第5試合の有馬大翔vs海凪は当初、第5代Krushフライ級王座決定トーナメント・一回戦の第3試合として行なわれる予定だったが、有馬が計量で規定体重をクリアできず。そのためトーナメントは海凪の勝ち上がりが確定。そして協議の結果、この試合は条件付きのワンマッチとして行なわれることになった。有馬は1Rは1点減点でスタート。ファイトマネーは20%没収で、その分は海凪のファイトマネーに加算される。また本来ならグローブハンデをつけるところだが、海凪サイドの要望でなしに。両者とも6オンスのグローブで試合を行なう。そして海凪が勝った場合以外は規定により無効試合となる。
1R、まずは海凪がプレッシャーをかけていく。それに対して有馬はサイドキックで距離を取ろうとする。だが、前に出る海凪はボディにパンチを連打。有馬にプレッシャーをかけていく。さらに有馬をロープに追い詰めてパンチを連打。有馬も押し返すが、海凪はボディブローから顔面にもパンチをヒットさせていく。
2R、パンチを繰り出していく海凪。有馬をコーナー付近に追い込んでパンチを連打。さらにヒザ蹴りも繰り出していく。海凪はヒザ蹴りを打ちつつ、ボディブロー。有馬もカーフキックで応戦するが、海凪は下がらない。接近すると左右のボディブロー。さらにヒザ蹴りで追撃だ。終了間際には顔面にパンチをヒットさせる。
3R、有馬が近い距離から顔面にパンチを連打。さらにボディブローを打ち込んでいく。ここで有馬の右のインローがローブローとなり、試合は一時中断。再開後、やはり海凪が強いプレッシャーをかける。有馬もカーフキックで応戦するが、海凪は止まらない。左右のパンチからボディブローを繰り出し、左のヒザ蹴り2連発。有馬もヒザ蹴りを繰り出していくが、海凪もパンチで返していく。試合は判定となり、30-28、30-27、30-27の3-0で海凪の勝利となった。