「K'FESTA.6」3.12(日)代々木＜試合後インタビュー＞与座優貴「チャンピオンになりたいという気持ちで苦しいときに一歩前に出られた」、朝久泰央「情けない自分を超える・情けない自分を鍛え直します」
「（試合を振り返って）タイトルマッチはいつもの試合と違って特別なものがあるなと思いました。自分のパフォーマンスも全然出せなかったし、チャンピオンの意地も前回やったとき以上に感じたし、タイトルマッチはすごいものだなと思いましたね。（対戦相手の印象）前回やったときよりもタイトルマッチというのもあって、前回以上に退かないというか、自分の距離でも引かないし警戒しているし。チャンピオンの執念を感じた試合になりました。（朝久選手が右の拳を痛めていたと言っていたが感じた？）あまり感じなかったです。
（想定通りの競り合いに勝てた要因は？）気持ちです。チャンピオンになりたいという気持ちだと思います。その気持ちで苦しいときにもう一歩、もう一歩前に出られたので、今日は気持ちで勝てた試合だったかなと思います。（ベルトを手にした感想）まだ実感がないんですけど、これがもっと似合うチャンピオンになっていかないとなと思います。（試合後の朝久選手と何を話した？）自分の中では完勝というイメージはあまりなかったので、映像見ないとわからないですけど、率直に3回目やろうぜと。すぐに言うことじゃないですけど、タイミングが合えばもう一回やるライバルというか選手かなとは思っているので。（それに対しての返事は）嫌いだから話はできないといわれました。それも踏まえて3回目あるかなと。
（仲良くしたい？）仲良くしたいとかはないですけど、お互いたぶん認め合ったからここまで高め合ったと思うし。次にまた試合をするかもしれないので、負けないように強くなっておきます。（ファンへメッセージ）応援ありがとうございました。みなさんの応援のおかげでやっとチャンピオンベルトを巻くことができました。ここからがスタートだと思うので、ベルトがもっと似合う絶対王者になっていきたいと思うので、応援よろしくお願いします。ありがとうございました」
「（試合を振り返って）情けないですよね。純粋に。本当にプライベートでいろいろあったりもしながらこの1年間人生で一番濃かったんじゃないかなというくらい濃い1年を過ごしてきたつもりなんですけど。ちょうど1年前にプライベートでいろいろあって、本当に勝たなきゃいけないのを勝てなくて。自分の力不足って。プライベートを言い訳にしたつもりはないけど、結果的にそうなってしまって。マスコミにプライベートでいろいろあったと書かれちゃって。自分の言い回しも悪かったですけど。そういった人たちや彼女に振られたとか好き勝手言ってくれた人たちにほらねって全員を見返すつもりでがんばってきた一年だったんですけど、結果的に口だけの情けない野郎になってしまって。自分自身が情けないですね。すみません。
（対戦相手の印象）本人にも伝えたんですけど、自分は相変わらずクズだと思ってますし、クズに変わりないとは思っているんですけど、彼のおかげで本当に人生で一番濃かったんじゃないかというような、死とずっと向き合ってきた一年だったので、会いこそしないですけど、感謝すべきクズですかね。クズだと思っています。（そのクズを追いかける形？）そういう言い方はあまり好きではないですけど、クズを追いかけるというより、情けない自分を超える、そんな気持ちですかね。彼がどうこうじゃないので。自分が情けない限りです。
（この試合に向けての練習は満足できた？）何を言っても言い訳にしかならないですけど、いろいろ会見で一悶着あって、自分は2Rまでには倒せるつもりでいたし、言ったからには倒すつもりで練習していたんですけど、ちょっと手の骨が粉々になってしまって。それから彼もケガをするくらいの練習はしていたと思いますし。強気な発言は本心で思ってますし、そういったハッタリだけで骨を補うつもりじゃないけど、ハッタリだけ効かせればそれだけで倒せるつもりでいたので。1R終わって正直イーブンかなと思ったけど、彼の足が壊れたのはわかったんですけど、2R・3Rで痛み止めが切れたというか。倒せるつもりのパンチも打てなかったし。それが自分の力不足ですよね。何言っても結果は結果ですから。かっこつけていうことでもないですね。情けないです。
（ファンへメッセージ）散々自分も言ってきましたし、またこれからプライベートも情けない、結局口だけで結果がこれなので、何を言われるのも覚悟ですけど、覚悟してますけど、また手も手術するかもしれないし。情けない自分を鍛え直すだけなので。また朝久泰央に期待してもらえたら嬉しいですね。ただはっきり言って朝久空手というようなくくりで見られてますけど、ぜんぜん自分が朝久空手といえるほどの動きもできてないですし、朝久泰央の未熟さが出ただけだったと思っているので、またこれから朝久空手の本当の強さは兄貴が見せてくれると思います。自分はまだ朝久空手を体現するというよりも、朝久泰央として周りの人たちに結果で返さないと何にもならないので、また手の手術をすることになると思いますけど、それからやりなおしですかね。ありがとうございます。次は勝ってまたこのインタビューに参加させて欲しいと思ってますので、その時は面白おかしくいじってください」