プレリミナリーファイト第2試合は西林翔平vs菊地海斗のKrushフライ級の一戦。西林は初代KPKBバンタム級王者の実績を持ち、Krush本戦のリングに上がった経験もあるが、2勝7敗1分と黒星先行という状況だ。一方の菊地は昨年デビューしたばかりの18歳で、2戦2勝。無敗記録を伸ばすことができるか?
1R、まずは西林が左のフックを当てる。さらにパンチを繰り出しながら前に出る。これに対して、冷静な菊地。西林がパンチを連打して入ってくると、逆にパンチの連打でやり返していく。菊地は右のローキック。続けて左のフックからパンチの連打だ。しかし、西林もよろめきながらも倒れない。ならばと下がりながら菊地は右のローキック。前に出てくる西林に右のヒザ蹴りを顔面に叩き込むと、ぐらついたところを一気にロープに追い込んでパンチの連打だ。ここもなんとかこらえた西林。バックブローを繰り出し、ローキックも放っていく。
2R、ゴングと同時に前に出る西林。菊地は左のパンチを入れて、下がりながらもパンチを当てていく。西林のローキックでスリップした菊地。しかし、立ち上がると右のカーフキックを入れて、西林からダウンを奪う。立ち上がってきた西林が前に出てくると、パンチからカーフキックで2度目のダウンを奪取だ。それでも立ち上がって前に出てくる西林に対して、菊地は冷静にカーフキックなどを入れてさばいていく。さらに右のカーフキックを入れた菊地。それでも前に出る西林だが、コーナーに追い込まれながらも冷静にやり返していく。
3R、ここも前に出る西林。細かくパンチを入れていく。ならばと菊地は左のフック。さらに左のフックを入れると、西林の動きも少し止まる。それでも反撃に出る西林。これに対して菊地はヒザ蹴りを繰り出すと、下がりながらのパンチの連打。西林はそれでも前に出て右のパンチを当てる。残り10秒になると西林はパンチで前進。菊地もカウンターでパンチを入れるが、ここで試合終了。判定となり、29-26、30-26、30-25の3-0で菊地が勝利を手にした。