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「Krush.148」4.28(金)後楽園<インタビュー>塚本拓真「1回戦の時点では僕が一番実力が下だったと思う。でも今は絶対負けない・自分が一番強いと思って、準決勝・決勝では何かを起こします」

 4月28日(金)東京・後楽園ホール「Krush.148」の[第9代Krushスーパー・ライト級王座決定トーナメント・準決勝/3分3R・延長1R]で小嶋瑠久と対戦する塚本拓真のインタビューを公開!

――一回戦の大野祐志郎戦では判定勝利でした。あの試合を振り返ってもらえますか?

「想定通りのしんどい試合でした。タイプ的に泥仕合になる・それを押し切ることが作戦でした。そこの競り合う展開では負けないつもりで戦いました」

――塚本選手はいつも気持ちの強さが試合に出ていますよね。

「準決勝に勝ち上がった4選手のなかで、1回戦の時点では僕が一番実力が下だったと思います。でも今は絶対負けない・自分が一番強いと思って、準決勝・決勝では何かを起こそうと思っています」

――塚本選手は現在5連勝中ですが、自分では何が結果につながっていると思いますか?

「ずっと気持ちしかないと思ってやっているのですが、練習では自分の身長を生かした戦い方・苦手なところをなくす戦い方を練習しています。試合中もセコンドから勝ち切るポイントはここだというのを言ってくれて、そこで『前に出ろ!』と言ってくれるんです。僕はそれを信じて戦っていますし、周りの指導・指示に救われています」

――ただし戦績を振り返ると、5連勝の前には3連敗しているんですよね。

「はい(苦笑)。僕はもともとTANG TANG FIGHT CLUB所属で、2020年6月に龍華と戦って負けたのですが、それが本当にショックで周りに『やめる』って口にしたことがあったんです。そうしたらTANG TANG FIGHT CLUB時代の仲間だった小久保裕気、寺島輝、今は総合格闘技で活躍している堀内佑馬が『まだまだこれからだよ』と言ってくれて、その言葉のおかげで格闘技をやめずに続けることができました。その輝と同じトーナメントに出られてうれしいし、感慨深いです」

――もともと塚本選手が格闘技を始めたきっかけはなんですか?

「ずっとKrushを見ていて、高校生の時に地元(茨城県土浦市)のジムに入りました。友達3人で一緒にジムに入ったのですが、残り2人はやめちゃって、自分だけどんどんハマってアマチュアの試合に出るようになって。それからプロになりたいと思いました」

――TANG TANG FIGHT CLUBには土浦から通っていたんですよね?

「そうですね。高校生の時に阿佐美(ザウルス)さんと知り合って、TANG TANG FIGHT CLUBのプロ練に参加させてもらっていました」

――準決勝で対戦する小嶋選手にはどんな印象を持っていますか?

「空手ベースで蹴りも出来る・パンチも上手い。本当に強い選手だと思います」

――その小嶋選手に対して、どんな試合をして勝ちたいと思っていますか?

「それこそ気持ちを出さないといけないし、技術の底上げも必要だと思います。いかに自分の体格や持ち味を生かして戦えるか。技術でも負けない戦いを見せて勝負したいです」

――もう一つの準決勝=稲垣柊vs寺島輝はどう予想していますか?

「今は瑠久選手のことしか考えていませんが、決勝では輝と戦いたいです」

――Krushのベルトにはどんな想いがありますか?

「僕が格闘技を始めたきっかけでもあるし、後楽園ホールでKrushを見ていてKOが起こると会場がものすごく盛り上がるじゃないですか。僕はずっとKrushの試合をかっこいいと思っていたし、僕もKrushのベルトを巻いて憧れを持ってもらえる選手になりたいです。自分の試合で会場のお客さんに『おっー!!』と思ってもらえる、何かを感じてもらえる試合をしたいです」

――どんな試合をしてチャンピオンになりたいですか?

「僕を応援してくれる人は、僕が連敗を脱出して勝っていることを喜んでくれています。そして僕のことを信じて応援してくれています。ただ勝つだけではなく、自分がやってきたことを見せる試合をして、感動やいつもと違う気持ちが伝わる試合をしたいです」
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