match result

試合結果

第12試合/K-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント・準決勝(2)/3分3R・延長1R

    所属ジム
    チーム未完
    TEAM ŌTA
    戦歴
    28戦 21勝(11KO) 7敗 0分
    22戦 20勝(12KO) 2敗 0分
    生年月日
    1986.6.23
    1991.2.22
    身長・体重
    183cm ・ 0.0kg
    186cm ・ 90.0kg
    ファイトスタイル
    オーソドックス
    オーソドックス
    出身地
    大阪府大阪市
    イラン・カラジ
    SNS

review

試合レビュー

 準決勝・第2試合は一回戦で坂本英則を2RKOで下した京太郎と、一回戦最短となる1分28秒のKOでK-Jeeを下したマハムード・サッタリが激突。

 1R、サッタリの右ローからスタート。続いてサッタリは後ろ回し蹴りを放つが、京太郎は当てさせない。そしてサッタリにカーフキック(膝から下・ふくらはぎを蹴るローキック)を入れていく。サッタリはボディストレートを入れるが、京太郎は次第に前へ出て圧力を掛けていく。サッタリはしかし高速スピンキック、右スイングフックと放つが、京太郎すんでのところでかわす。

 2R、サッタリは中央からステップインして左フックを放つが、京太郎はよく見てクリーンヒットさせない。スイングフック、ハイキックと放つサッタリだが、京太郎はやはりよく見て当てさせない。体格差で圧力をかけてサッタリを消耗させる京太郎。

 3R、サッタリはジャブを放ってヒット。京太郎もジャブを返す。サッタリは右クロス、左フックと放つが、京太郎は前に出て圧力を掛け、左フックのカウンターでサッタリをとらえる。コーナーを背にしたサッタリだが、右ストレートから返しの左フックを京太郎に好打。京太郎が連打で来ても、サッタリは足を使って横に逃れる。判定は29-29、30-28、30-28の2-0でサッタリ。決勝進出を決めた。

■試合後の京太郎のコメント
「(試合の感想は?)負けた選手が喋ることはないですけど、本当は石井選手が棄権した時点でね、僕のための試合のようなものなんでね、勝たなきゃいけなかったですし、優勝しないといけないような試合でしたけど、K-1に戻ってきてK-1ルールにフィットしていないような部分もあった。

 本当は今思えば打ち合いにいかないといけないような試合だったのかもしれないけど、やっぱりまだボクシングのくせというか、10ラウンド、ラウンドごとに計算してしまう癖があって、打ち合いにいけば勝てたかもしれないけど…というところはあります。自分の中で去年から今年に入って試合までの道のりというか過程は、これからの人生の中ですごく成長できる部分があったので、すごく良かったんですけど。結果は決勝の舞台に上がれなかったので、まだまだ人生厳しいなと思いますけど、まあこんなもんかなと。

 ここより上というか、気持ち的には難しい部分もあるし、ある程度自分の中でやりきった部分はあったので、まあこんなもんかなと。そんな感じで考えています。すっきりしています。別にそのこの先どうこうだからというところではなくて、この試合を終えてすっきりしているので、こんなもんかなと。そんな感じです。

(相手の印象は?)駆け引きが上手かったなと。向こうの方が。一発一発やってきて蹴りも蹴ってきたので。でもスタミナ切れてたので延長いけるかなと思ったんですけど、1・2ラウンドの僕の印象が悪かった。結果的に。まあ1・2ラウンドどうこうで延長あるかなと思っている時点でK-1に出るのが難しいかなという感じもしますけど、フィットしきれない部分があって。まあまあ自分の負けは間違いないので。誰のせいでもないし、自分のせいです。はい。

(途中から切り替えて打ち合いにいくことが難しかった?)打ち合うということ自体が、頭の中に常に。ボクシングの時からラウンド数を計算して。ボクシングは打ち合うとかないんで、計算してやっているところがすごくあるんですね。1ラウンド終わったら10-9、2ラウンドはこうで延長いけるだろうみたいな計算をしてしまう癖があるので、本当はそういうことではなく、ポイントとかではなく、勝ち負け、打ち合うというのがK-1にとっていいことだと思う。それは前回も一緒なんですけど、そこはまた、すごくいい練習もできたしスタミナも残っていたし、効いた部分もなかったので、そうなってくると僕の弱い部分が。まあまあ、そうですね、負けた結果がそうなんです。

(K-1に向けての取り組みを考える?)ここで引退とかは無いですけど。無いといったらおかしいですけど、19、20歳から16年やってきたので、自分のなかでよくここまでこんな感じでやってこれたなというのはあるので、初めてすっきりした。終わって。勝っても負けても終わってすっきりしたなというのがあって。昔のK-1出ていたときにはもっとスコーンといけたんだけれども、まだそこらへんは戸惑いがあったんでしょうね。だと思います。

(ファンの方へメッセージを)僕が言えることはないですけど、K-1という素晴らしい舞台でこのメインのトーナメントができてすごく気持ちよかったので、人生諦めずにこれまでやってきてよかったなと思います。ありがとうございました」

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動画

試合情報

BRAND
大会名
2022年4月3日(日)K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~K’FESTA.5~
日程
2022年04月03日(日)
会場
国立代々木競技場 第一体育館
選手
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