セミファイナル(第8試合)は、近藤拳成と塚本拓真が拳を交えるKrushスーパー・ライト級次期挑戦者決定戦。近藤は23年から3連続KO勝利。昨年5月には佐々木大蔵と大接戦を演じるも、惜しくも延長判定を落とした。対する塚本は粘り強さを信条とし、不可思や佐々木大蔵らトップファイターと鎬を削ってきた。常にトップで戦い続けたが、昨年5月にヴィトー・トファネリに敗れ戦線から離れた。両者とも9ヶ月ぶりの復帰戦に挑む。
1R、塚本が前進しワンツー、右ロー。ガードを高く上げる近藤は右カーフでけん制し、塚本の入りに左フックを合わせる。塚本の近距離の右ローに近藤が左ボディ。近藤が圧力を強めワンツー、右ボディストレート。塚本の打ち終わりに右ストレートを伸ばす。
2R、塚本の右ミドルに近藤は左ミドルで応戦。離れれば塚本がジャブから右ストレートを上下に散らし、近藤は距離を詰める塚本に左フックを合わせる。右ミドルを連打する塚本をコーナーに詰め、近藤が右ストレート。塚本の左右ストレート連打が近藤の顔面を捉え、近藤は応戦しながらも下がらされる。
3R、攻める塚本に、カウンター狙いの近藤。近藤がワンツーから左ミドルをまとめると、塚本は道ストレートを打ち下ろす。足を止めた右ストレートの打ち合いは、リーチに勝る塚本が優勢か。近藤のワンツー連打の合間に塚本の右ストレートがヒット。回転のいい塚本のパンチが近藤を捉え続けた。
判定は3-0で塚本。塚本が今年5月2日に稲垣柊が持つタイトルへ挑戦する権利を得た。
挑戦権を得た塚本はマイクを握り「前回の負けはいろいろ考えた。シルバーウルフには今一本もベルトがない。俺が5月に1本目のベルトを大宮司さんに届けたい。絶対にチャンピオンになります」とファンへメッセージを送った。