「Krush.144」12.18(日)後楽園<インタビュー>大夢「石郷選手は僕と戦いたかったそうですが、格闘技はそんなに甘くないぞ、と教えてやろうと思っています」
――いよいよ試合が近づいてきました。現在のコンディションを教えてください。
「いつも通りいい感じです。今までやってきたことを後は出すだけです」
――9月のKrushフライ級王座決定トーナメント以来の出場ですが、あれから3カ月、この試合のオファーをどんな気持ちで受け取りましたか?
「トーナメントは負けて終わりましたがケガは少なかったので、すぐに戦いたいなと思っていました。このお話をいただいたときは『よし、すぐに決まったな』という気持ちでした」
――2022年はトーナメント含めてコンスタントに試合をし、今回で4戦目です。短い試合間隔は問題ない?
「スパンが短いのは苦ではないですね。いつでも戦えるのがファイターだと教えられているので、いいペースです」
――トーナメントが終わってからの3カ月、どんなテーマで練習をしてきましたか?
「トーナメントの決勝戦では荒くなるなど悪い部分が出てきたので、そこの修正やどんな技でも倒せるように技を磨いてきました」
――対戦相手の石郷慶人選手の印象を教えてください。
「独特のスタイルかなと思いますが、これといった特別な印象はありません」
――石郷選手はいつか大夢選手と戦ってみたいと話していましたが、そうした相手との試合に特別な思いはありますか?
「特別な思いはありませんが、格闘技はそんなに甘くないぞ、と教えてやろうかなと思っていますね」
――どんな展開になりそうですか?
「ここで苦戦していたら大久保琉唯選手とタイトルマッチで戦うチャンスがなくなってしまうと思うので、ここはしっかりきっちり倒してアピールしていきたいですね」
――2022年の最後、どんな勝ち方で2023年につなげたい?
「今年最後をKOで締めくくって、来年こそはしっかりベルトを巻きたいですね。今回はそのために必要なステップだと思っています。僕がフライ級を引っ張っていくためにはKOが大事。フライ級は軽くて速いと思われているので、僕が“倒せるフライ級”を体現していきたいなと思います」
――ファンへメッセージをお願いします。
「前回は負けてしまってベルトを獲れませんでしたが、2023年にはKrushフライ級のベルトを獲れるようにがんばりますので応援よろしくお願いします」