「Krush.149」5.20(土)後楽園<公開練習>山脇飛翼、覚悟の差を見せてチャンピオンになる!「僕にはずっと支えてくれる奥さんと生まれてくる子供がいる。みんなに恩返しするためにもベルトを獲る」
昨年9月の初代Krushフライ級王座決定トーナメントにエントリーしていたものの、試合直前の怪我で無念の欠場となった山脇。「すべてをかけて練習していたので、本当に悔しかったです。周りの人たちにも申し訳ない気持ちでいっぱいでした。(大会当日に試合を見て)本戦4選手・リザーブファイト2選手、みんな勝ち負け関係なしに輝いていたんで、同じ階級の自分がいないことが悔しかったです」と悔しさをかみしめていた。
その後は復帰に向けて怪我の治療と練習を続け、復帰戦で第2代王座決定トーナメントへの出場が決定。「試合は久しぶりなんですけど、練習はずっとやっていたので、そこ(ブランク)は気にならないです。僕としては何戦か挟んで(ベルトに絡む試合)かなと思ったんですけど、すぐチャンスが来たので絶対に獲らなあかんなと思います」とチャンス到来に燃えている。
決勝では「一回負けている相手なので、やり返さないといけない」と2021年に敗れている大夢へのリベンジを希望し「ベルトを獲るのと獲らないのでは全然違うので、今までの試合とはモチベーションも違う。去年僕が怪我したときに自分のことのように悲しんでくれたり、悔しがってくれた人がたくさんいました。ベルトを獲るのが恩返しじゃないんで、ベルトを獲って活躍することが恩返しだと思うので、必ずベルトを獲ります」とベルトへの熱い想いを語る。
「奥さんとは高校生の頃、ちょうど僕がK-1甲子園で優勝した頃から付き合っていて。何年も付き合っていて大事な存在やし、僕が格闘技をやることをずっと支えてくれる存在なので、一緒に戦っていきたいと思って結婚しました。付き合っている頃からめっちゃサポートしてくれて、結婚する前から食事のこともアドバイスしてくれて、アスリートフードマイスターの資格も勉強してるんですよ。一番近くで僕のことを応援してくれています。子供が生まれる時にはチャンピオンでいたいし、背負うものが1つやったのが2つになって、家族を守らないといけないので、その覚悟も練習態度にも出ていると思います。他の3選手との違いはそこやと思いますね」
最後に「誰が見ても『山脇が一番強かった』と分かりやすい試合をしてチャンピオンになります」と圧勝での王座奪取を誓った山脇。昨年の悔しさを晴らし、愛する家族のためにベルトを巻くことができるか?