プレリミナリーファイトは岩上行統vs倉田大珠のKrushフェザー級の一戦だ。岩上は第66回K-1アマチュア チャレンジAクラス -60kg優勝の実績を引っ提げて昨年の12.24K-1代々木大会でプロデビュー。プレリミナリーファイトで大地にKO負けを喫しているが、今回のプロ2戦目で初勝利を目指す。対する倉田は朝久道場 KING TEAM KURATA所属の弱冠15歳。今回がプロデビュー戦となるが、初勝利をもぎ取ることができるか?
1R、まずは倉田が前蹴りで先制。そこからローキックを出していく。パンチが交錯した後、岩上もローキックを打っていく。ならばと倉田がパンチを打ちながら前に出てプレッシャーをかける。しかし、岩上もパンチで逆襲。コーナーで右のボディブローを入れて動きを止めると、倉田をコーナーに追い詰めてパンチを連打。右のパンチが炸裂しダウンを奪う。
2R、まずは岩上がローキック。倉田も左のハイキックを放っていく。岩上は前に出てパンチの連打。これを倉田はクリンチでしのぐ。ジリジリとプレッシャーをかける岩上はロープ際に追い詰めてパンチを連打。これをしのいだ倉田をさらにロープ際に追い詰めていく。岩上は右のフックを当ててみせる。
3R、倉田がプレッシャーをかけてパンチの連打。これに対して岩上もパンチで前に出たところでバッティングが起きてしまう。ここで試合は一時中断だ。再開後、岩上は右のハイキック。さらにジリジリと岩上がプレッシャーをかけていくと、倉田も回り込んでいく。お互いパンチを打ち合うも決定打にはならず。判定に持ち込まれ30-27、30-27、30-28の3-0で、1Rにダウンを奪った岩上の勝利となった。岩上は嬉しいプロ初勝利だ。