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「K-1 WORLD GP」8.11(木・祝)福岡<公開練習>デンサヤーム、身体も技術も踊りもレベルアップ!「K-1出場に向けてパンチとスピードを強化してきた。今回も踊って入場する予定で、前回より面白いと思います」

 東京・ウィラサクレックフェアテックス三ノ輪にて、8月11日(木・祝)福岡国際センターで開催される「ECO信頼サービス株式会社 PRESENTS K-1 WORLD GP 2022 JAPAN」の[K-1ライト級/3分3R・延長1RR]で大沢文也と対戦するデンサヤーム・アユタヤファイトジムが公開練習を行なった。

 デンサヤームは、2020年3月の「K'FESTA.3」で初参戦を果たし、当時のスーパーバンタム級王者・武居由樹と激突。判定負けしたものの卓越したテクニックを見せ付けた。当時17歳だったデンサヤームも現在20歳となり、身体が大きく成長。そのためスーパー・バンタム級からライト級まで3階級アップし、約2年振りにK-1に参戦する。
 この試合に向けてウィラサクレックフェアテックス三ノ輪で、ウィラサクレック・ウォンパサー会長の指導のもと、K-1ルール用の練習を積んでいるデンサヤーム。公開練習では、ウィラサクレック会長の持つミットにワンツー・フックをテンポ良く打ち込み、時折鋭い右アッパーを繰り出すなど、パンチ技術の向上を感じさせた。

 現在のコンディションは「だんだん良くなってきました。準備は整っています」と順調。日本で練習を積んでいる理由については「ゴンナパーさんのように日本で有名になりたいと思ったから」と説明。6月のK-1女子大会では同門のパヤーフォンがK-1女子アトム級王座に就いたが「パヤ―フォンとは12歳から同じジムでムエタイを習い、寝食を共にしてきた仲間です。僕も彼女に続いて日本で知名度のある選手になりたい」と刺激を受けている。
 対戦相手の大沢は卓越したパンチテクニックを誇るトップファイター。「大沢選手は日本でKrushの現チャンピオンですので、そういった選手と戦えることを嬉しく思います」とワクワクしている様子だ。大沢対策としては「スピードを速くすることと、特にパンチの練習に力を入れてきました」とデンサヤーム。共に汗を流すゴンナパーとウィラサクレック会長からは「日本のK-1選手はスピードがあって、パンチが重い特徴があるので、防御をしっかりするように」とのアドバイスを受けている。

 K-1ライト級は王者・朝久泰央、ゴンナパーら強豪選手が揃う激戦区。「前回はK-1ルールが初めてでしたが、1度経験して自分でもK-1ルールをだいぶ理解しました。(ルールに)合わせることも出来るようになっていると思います。(自分の武器は?)日本人と比べて蹴りが強いので、蹴りを武器に戦っていきたいです」とムエタイ仕込みの蹴りでライト級のトップを狙う。
 2020年3月の武居戦では、踊りながらの入場パフォーマンスを見せてファンの心を掴んだデンサヤーム。今回も「同じように踊りながら入場するつもりで、おそらく前回より面白いと思います」と話しており、入場でもバージョンアップした姿を見せると宣言。「どんなキャラクターとして認識してもらいたいか?」との質問には「面白いひょうきんなキャラクターとして覚えてもらいたいです」と笑顔で答える。

 K-1で戦う上での目標は「K-1のチャンピオンになること」。まずはライト級初戦の大沢戦に向けて「KO勝ちしたいし、絶対勝ちます。全力で戦います」と意気込んだ。2度目のK-1参戦となるデンサヤーム、入場から目が離せない。
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