第3試合は覇家斗と立基が激突するKrushスーパー・フェザー級ワンマッチ。覇家斗は網膜剝離からの再起を果たしK-1 GROUPに復帰。再起戦となった22年9月の國枝悠太戦はアグレッシブファイトで会場を沸かすもKO負け。この試合で現役引退を表明している。対する立基はK-1 GROUPでキャリアを積み重ねる生え抜き。今年4月の敗戦から早くも再起戦に挑む。
1R、リング中央の覇家斗を軸に回る立基。ガードを固める立基へ覇家斗が左右フック、右ローの強打を叩き込む。立基は前に出る覇家斗へ左ジャブ。覇家斗が右カーフを見せると、立基も覇家斗の入り際に右カーフを合わせる。
2R、右ストレートの打ち合いで覇家斗がややぐらつく。立基が右テンカオで覇家斗をコーナーに詰めると、覇家斗もテンカオで立基を押し返す。徐々に圧力を強める立基へ覇家斗がワンツー。立基はワンツーで距離を詰め、ガードを固める覇家斗へ右カーフを叩き込む。
3R、覇家斗コールを背に受ける覇家斗が前進し左ボディ。ガードを固める立基は右カーフからワンツー、右ヒザと攻撃を繋げていく。頭から押し込む立基がロープ際で覇家斗に右フックを直撃。覇家斗の右ストレートにカウンターとなるワンツーを直撃し覇家斗からダウンを奪う。終了直前に覇家斗が度重なるキャッチに対し減点。再開後に立基が右飛びヒザ蹴りを浴びせたところで試合終了のゴングを向かえた。
判定は3-0で立基の勝利。試合終了直前にダウンを奪った立基が引退の覇家斗へ引導を渡した。