第2試合は女子の-55kg契約のワンマッチ、麻央vs小澤聡子だ。今年の1.28「Krush.157」で池内紀子に敗れて、Krush女子フライ級王座を取り逃がした麻央にとっては再起戦。この麻央を、40戦のキャリアを持つ40歳のベテラン・小澤はどう対抗するか?
1R、パンチを繰り出しながら前に出る小澤。これに対して、麻央もパンチをラッシュして対抗だ。小澤は一度距離を取って前蹴り。そしてパンチとローキックで前に出ていく。麻央はこれを冷静にパンチのレンだとミドルキックで迎撃。右のストレートを当てていく。さらに麻央は右のボディブロー。だが、怯まない小澤はパンチを打ちながら前に出る。それに対して、麻央はロープ際に追い詰めてパンチを連打。だが、それでも小澤は声を出しながら、気合いを込めて前に出る。
2R、距離を詰めようとする小澤に対し、麻央はパンチとミドルキックで対抗。右のミドルキックを連発すると、左のカーフキックだ。小澤もローキックを打ちながら前に出て、前蹴りを放つ。これを麻央はパンチでやり返し、右のミドルキック。さらに左のミドルキック、前蹴りを入れていく。続いてバックブローを入れるとパンチの連打。それでも小澤は倒れない。そこに麻央はコーナーに追い詰めて、パンチとキックを連打する。これをしのいだ小澤はローキックで再び前進だ。前に出る小澤はパンチ、そしてローキック。これを麻央はパンチとミドルキックでやり返したところで、ラウンド終了だ。
3R、麻央のパンチを食らいながらも前に出る小澤。麻央も冷静にミドルキックを入れて対抗する。前進を止めない小澤は左のヒザを叩き込み、ローキックも入れていく。そして気合いを入れてパンチを連発。だが、麻央は前蹴り、ローキック、パンチを的確に入れていく。それでも前進を続ける小澤。麻央はそのたびにパンチを入れていく。しかし、小澤はローキックとパンチで前進だ。さらにヒザ蹴りも入れていくが、麻央も突き放そうとする。ここで試合終了。判定は30-28、30-28、30-27で3-0となり、麻央が再起戦を勝利で飾ったのだった。