前戦で敗れて以来、11ヵ月ぶりの復帰戦となる岩尾に対するは、バンタム級から階級アップして初戦の菊地。岩尾の圧倒的な攻撃力に、「気持ちで勝つ」という菊地。スーパー・バンタム級の今後を決めるセミ・メインの1試合目は果たしてどうなる?
1R、両者がスピードのある左ローを打ち合う。岩尾は時おりスイッチを交えながら、強いワンツーで飛び込む。だが菊地も巧みなディフェンスで有効打を許さない。岩尾が左ローを放つと、菊池がカウンターの右ストレートを一閃。これがモロにアゴを捉え岩尾がダウンを喫する。ダメージを見せない岩尾だが、まずは菊地がポイントを奪取した。
2R、フェイントを交えながら両者がローで牽制。手数は多くないものの、緊張感のある攻防が続く。圧をかけるのは岩尾だが、菊地もコンパクトなフックで迎撃。KO級のパンチが交錯するたびに大きな歓声が沸き上がる。その後も岩尾のフックと菊地のストレートが交錯。最後まで真剣で斬り合うような息を飲む展開が続いた。
3Rに入っても両者のスピードは衰えない。岩尾が素早いステップを使いながら飛び込むが、菊地が打ち合いの最中でカウンターの左フックをヒットさせる。残り1分のところで岩尾の右ストレートがヒットするが、菊地も粘りを見せ決定打は許さない。後半、手数で上回った岩尾だが、1Rのダウンが響き菊地が判定3-0で勝利した。