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「Krush.148」4.28(金)後楽園<公開練習>稲垣柊、Krushのベルトを巻いて更なる高みへ!「今回も会場が凍りつくようなKOの連続で優勝する。“稲垣柊、ヤバイんじゃないか!?”と思わせる試合をします」

 埼玉・K-1ジム大宮にて、4月28日(金)東京・後楽園ホール「Krush.148」の[第9代Krushスーパー・ライト級王座決定トーナメント・準決勝/3分3R・延長1R]で寺島輝と対戦する稲垣柊が公開練習を行った。

 2分1Rのミット打ちでは蹴り技を一切封印し、パンチのみを披露した稲垣。右ジャブ連打、左ストレートとキレのある技を披露し、好調をアピールした。

 トーナメント一回戦では東本央貴を3RKOで下し、一回戦唯一のKO勝利で準決勝に駒を進めた。「自分の中でそろそろベルトに絡んでいきたいと思っていた時に、今回のトーナメントのお話が来たので“やっと来たか”と。出場メンバーを見てどうこうよりも、僕の目指しているところからすると、ここは通過点なので、自分の力を出してしっかりベルトを巻きたいという想いがあります」とキャリア初のベルトがかかった戦いに向けて燃えている。
 準決勝で対戦する寺島とは極真空手時代から面識があり「学年が違うので対戦したことはありませんが、同じ大会に出たりと交友関係はありました」。対戦相手としては「三日月蹴りが得意なので蹴り技含めて全ての攻撃に対して対策をしています」としたうえで「同じ空手家として負けられない意地はないですけど、ここで負けられないという想いが一番強いので、自分の力をしっかり出し切りたい」と準決勝突破を誓う。

 逆ブロックの小嶋瑠久と塚本拓真の勝ち上がり、決勝戦での対戦については小嶋の爆発力を評価する一方で「塚本選手は最後まで粘り勝つスタイルなので、塚本選手が上がってくると思います」と予想している。

「小嶋選手とは僕がアマチュア時代に何度か出稽古した時に一緒に練習したことがあり、プロでもうすでにやられていてボコボコにされて『同じ歳でこんなに強い選手がいるんだな。早く自分もこういうレベルまで力を付けたい』と思いました。その想いもあって3年経って自分の実力が試したいというのはあります。乗っているときは当たったらヤバイ一発の爆発力があると思うので、小嶋選手が上がってくる可能性もありますが、一回試合をしている塚本拓真選手(2021年6月、稲垣が判定勝ち)は粘り強さというか、最後まで粘って勝つというスタイルなので、塚本選手が勝ち上がってくるのではと思います」
 現在7連勝(不戦勝含む)と好調を維持している稲垣だが「出場選手みんなベルトを巻きたいと思っていて、僕もそうですが、それぞれ負けられない理由があると思います。過信は全くなく、1試合1試合区切って試合に臨んでいるので、得に連勝は意識していません。自分はどの攻撃が当たっても倒す自信はあるので、自分の戦いをしたい。自分のベルトを巻いている姿はもう見えています。自分がベルトを巻きたいというのもありますが、ずっと支えて下さっている方々やチームの仲間の前でベルトを巻きたいというのがあるので、ベルトを巻いている姿をみんなに見せたい」と周りのためにも王座戴冠を誓った。

 戴冠後の目標を聞かれると「野杁正明選手のような、会場が凍り付くような倒し方ができるチャンピオンになりたいと思いますし、Krushのベルトを持ってK-1に上がりたいと思います」とK-1参戦を目標に掲げる。最後に「今回も会場が凍りつくようなKOの連続で優勝します。スーパー・ライト級はベテラン勢が活躍している階級なのでここでしっかり勝って“稲垣柊ヤバイんじゃないか!?”とベテラン勢も危ないと思わせる試合を2試合して優勝します」と優勝宣言した稲垣。KOの連続でベルト獲得なるか!?
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