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新フェザー級王者・森坂陸、涙の王座戴冠劇を振り返る「今日で格闘技人生が終わってもいいと思って戦った。見たか、コノヤロー!」

 3月25日(土)東京・後楽園ホール「Krush.147」の[メインイベント(第10試合)/【アンサー株式会社/株式会社クレール不動産 Presents】Krushフェザー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]争った王者・玖村修平vs挑戦者・森坂陸のバックステージインタビューを公開!

森坂陸
「(試合を終えた率直な感想は?)うれしさと安心した気持ちで涙ばっかり流してちゃんとしゃべれませんでしたね。リングでもいいましたけど、ひとつの形で親孝行できたということで、何より安心しています。

(対戦相手の印象は?)パンチがこの通り硬かったですね。動きとかは正直怖くなかったというか、想定内の動きをしてきたので、スピードも僕の方があるなと思っていましたし。僕もSNSで1Rから打ち合うと言ってしまったので、今回は気持ちで1Rで終わらせるつもりでいったので、まだ動画を見てないのでわからないんですけど、ちゃんと1Rからいけてましたよね? ダウン取ったんですけど、あんな感じでちょっと時間伸びちゃって。僕的には口が悪くなっちゃいましたが、ダウン取れたってことで。KOできなかったのは力不足なんですけど、それは防衛戦の時に克服できたらなと思います。

(王座奪取の喜びを誰に伝えたい?)アンチみたか、このやろー!みたいな(笑)。アンチはアンチのままでいいんですけど、俺は俺なりのスタイルのままでいくし、応援してくれる人は増えたと思うので、アンチはアンチとして応援してくれればいいと思います。ただ、見たかこのやろー!という気持ちでいっぱいですね。これからも見とけ、と思います。(宣言通りのアグレッシブさだったが?)僕は今日で格闘技人生終わってもいいと思っていたので。普段はパンチもらわないのに、打ち合おうという気持ちが強すぎてこんなにもらっちゃいました。

(左目は)眼窩底いっちゃってるのかな。1年前に斗麗選手にこっち(右目)やられたので、二つ目の眼窩底おめでとうございます!という感じなんですけど(苦笑)、いってないことを祈ります。本当にもう体が壊れてもいいと思って、それでも獲りに行く。獲れなかったらもう終わりという覚悟で試合が決まってからやってきたので、それは宣言通り、自分を追い込んで実行できたのかなと思います。

(前に出ながらも冷静さを最後まで失わなかったが)何が何でも倒したいという一心でしたね。1Rで得意のバックハンドでダウンを獲れたんですけど。一発で倒しきれなかったら俺の力不足かなというところで。僕らしさは抜けていなかったと思うんですけど、2・3Rは打ち合ったつもりではあって、特に最後はセコンドから『倒すのにこだわるな、とりあえず獲ってこい』ということで。本当に獲らないといけない試合だったので、倒そう倒そうという気持ちは1Rよりはなくなっちゃってたんですけど、倒したいと思って最後まで打ち合ったつもりですし、今後もこういうKrushの選手らしいスタイルでちゃんと防衛できていけたらなと思います。

(今後の目標は?)このベルトを守り抜いて価値を高めることですね。K-1のスタメンになるのはもちろんで、最後はもちろんK-1のベルトを獲りたいんですけど、別にこのベルトをすぐに手放したいわけじゃなくて。このベルトを守り抜いて、価値を高めていって、K-1でも強い人とやっていって勝っていって、自然の流れでK-1王者になれたらいいのかなと思っています。その時にKrush王座の卒業でいいのかなと思っています。これを獲ったからすぐにK-1いきますというのは元々思ってなくて。苦労して獲ったベルトなので、こいつはずっと守り抜いて価値を高かめていきたいと思いますね。

(どんなチャンピオンになっていきたい?)唯一無二のKrushチャンピオンでいいかなって。僕みたいなファイトスタイルやキャラクターはいないと思うので、これは失わずに。なおかつ今日みたいに打ち合いもできて、しっかり倒しきれるファイトスタイルにはしていきたいと思います。

(ファンへメッセージ)すごい時間かかっちゃったんですけど、なんとかこういった形でチャンピオンになることができました。本当に苦労して獲ったベルトなので、この価値を守り抜いていって高めていきたいと思います。いずれはK-1のほうで最終的に頂点にいけたらなって思ってます。これからも森坂陸らしさ、バタフライスタイルを変えずに自分らしさを貫いていきますし、チャンピオンになったからって気取るつもりはなくて、SNSでもプライベート全開でいきますので、今後とも唯一無二のスタイルの僕を応援していただけるとうれしいです。期待していてください」

玖村修平
「(試合を終えた率直な感想は?)目の前から、自分の元からベルトがなくなってしまって。絶対に落とせない試合を落としてしまって、素直に悔しいし、弱かったなという感じです。(対戦相手の印象は?)タイトルマッチということもあって、すごく気持ちは強かったなというのと、バックブローもわかっていたんですけど……もらってしまったなという感じです。

(何が足りなかった?)気持ち……ですかね。(これからの巻き返しについて)K-1で2連敗していて、今日も負けてしまって。3連敗しちゃってベルトも失って。今は先が見えないというか、すぐにがんばりますとは言っていい立場じゃないと思うので、この先自分が成長できるのかというのも、言っているレベルじゃないというか。ここまで来たら。落ちるところまで落ちたので、上がっていけるのかこのまま落ちていくのか。ちょっと一回自分自身と見つめ合いたいと思います」
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