きな意義があり、特別な想いがあります」
――K-1でどんな闘いを見せたいですか?
「会場のお客さんにエキサイティングな試合をお見せしたいです。あと華麗なテクニックもぜひ見てください」