第6試合はKrush女子アトム級。紗依茄は23年4月、Kihoに勝利して以来のK-1 GROUPでの試合となる。末松は2月のK-1で女子アトム級王座決定トーナメントに抜擢を受け準優勝した。
1R、末松が開始から前に出て紗依茄を追い詰める。紗依茄はストレート、左フックを振るって出るが、末松はプレッシャーを緩めない。ジャブで遠ざけんとする紗依茄だが、末松はその合間に左フック、右ストレートを繰り出し当てる。コーナー際から出られない紗依茄。
2Rも末松が紗依茄にロープ・コーナーを背負わせ攻める。こから出んとする紗依茄だが、末松はそこに左フックをカウンター。カーフを入れた末松はそこからワンツーでパンチを顔に集める。そして右ストレートで紗依茄を打ち抜きダウンを奪う。ラウンド最後も左フックと右ストレートで紗依茄を攻めて終える。
3R、紗依茄はコーナーを背負うも前蹴り、ハイと伸びのある蹴り。だが末松はやはりプレッシャーを掛けて紗依茄をコーナーに詰め、顔とボディにパンチを打ち分け、左フックでダウンを奪取。立ち上がる紗依茄だが末松は左ボディ、右ストレートでラウンド2度目のダウンを与えKO勝利した。
勝利した末松は「追い込みも減量もほんとにシンドかったんですけど、おかげで勝つことができました。今年中に松谷選手にリベンジして必ずK-1チャンピオンになるので、これからも頑張るので応援お願いします」とアピールした。