「K-1 WORLD GP」8.11(木・祝)福岡<公開練習>デンサヤーム、身体も技術も踊りもレベルアップ!「K-1出場に向けてパンチとスピードを強化してきた。今回も踊って入場する予定で、前回より面白いと思います」
デンサヤームは、2020年3月の「K'FESTA.3」で初参戦を果たし、当時のスーパーバンタム級王者・武居由樹と激突。判定負けしたものの卓越したテクニックを見せ付けた。当時17歳だったデンサヤームも現在20歳となり、身体が大きく成長。そのためスーパー・バンタム級からライト級まで3階級アップし、約2年振りにK-1に参戦する。
現在のコンディションは「だんだん良くなってきました。準備は整っています」と順調。日本で練習を積んでいる理由については「ゴンナパーさんのように日本で有名になりたいと思ったから」と説明。6月のK-1女子大会では同門のパヤーフォンがK-1女子アトム級王座に就いたが「パヤ―フォンとは12歳から同じジムでムエタイを習い、寝食を共にしてきた仲間です。僕も彼女に続いて日本で知名度のある選手になりたい」と刺激を受けている。
K-1ライト級は王者・朝久泰央、ゴンナパーら強豪選手が揃う激戦区。「前回はK-1ルールが初めてでしたが、1度経験して自分でもK-1ルールをだいぶ理解しました。(ルールに)合わせることも出来るようになっていると思います。(自分の武器は?)日本人と比べて蹴りが強いので、蹴りを武器に戦っていきたいです」とムエタイ仕込みの蹴りでライト級のトップを狙う。
K-1で戦う上での目標は「K-1のチャンピオンになること」。まずはライト級初戦の大沢戦に向けて「KO勝ちしたいし、絶対勝ちます。全力で戦います」と意気込んだ。2度目のK-1参戦となるデンサヤーム、入場から目が離せない。