プレリミナリーファイト第1試合は小島卓也vs太田黎のKrushスーパー・バンタム級。33歳の小島に対して、太田は2002年生まれの22歳と、11歳の年齢差のある対戦だ。K-1カレッジ2022
-55kg王者の太田は昨年にプロデビューして、2戦0勝2敗という戦績。待望の初勝利を掴むことはできるか?
1R、まずはお互いにローキックを打ったところからスタート。太田の左のストレートが当たり、さらに左のジャブからフックを当てていく。さらにパンチを連打していく太田。小島をロープに追い込んでいく。小島もローキックで反撃するが、太田は前蹴りで距離を取って前に出る。小島も負けじと前に出ながらローキックを打ち、さらにパンチを連打。太田の左右のパンチが当たるが、小島も下がらない。
2R、まず小島が前に出て左フック。だが、太田も下がらずにパンチの打ち合いだ。両者、接近した状態で打ち合うが、太田の前蹴りが当たって小島がバランスを崩す。ここで太田が突っ込んでいってラッシュだ。これをしのいだ小島。太田は前蹴りを放ちながらジャブを繰り出し、小島をコーナーに追い詰めていく。小島はこれを脱出し、接近戦からパンチで反撃。だが、太田も再びロープに追い詰めパンチの連打だ。しぶとい小島もローキックを打ちながら、パンチを放って下がらない。
3R、いきなりパンチの打ち合いとなるが、一旦距離を取って太田は前蹴り。ここで太田のパンチが当たり小島がバランスを崩すと、ラッシュを仕掛ける。しかし、小島もすぐさま立て直して倒れない。両者、接近した状態でパンチの打ち合い。これを突き放した太田は左のハイキック。だが、小島もしっかりガード。そして、再びパンチの打ち合いだ。太田は右の前蹴り、左のハイキックのコンビネーション。お互いに最後まで接近した状態で打ち合う中、小島の右フックもヒットする。しかし、ゴングが鳴って試合終了。判定となり、30-30、30-29、30-28の2-0で太田の勝利となった。太田は嬉しいプロ初勝利だ。